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伊藤復興大臣記者会見録[令和6年11月1日]

令和6年11月1日(金)11:00~11:05 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨 

 冒頭発言なし


2.質疑応答

(問)2点お尋ねいたします。

 まず、昨日の福島、岩手訪問についてお尋ねいたします。

 各町長、知事とお会いされて、どのようなお話をされて、どのような思い、考えを伝えられたのかということについて、現地での取材もあったとは思うんですが、改めてよろしくお願いいたします。

(答)昨日の朝から福島県の浪江町、大熊町を訪問させていただきまして、夕方、岩手県に参りまして訪問させていただいたところでございます。

 まず、浪江町、大熊町では、町長並びに議長から、各町の復興の状況、それから帰還困難区域の避難指示解除等の課題についてお伺いをしたところでございます。

 各町では、復興の歩みは着実に進んできた一方で、いまだに多くの帰還困難区域を抱えておられる状況、復興の状況に応じた様々な課題に直面している状況にあったということを感じました。今後とも、改めてきめ細かい支援が重要であるということを強く感じたところでございます。

 次に、岩手県の達増知事からは、復興に向けた取組状況や心のケア等の被災者支援をはじめ今後の主な課題についてお話を伺ったところでございます。

 心のケア等の中長期的な対応が必要な課題につきましては、政府全体の施策で対応することなどにより必要な支援が行われるよう丁寧な取組を進めていくことが重要であると再認識をしたところでございます。

 昨日のお話をしっかりと受け止めまして、各省庁とも連携をし、一日も早い被災地の復興に向けて全力で取り組んでまいろうということを思った次第です。

(問)ありがとうございます。

 もう一点、お尋ねいたします。東京電力のデブリの回収についてです。

 トラブルが続いている中で、先日ついにデブリを、試験的ではありますが、つかむことに成功しまして、今、取り出し作業が始まっております。大本としては経産省の所管ではあるんですが、復興への大きな一歩ではないかというところもありまして、大臣の御所見をお願いいたします。

(答)ただいまの話ですが、まず東京電力の第一原発の2号機で燃料デブリの試験的な取り出し作業が実施をされておりまして、おっしゃったとおり、30日に取り出し装置を用いての燃料デブリをつかむということについて私も承知しております。

 それでこれは、燃料デブリの取り出しは世界的にも前例がなくて、技術的な難易度で高い取組でございますので、今後とも廃炉の根幹となる最も困難な作業段階に入っていくものと承知しており、東京電力には引き続き廃炉の完遂に向けて地元の皆さんの信頼を損なわないように、緊張感を持って、安全の確保にも万全を期していただいて、しっかりと取り組んでいただきたいという気持ちです。

 以上です。

(問)ありがとうございます。

(答)どうもありがとうございました。


(以 上)

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