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伊藤復興大臣記者会見録[令和7年1月14日]

令和7年1月14日(火)11:20~11:26 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨  

 おはようございます。今日は2点申し上げます。

 まず1点目ですが、先週1月10日金曜日に、福島県から避難されている方々に相談対応等の支援を行っておられる生活再建支援拠点の皆様が参加する会議に出席をいたしました。

 参加された各拠点の皆様から、支援活動や避難されている方々の現状などについて御報告をいただきました。参加された皆様からは、発災から13年以上が経過し避難生活が長期化する中で、避難されている方々が抱える課題も多様になっていること、そうした中で、各拠点の皆様に、一人一人の御事情に寄り添って支援をしていただいていること、また一方で、支援スタッフの退任を機に支援から自立されていった相談者の方もおられたということでありました。こうした具体的なお話を伺うことができました。

 私からは、支援拠点の皆様が、避難されている方々一人一人にきめ細かく支援をしていただいていることに改めて感謝を申し上げるとともに、最後は自ら歩みを進めていけるところを目指して支援をしていくことの大切さも感じたことを申し上げたところです。

 引き続き、現場主義の下、支援の方々から直接お話を伺いながら被災者の方々へのきめの細かい支援に取り組んでまいりたいと考えました。

 それから2点目ですが、明日1月15日から16日にかけて福島県を訪問してまいります。まず明日15日は、双葉町、浪江町、いわき市を訪問します。双葉町では双葉駅西周辺を、浪江町では福島水素エネルギー研究フィールド及び福島高度集成材製造センターを視察し、いわき市では内田市長に御挨拶を行います。

 翌日16日は、大熊町、南相馬市、新地町、相馬市を訪問します。大熊町では大野駅西商業施設「クマSUNテラス」で先行オープンしたファミリーマート及び学び舎ゆめの森を、また、南相馬市では福島ロボットテストフィールドを視察してまいります。また、新地町では大堀町長、そして相馬市では立谷市長に御挨拶をさせていただきます。

 日程の詳細は事務方にお問い合わせをいただければと思います。

 私からは以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)2点目の福島視察についてお尋ねいたします。今回で、いわゆる海岸沿いと言いますか、沿岸部の町を全て視察されるということになるのではないかなと理解しているのですが、これまで見てきたものもあると思うのですが、今回、特に沿岸部の町全てを見られるという中でどういったところを注目して見ていきたいかというところについて教えてください。

(答)今、記者がおっしゃったとおり、浜通りで行けていなかったところがありまして、相馬市と新地町は、正に宮城県との県境の地にある場所ですけれども、復興の状況、課題については、やはり浜通りの全員の首長さんから直接お話を伺って事情を把握したいと考えております。こうした皆さんとはまだ話をしておりませんので、今回はそうした首長さんのお気持ちやお話を聞くことについて、楽しみに伺おうというふうに思っております。

 それから、福島の水素エネルギー研究フィールドですとか、福島ロボットテストフィールド等の福島のイノベーション・コースト構想の中核となる施設や、特色のある教育を行う、学び舎ゆめの森などの施設もしっかりと自分の目で見ながら、今後、F-REIというのもありますので、こうしたものがどういうふうに福島県民、あるいは日本の国にとってもお役に立っていけるかということを考える糧にさせていただこうというふうに思っております。
 私からは以上でございます。

 どうもありがとうございました。

(以  上)

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