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伊藤復興大臣記者会見録[令和7年1月17日]

令和7年1月17日(金)14:30~14:37 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨 

 冒頭発言なし

 

2.質疑応答

(問)昨日までの視察についてお尋ねいたします。

 視察の中で、ロボットテストフィールドのほうを見られたということになるかと思うんですけれども、そこの視察を受けての所感というところと、併せて、いわゆる4月をもってロボットテストフィールドがエフレイと一緒になるというところを受けて、エフレイの活用ということは基本方針の今後の課題というところでも年末に言及されているところでして、今後の活用及び、そういう発展的なものについてのビジョンについて大臣が持たれているものがありましたら、お願いいたします。

(答)御案内のとおり、福島のロボットテストフィールドで視察をさせていただきました。当日、実際に行われておりました研究開発、実証の現場を視察させていただくことなどをさせていただきました。

 大変驚きましたのは、月面探査に向けて会津大学さんの入っておられる実証の現場を拝見させていただきました。ちょうど月面とよく似た砂地があるということで、そんなことができるんだなあということを感心して見せていただいたところでございます。

 このようなロボテス発の研究開発や実証の取り組みが、新たな産業集積を促し、そしてまた福島浜通り地域等の復興につながることを期待しているところでございます。

 ロボテスのエフレイへの統合については、昨年6月に福島県とエフレイの間で締結された基本合意の内容を踏まえて、現在、関係者間で統合に向けた準備を進めていると承知をしております。

 統合後は、ロボテスのこれまでの機能及び成果をエフレイが継承しつつ、そこにロボット分野を中心とするエフレイの研究開発等に関する機能が付加されることになるわけであります。それにより、ロボテスの更なる発展・活用につながるとともに、エフレイの研究開発のみならず、その成果を生かした産業化の取組が加速化していくことを期待してやみません。

 令和7年4月の統合に向けた準備が円滑に進められるよう、引き続き復興庁としても福島県及びエフレイをサポートしていきたいと考えております。

 以上です。

(問)ありがとうございます。お話しいただける範囲で結構なんですけれども、エフレイとロボテスの統合というところの相乗効果のお話を今少しされたと思うんですけれども、特にエフレイというものについて期待されている成果というところ、大臣個人の所感というところもあるかもしれないんですけど、お話しいただける範囲でいただければと思います。

(答)まず、ロボテスの現場というところを御覧になると分かるんですけれども、隣に産業団地が出来上がっております。そしてまた、そこで開発されて実験が済んだものを製品化させようという企業が立地をして、それも1社や2社じゃないんです。それが産業化につながる実証だと思います。

 それは、つまりはエフレイというところで知恵を集め、研究開発をし、それが形になって出てくるということで、世の中に役に立っていく、そういうものが次々生み出されていくことというのは、そこで勉強してくださる学生諸君にとっても、先生方にとっても、そしてまた併せて立地をする福島県の企業にとっても、みんなうまく収まっていく未来が築けるという意味で、私は大変いいことだなあというふうに思っている次第です。

 先ほど月面と言いましたけど、これはアルテミス計画にもつながっていく極めて重大なところですので、絶対に応援していきたいなというふうに思います。

(問)ありがとうございます。もう一点だけお願いします。

 おっしゃるように、みんなうまくというところで私も共感しているところなんですけれども、一つ、福島に優れた研究者の方々を集めていくというのは大きな課題になるのかなというふうに感じているところもありまして、そこに向けてどうやったら人を集めていけるかというところで、大臣の中でアイデアのようなものがもしあけば、いただけないでしょうか。

(答)今すぐ、これがあれがということはちょっと差し控えさせていただきますが、しかし、輝くものが出来上がろうとしておりますので、人の目を引くということは大事なんですが、それを発信するということも極めて重要なところだろうと思います。

 そういう点では、今日、私もこの万博のバッジをつけさせていただいておりますが、例えば国際博を開催する中にあっても、被災地でもあるんですけれども、しかし、それと同時に新たな方向でこれから飛び立っていこうとする福島県に目を当てていただけるような、そんな取組もみんなですることによって、ウオッチをいただいていくことができるんじゃないだろうかというふうに思いますので、是非応援してください。

 

(以 上)

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