1.発言要旨
復興庁は今月、5月の19日(月)から24日(土)までの6日間、2025年大阪・関西万博EXPOメッセの会場におきまして復興庁万博テーマウィーク展示を開始いたします。
初日の19日、荒川静香復興PRアンバサダーや福島県、宮城県、岩手県の知事などをお招きしてオープニングのセレモニーを開催いたします。国会等諸般の状況が許せば私も出席をする予定です。
詳細は事務方にお問い合わせをいただきたいと存じます。以上です。
2.質疑応答
(問)国連防災機関が主催するアジア太平洋防災閣僚級会議が2027年秋に仙台市で開催されるとの発表がありました。東日本大震災の知見や教訓を発信する機会にもなると思いますが、復興庁としてはどのように取り組んでいかれるかお考えをお聞かせください。
(答)東日本大震災で得られた知見や教訓を国内外に広く伝えていく極めて重要な機会であると考えております。
私の個人的なことを申し上げますが、二階俊博先生から、前回の2015年に仙台で開催された国連防災世界会議、これが開かれた時に初めて世界中の皆さんに、津波に対する被災した時の対応を含め、全世界が一致協力してこうしたことに取り組んでいこうということを言われて、そして最終的には国連で、1国の1人の政治家が提案して言ったことではありましたけれども、当時、確か私の記憶では142か国が共同提案をし、満場一致でこれを決めることができた。
日本国としてもすごい仕事をしたわけなんですけれども、そうした記憶のある中で今般、復興大臣を拝命した私といたしましては、復興庁としても2025年の大阪・関西万博など各種の国際会議等の機会を捉えて情報発信を行ってまいりたいと考えております。
また、2027年の秋に仙台で開催されるアジア太平洋防災閣僚級会議については、5月の9日の閣僚懇談会で坂井防災担当大臣より協力の呼びかけもございました。東日本大震災の教訓を共有する重要な機会であり、復興庁としてもしっかりと協力してまいりたいと考えております。
私からは以上です。
(問)冒頭にありました関西万博のテーマウィークについてお伺いします。これから被災地への誘客というのが大きなテーマになってくるかと思いますが、大臣の意気込みを改めてお聞かせください。
(答)もう何度も申し上げておりますが、大阪・関西万博は避難者の方々を含め多くの方々に、この機会を使って、万博を通じて被災地まで足を運んでいただけるように、被災地の復興しつつあるその姿を、そのまた魅力をしっかりと発信するまたとない機会であると考えてこれを実施してまいります。
テーマウィークの展示では、被災地への誘客を促すメッセージ、これは旅行の会社ですとか、あるいは鉄道の会社ですとか、こうした皆さんにも御協力をいただくべくお話をさせていただいております。
それから被災地の食品、水産品の試食でございます。ここにいるあなたもそこに来て召し上がっていただいて、おいしかったと書いていただけるとありがたいなと思います。
それから、被災地の高校生や大学生が地元お薦めのスポットを紹介する展示などもさせていただいております。
こうしたことに取り組んでまいりますが、多くの方々に被災地まで興味を持って、そしてお休みの期間でも、是非この福島、宮城、岩手県に足を運んでいただけるようにさせていただければありがたなと、そう思ってこれに取り組んでまいります。よろしくお願いします。
(以 上)
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