1.発言要旨
冒頭発言なし
2.質疑応答
(問)IAEAのモニタリング調査についてお尋ねいたします。
先週の金曜日に、モニタリング調査で中国を含む各国が、初めて原発構内から処理水のタンク内というか、原発構内から処理水のサンプルを採取いたしまして、中国の日本産海産物の輸入の前提となる調査でありまして、また原発に関する風評払拭の第一歩、一つ、中国に対して第一歩になる話かなというふうに感じております。大臣の御所見をお願いいたします。
(答)2月19日から21日にかけて、国際原子力機関(IAEA)関係者並びに中国、韓国、スイス、フランスの各分析機関の関係者が来日をされ、IAEAの枠組みの下での追加的モニタリングが実施されたと承知をいたしております。
我が国といたしましては、日中首脳、外相間の間で確認させていただいたとおり、昨年の9月の日中両政府による発表をしっかり実施していくことが重要であり、我が国としては引き続き中国側に対し、日本産水産物の輸入再開を早期に実現させていただけるよう求めてまいりたいという姿勢でございます。
(問)ありがとうございます。
(問)除染土について伺います。
昨日、福島県で行われた協議会の後に双葉町の伊澤町長が報道陣に対して、私見だとした上で、町内での除染土の受入れについて検討する必要があるというふうに述べましたけど、こうした意見の表明が福島県内の自治体ではこれまでなかったとは思うんですけれども、大臣の受け止めについて改めてお伺いします。
(答)双葉町の伊澤さんの御発言につきましては、御心配をされておられるんだなあということを承知いたしておりますが、詳しくお話を伺ったわけでもありませんので、私のほうからコメントをさせていただくことは差し控えさせていただこうと思います。
ただ、政府としては、除去土壌の再生利用について、昨年12月に閣僚級の「福島県内除去土壌等の県外最終処分の実現に向けた再生利用等推進会議」を開催させていただいたところでありまして、再生利用先の創出に向けては、科学的知見の下で、取組の安全性、必要性に関する情報発信を通じ、国民の皆様方の理解醸成につなげることが必要であり、復興庁としても環境省をはじめとする関係省庁と連携をしてリスクコミュニケーションに取り組んでまいりたいと思います。
以上です。
(問)ありがとうございます。
(以 上)
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