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渡辺復興大臣記者会見録[令和5年1月6日]

令和5年1月6日(金)16:47~16:52 於)宮城県庁4階 特別会議室

1.発言要旨

 

 本日は、村井知事に復興大臣就任の御挨拶に参りました。知事には、4日にお電話で挨拶しておりましたけれども、直接お目にかかるのは今回が初めてでございます。

 村井知事には、このたびの大臣交代により、被災地の皆さんに御心配をおかけしたことへのお詫び、被災地の復興再生に停滞を生じさせることのなきよう全力で取り組むとの決意を申し上げました。復興大臣として現場主義を徹底し、被災地に寄り添いながら、復興の残された課題に全力で取り組む所存でございます。

 村井知事からは、国に対する要望を承りました。具体的には、被災者の心のケア対策及び見守りのための財源確保、被災県に対する教職員定数の中長期的な加配措置、福島第一原子力発電所の処理水に関する取組の推進、災害援護資金の償還期間の延長、こういった要望でございました。こういった要望に対しては、しっかりと受け止め対応してまいりたいと思います。

 知事とは、前回同様に、何でも相談し合える仲であります。息の合った関係でもあります。復興の歩みを前に進めていく所存であります。このようなお話をさせていただいたところであります。村井知事とは、前回の復興大臣在任当時と同様に、引き続き連携しながら、被災地の復興に向けた課題に取り組んでいきたいと考えておりますので、皆様方の御協力、御支援をよろしくお願いを申し上げたいと思います。

 私のほうからは、以上でございます。

 

2.質疑応答

 

(問)2回目の御就任ということで、1回目のときと今回と、心持ちというようなものが何か違ったりとかなどもございますか。

(答)はい。まず初めの頃は、第1回目のときは、被災地の状況というのは、まだまだ十分な復興になっていない状況がありました。現在は、ハードの部分は大体完了しているというふうに思っておりますが、やはりその当時から、私は、まず心のケアという問題は認識をしておりましたけれども、やはり今となっては、今現状において、大変心のケアが大事だというお話も知事からお伺いしましたので、ああ、この問題については、引き続きしっかりと対応していかなければならないというふうに改めて思わせていただきました。

 さらに、特にこれからの生業(なりわい)、産業の育成、こういったところも今後大事なポイントだというふうに思っておりますので、直接沿岸部の市町村に出向いていって、またいろんな課題についてのお話をじかにお伺いしたいと思います。その点について、やはり今後変わっている部分があるのではないかと思っております。現在のところ、知事からのお話を前提にしていくと、そういうことであります。

 

(問)短期間で復興大臣が替わってしまうということで、被災地の皆さん、支援に空白が生まれてしまうのではないか、このままで大丈夫なのかと思われる方もいらっしゃると思います。この一連の出来事があった中での御就任ということで、またどうやって穴埋めじゃないですけど、どのように挽回していくのかの意気込みを改めて聞かせていただいてもよろしいですか。

(答)正直申し上げて、大臣が途中で替わるということは、被災地の皆さん方に対しても、大変御迷惑をおかけしたということは間違いございません。そこをどのような形で回復していくかということであります。それは、私は現地にできるだけ出向いていってお話を聞く、そして現地の皆さん方の要望を聞いていくこと、こういったことをきめ細やかにやっていくことが大事だと思っております。人と人との信頼関係というのは、まさにそういうところからできていくのではないかな、そのように思っております。

 私は2回目ということで、再度の就任でありますので、その地域においての信頼関係も、少なくとも初めての人よりはあるはずでありますので、さらにそれを強固にしていきたいというふうに思います。

(以  上)


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