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渡辺復興大臣記者会見録[令和5年3月9日]

令和5年3月9日(木) 於)経団連会館4階

1.発言要旨

 

 先ほどの意見交換において、プレスの皆様がいらっしゃったときにお話しした内容というのは、御理解いただいたというふうに思いますけれども、プレスの皆様が退出後、意見交換をさせていただきました。経団連会長、そして私のほうで、まず「結の場」への参加、さらにはF-REI、こういったところの支援について、よろしくお願いしたいというふうに申し上げました。

 また改めて、被災地への企業立地、風評払拭、こういった取組についてもお願いをしました。経団連のほうからは、しっかりと会員企業の皆様方に、風評払拭を防ぐためにも産業振興など、そしてまた社内での社食などを活用して、福島産のもの、または三陸物、こういったものを積極的に利用するようにというようなことを会員企業に伝えたいという話もございました。

 私のほうからは以上でございます。

 

2.質疑応答

 

(問)大臣の御認識を伺いたいんですけど、F-REIが間もなく実施されますが、今日の御意見交換を通して、改めて連携の重要性を感じたとか、その辺の御認識があればいかがでしょうか。

(答)F-REIは、国際的な研究教育機構ということでありまして、まずは研究、教育というものが主体となるわけですが、このF-REIの大切なことは地域経済、または日本の経済にも寄与するものである、社会実装をいかに進めていくかというところが大変重要なポイントです。そのためにも、経団連の会員企業の皆様方に、ぜひともF-REIの設立に対して御支援をお願いしたい、そういったお話をさしていただきました。今後4月1日から発足するわけでありますが、それぞれの地域の皆様方との連携も大変重要であります。その連携と同時に、経団連の皆様方とのつながり、これも今後大事にしていきたい、そのように思っております。

 

(問)ALPS処理水の風評対策については、その後、踏み込んだ事業などありますでしょうか。

(答)先ほど、冒頭にも若干お話をさせていただきましたが、ALPS処理水の中で、経団連会長のほうからも言われたのは、安全と安心は違いますという話でありました。安全性というものは当然のことながら、科学的な根拠に基づいてしっかりと説明できる内容でありますが、安心というものは、そことは違う、心情的なところが含まれていくわけですから、これはしっかりとその説明を進めていくことが必要になりますし、その具体的な方法としては、例えば、経団連においては、社食で福島産を使う、または三陸物を使っていただく、こういったことが大切であるというふうに申し上げました。

 

(問)F-REIに関してなんですけど、先ほどおっしゃった経団連の会員企業からの支援ということなんですけれども、例えば、どういったものを御期待されているのか教えていただけますか。

(答)基本的には、社会実装ということは、やはり実業の世界に事業の中にそれを組み入れられるかどうかというポイントです。現在のところ、5つの基本的な項目がございます。その中でも関心のあるものが企業によってあります。そういったところにしっかりとグリップしながら、これを社会実装に展開していっていただければ、そのような感じで考えております。

(以  上)

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