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土屋復興大臣記者会見録[令和5年11月24日]

令和5年11月24日(金)13:25~13:31 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 1点目は、昨日23日に、お台場の特設会場で開催されている「発見!ふくしまお魚まつり」の開会式に出席しまして、併せてイベント会場の視察も行いました。本イベントは、東日本大震災からの復興を応援するために開催されており、復興大臣である私自身が視察することで、被災地産水産物の風評払拭と魅力発信を図りたいとの思いから、足を運んだものです。

 会場では、出展されている事業者の方々から、福島の魚介や料理にかける想いを直に伺いました。福島県内の様々な地域のお魚が勢ぞろいしており、こうして「常磐もの」をご紹介いただけることで、福島の復興に大きく貢献していただいていること、とてもありがたく感じました。

 また、福島県産のノドグロやヒラメ、アナゴ、メイプルサーモン、それから生エビなどをふんだんに盛った海鮮丼と、皆さん、ポーポー焼きを知っていますか、福島では漁師飯として有名なサンマのポーポー焼きを頂きました。海の匂いを感じるほど、どれも本当に新鮮で、甘みがあって大変おいしく、改めて、「常磐もの」のすばらしさに感銘を受けたところです。

 本イベントは26日まで開催されていますので、「常磐もの」を食べて福島を応援するため、たくさんの方々がご来場されることを、私も期待しております。復興庁としては、引き続き、国内外に向けて、科学的根拠に基づいた正確な情報を分かりやすく発信するとともに、「三陸・常磐もの」をはじめとする地元産品や地域の魅力を更に効果的に発信してまいります。

 当日開会する前から大勢の人が並んでいまして、お天気も良く、多分相当の来場者があったのではないかと思います。それから私はテントのお店を回って歩いて、東京のレストランとか、そういうお店の方が、福島のものを沢山使って、いろいろ発信していただいているということを、今回すごく強く感じまして、本当にうれしいなと思った次第でございます。

 2点目、11月26日に福島県を訪問し、「古関裕而氏野球殿堂入り記念全早慶野球戦福島大会」の開会セレモニーに出席いたします。この大会は福島市出身の作曲家である古関裕而氏の野球殿堂入りを記念するとともに、風評払拭など福島復興へのエールを送るなどの目的で開催されるものでございます。復興庁も福島県と協力して復興ブースを設置する予定であります。

 以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)公明党の山口代表の中国の訪問についてお伺いいたします。昨日、中国の王毅外相と面会をされて、この中で処理水の海洋放出に伴って中国が続けている日本産水産物の輸入停止措置について、山口代表が撤廃するよう求めたのに対して、中国の王毅外相からは、中国として処理水の海洋放出の状況を独自にモニタリングできる機会をつくってほしいというような話があったということです。

 この点について、今回の山口代表の訪中の評価、そして今後処理水をめぐる協議について、中国が言うような独自のモニタリングを設ける機会をつくったほうがいいのかどうか、大臣のお考えをお伺いいたします。

 

(答)山口代表が中国へ行かれたことは、プラスなのではないかと思います。結果はいかにしても、私たちは常に安全というものを中国に対して発信するということが重要だと思っておりますので、これからも党にかかわらず、やはり日本から政治家が行って、発信するということは大事ではないかと思っております。

 それから、今の段階で処理水のデータを独自で計測したいという件に対しては、今後の政府の考え方次第であろうと思いますので、ここで私が答えを出すことではないかなと思っています。

(以  上)

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