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伊藤復興大臣記者会見録[令和7年1月28日]

令和7年1月28日(火)9:37~9:41 於)衆議院本会議場 中庭側

1.発言要旨 

 冒頭発言なし

 

2.質疑応答
(問)原発被災地の帰還意向調査についてお尋ねいたします。先日、双葉町の意向調査のほうで、「双葉町のほうに戻りたい」、もしくは「もう戻っている」というふうに答えられた方が2013年以降、過去最大ということになりまして、併せて、双葉町に限らず帰還意向調査をした自治体さんでは、傾向ではあるのですが、特に若い人が「もう戻らないと決めている」という割合が減っていて、「どうするか決めかねている」というふうな回答が多くなっています。

 これは、比較的帰還志向の高まりなんかを表しているものじゃないかなというふうに、個人的に取材などを通じて感じているんですけれども、大臣の所見があればお聞かせください。

(答)今年度の双葉町の住民意向調査に関しましては、昨年度の調査に比較すると、特に29歳以下について「戻らないと決めている」と回答した割合が低下する傾向があったということについての御質問だったと思います。

 現在、詳細な分析を行っており、確たることを申し上げられませんけれども、私も現地に何度か行かせていただいて、実際に皆さんも御覧になっていると思いますが、なりわいづくりで中野地区の復興産業拠点における企業立地、これは相当進んできたと思いますし、我々が昼御飯を食べさせてもらった浅野撚糸さんの工場だとか、夢いっぱいで立派なものが次々できているということですし、駅前のところも、たくさん事業がスタートしていますよね。今年も小売店舗や飲食店が出来上がっていくということで、次々こうしたものが出来上がってきているということで、各種生活環境の整備が進んでいることを感じ取っていただいている人も多くなってきたのかなと。

 そしてまた、新たな企業が進出するということによって、働く場が整備されつつあるということについても考慮されているのではないかと。こうしたことが背景にあるのではないかと思います。

 ただ、まだまだ考えておられる人たちがおられると思いますので、私たちとしては、引き続き被災者の皆さんに寄り添いながら、双葉町をはじめ、被災地の復興に努めてまいらなければいけないなということを改めて心に強く思ったところでございます。

 

(以 上)

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