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西銘大臣記者会見録[令和4年3月4日]

令和4年3月4日(金)9:40~9:47 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 私からは3点あります。

 1点目は、5日、明日です。東京都内におきまして、福島県から避難されている方々とお会いする予定です。福島県等から東京都等に県外避難されている方々が多数いらっしゃることは存じておりますが、かねてからお話を伺いたいと考えておりました。今般、東京都等に避難されている方々の生活の状況や思いを、今後の復興政策に生かすため、お話を伺う場を設定いたしました。結果につきましては、来週火曜日の会見でご報告をさせていただく予定であります。

 次に、2点目ですけれども、福島国際研究教育機構の具体化に向けた取組に関連しまして、明後日、3月6日日曜日、東京大学アイソトープ総合センターを訪問いたします。同センターでは、放射線科学に関する先端的な研究開発や、原子力被災地域に対する支援などを行っております。当日は、同センターの施設設備等について視察を行います。また、視察後、東京大学の教職員の皆様と意見交換を行う予定であります。

 3点目でありますが、母子避難者等に対する高速道路の無料措置について、来年3月31日まで1年間延長することとしました。本措置は、避難されている方々にとって重要な支援策の一つと認識をしております。母子避難等により、離れて暮らすご家族の再会のために、引き続きご活用いただきたいと思います。なお、避難元市町村から利用者の皆様へ、利用資格を確認の上、順次、令和4年度用の新しい証明書が郵送されますので、併せてお知らせいたします。詳細につきましては、事務方にお問い合わせください。

 私からは以上であります。

 

2.質疑応答

(問)冒頭ご報告いただきました明日の避難者の方との面会なんですけれども、だいたい何人ぐらいの方とお会いになられる予定なのかというのを伺いたいのと、あと、生活の状況などを確認したいとのことですが、大臣として特にこういうことを聞きてみたいという、確認したいことは特にどういう状況かというのを、まず把握したいというふうにお考えかというのを伺えますでしょうか。

(答)福島から避難している方々、明日の意見交換には11名ぐらいのご参加を予定しております。こういうコロナ禍の下ですので、コロナ対策を徹底しながらお話を聞こうという場になろうかと思っております。

 そろそろ丸11年の日を迎えようとしておりますので、11年経って避難している方々の率直な声といいますか、それをお聞きしながら、施策に反映できたらいいなという思いで、明日の避難者との意見交換の場を想定しているところであります。

 避難者のプライバシーもあるので、すぐにその場での記者会見はなく、週明けのこの場になるかと思いますが、事務的な対応は週明けにできると思っております。

(問)同じく、冒頭発言の2点目になります、明後日の東京大学アイソトープ総合センターの視察についてお伺いいたします。

 こちらのセンターは、福島県広野町になる被災自治体と、かねてから連携をしておりまして、今般、政府として検討しております福島国際研究教育機構との連携におきまして、どのようなところを期待されているのかというのをお聞かせください。

(答)この東京大学のアイソトープ総合センターは、放射線科学に関する先端的な研究開発や原子力被災地域に対する、今お話の支援などを行っている研究施設であります。新たに設立する福島国際研究教育機構においても、5つの研究分野の1つとして、放射線科学に関する様々な研究開発を総合的に実施することとしております。このアイソトープ総合センターの取組も大いに参考になるものと考えております。今年度内の基本構想の策定に向けて、機構の研究内容の具体化等に係る検討を進めてまいりたいと考えております。

 その意味では、私はアイソトープとか、あまりその辺の科学的な知識は詳しくはないんですけれども、日曜日の視察は、興味を持って意見交換もしたいと思っております。


(以  上)

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