1.発言要旨
浪江町から申請がありました特定帰還居住区域復興再生計画の変更について、本日3月18日、認定をさせていただきました。また、今回の変更は、住民の皆様の帰還の御意向を踏まえて、区域を追加するものとなります。また、南相馬市から申請がありました特定帰還居住区域復興再生計画について、同日、新たに認定をさせていただきました。
今回の追加された区域を含めて、御帰還を希望されている住民の方々全員の一日も早い帰還を目指して、引き続き、認定した計画に基づきまして、関係省庁と連携をさせていただきながら、除染をはじめとする避難指示解除に向けた取組をしっかりと進めてまいりたいと考えております。
詳細は事務方のほうにお尋ねをいただければと思います。
2.質疑応答
(問)冒頭の特定帰還居住区域の拡大及び新規認定についてお尋ねいたします。冒頭発言の中でも、一日も早い帰還を目指すという趣旨をおっしゃられましたが、特に南相馬については、これで新たに認定されると5例目ということになりまして、浪江町のほうも大きく拡大するという認識でおりますもので、また復興に向けて一歩近づいたのかなというふうに感じております。そうした5例目及び大きく拡大したというところについて、もう一言頂ければと思います。お願いいたします。
(答)浪江町においては、昨年1月に計画の認定を行わせていただいて、そして昨年の6月には環境省による除染等が開始されるなど、特定帰還居住区域における避難指示解除に向けた取組が始まりましたところでございます。
また、南相馬市におきましては、今回新たに計画の認定を行うものでありますが、今回の計画の認定は、帰還の御意向を頂いている住民の御帰還に向けた一歩として、復興・再生を一層進めていくものでもあると考えておりますが、南相馬市というのは、皆さん御案内のとおり、ロボットのテスティングをする場所の隣に製造過程をつくって、工場も立地をしていっております。そういう意味では、新しい経済がスタートする地点でもあるわけでして、そうしたところでこうしたことが起こっていくということは、やはりなりわい、働く場、そして教育、あるいは医療、そうしたものも含めてどんどん充実をさせていくことによって、さらにまた発展していただけるようにすることができるのかなというふうに希望を持って、我々も支援をしてまいりたいというふうに考えております。
今回認定させていただいた区域も含めまして、とにかく御帰還を希望されている住民の方々、又、新たに移住を希望していただけるようなそんな皆様、全員のできるだけ早い御帰還と言いましょうか、着いていただくというか、除染等インフラ整備など、避難指示解除に向けた様々な取組をしっかりと応援してまいりたいなというふうに思っております。
(以 上)
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