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西銘大臣記者会見録[令和4年3月15日]

令和4年3月15日(火)16:30~16:35 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 冒頭、沖縄担当大臣としてご報告いたします。先週3月9日、日本郵便から沖縄復帰50周年に関する記念切手について、デザイン等の発表が行われました。向こうの掲示板に見えているとおりでありますが、この記念切手は沖縄を代表する染色の一つである紅型(びんがた)をイメージしたイラストで、沖縄の歴史や魅力、可能性を象徴する題材を表現しています。

 具体的には、沖縄の特産品として左の上のほうからゴーヤ、そしてその下のほうに行きまして、同じ絵柄でアカジン、イラブチャーというのは両方魚であります。泡盛、抱瓶(だちびん)が入っていますので、ゴーヤとアカジンとイラブチャーと抱瓶。2点目は、文化芸能として獅子舞、エイサー。左側から2番目の獅子舞、エイサーであります。3番目は、歴史として首里城正殿。復活に取り組んでいる首里城正殿です。4点目、自然としてヤンバルクイナ、デイゴ。県花であります、県の花。アカバナでハイビスカス。アカバナと言っています。5点目、一番右端のほうは、沖縄振興として美ら海水族館のジンベイザメ、また、宮古島と伊良部島を架けた伊良部大橋、那覇空港の第2滑走路等を象徴する航空機。これら5種類のものになって、それらを題材としたイラストにより沖縄の歴史や魅力、可能性を表現しています。

 この記念切手は、5月15日の復帰の日に合わせて、5月13日金曜日からの発売開始を予定しています。

 詳細につきましては事務方にお尋ねください。

 私からは以上であります。

 

 

2.質疑応答

(問)大臣、先日出演されましたNHKの番組で、福島県の内堀知事から帰還困難区域の特定復興再生拠点区域外について、改めて除染や家屋解体を含めた再生に責任を持って取り組むよう要請があったことと思います。知事の言葉を直接受け止められまして、どのように改めて感じていらっしゃるのか、お願いします。

(答)12日、葛尾村を視察しまして、拠点外の地域の小出谷地区、そして拠点区域の野行地区の現場を見させていただきました。

 村長さん、議長さんの案内で現場を見させていただきましたが、拠点外の区域は、職員の方が器械を持っていまして、4.5μSv/h、そして野行地区のほうは0.2μSv/h。現場を見ても、拠点外の地域は確かに時間がかかるなという思いも現場を見て感じました。

 今お尋ねの討論の中で内堀知事さんは、国の方針の20年代をかけて拠点外の区域の方々から地元自治体と連携してアンケートを聞いて、それからしっかり対応していってほしいということを、そこまできたことは評価しているというお話がありました。

 拠点外の区域についても、避難指示解除に向けて政府としても全力で取り組んでいくという方針に揺らぎはないということも私の方から申し上げたところであります。中長期的に時間がかかるであろう地域も、しっかり取り組んでいかなければいけないという思いでの話でありました。

(問)話題はちょっと変わるのですが、12日、沖縄県の伊江村の伊江島空港のほうで、NPO法人が運営する民間の救急航空機の墜落事故がありました。訓練中だったということで、パイロット2人が死亡した事故だったんですけれども、改めて受け止めをお願いします。

(答)本件事故でお亡くなりになられたお二方のご冥福を心からお祈りするとともに、ご遺族の方には謹んでお悔やみを申し上げます。

 お尋ねの件につきましては、12日土曜日の12時50分ごろ、伊江島空港敷地内において、NPO法人メッシュ・サポートの航空機が操縦士の離着陸訓練を行っていた際に機体が墜落し、操縦士2名の方が亡くなられたものと承知しております。

 現在、国土交通省の運輸安全委員会において本件事故に係る調査が行われております。まずはこちらの状況を注視してまいりたいと思っております。


(以  上)

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