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秋葉復興大臣記者会見録[令和4年12月23日]

令和4年12月23日(金)11:01~11:07 於)復興庁記者会見室 

1.発言要旨

 

 どうも、お疲れさまです。

 まず1点目です。今週20日(火)に会見で申し上げたとおり、本日13時から「持続可能な復興広報を考える検討会議」第5回目の会議を開催いたします。

 この5回目につきましても、前回同様、報道関係の皆様に傍聴していただけるようにしております。詳細は、事務方までお問合せをいただきたいと思います。

 2点目です。20日(火)、東京都にございます生活再建支援拠点であります、NPO法人医療ネットワーク支援センターを訪問いたしました。

 その中で、同センターからは、県外避難者の現状として、東京近郊の避難者は高齢化が進み、心配事は健康面が多くなっているということ。避難者がふるさとの言葉で話せる交流会を大変楽しみにしており、コロナ禍ではオンラインでも実施するなどの工夫をしているということ、また、教訓を子供たちに伝える語り部活動に注力するとともに、様々な年代の被災者の声を動画で公開をしておりまして、大変興味深く伺ったところでございます。

 年明けには、同センターに御協力をいただき、東京近郊に避難されている方のお話を直接お聞きする場を設けたいと考えております。

 3点目であります。昨日、福島県福島市にあります、ふくしま心のケアセンターを訪問し、ケアセンターの方々から、センターにおける相談の実施状況についてお話を伺いました。

 意見交換の中では、相談の実人数は減っているけれども、件数がなかなか減っていないということ、そして相談内容そのものも多様化、複雑化してきているということ、また近年は比較的若い世代の相談が増えている、この背景には、避難、転居が続いたということが影響しているのではないかと、小学生の頃にですね。そういった御指摘がありました。

 また福島県では、近年移住した世帯などからの相談もあることが極めて特徴的なことだなというふうに思いました。

 また、震災関連の自殺も多く、自殺の危険因子ともなるアルコール関連の問題への対応に注力しているというお話もいただきました。

 今後、復興庁といたしましても、こうした問題、医療機関との一層の連携の強化や、あるいは支援者であります保健師等々のマンパワー不足の問題、こういった課題に、しっかりと対応していかなければならないと、そのような認識を持ったところであります。

 心のケアセンターにおける相談対応がより被災者に寄り添ったものとなりますように、昨日いただいた御説明や御意見を今後の心のケア等の被災者支援に生かしてまいりたいと考えております。

 私からは以上です。

 

2.質疑応答

 

(問)大臣の年末年始の御予定について、お伺いしたいんですけれども、地元へは何日からいまのところ戻られるというふうに考えていらっしゃるんでしょうか。

(答)土日に帰れればいいなとは思っているぐらいですかね。あとは、やはり危機管理の問題もありますので、久しぶりに東京で過ごすようになるんじゃないかと思います。

 

(問)年末年始を基本的には、東京で過ごされるということですか。

(答)ええ。いつも大体、元旦の日は御案内のとおり、新年の儀が皇居で行われますので。これには、もうずっと国会議員として毎年出席しておりましたので、大体、最近は年末年始は東京にいることが多かったと思います。

 

(問)今年も、そのようなスケジュールになりそうだということですね。

(答)そうですね、はい。

 

(問)年始に、内閣改造という案もあるようですけれども、これについては、どのような所感をお持ちかということをお伺いさせていただきます。

(答)いや、それは私が決めることではありませんのでコメントできません。とにかく、復興が実感できるように、しっかりと施策を前に進めていく、このことに尽きるんだろうと思っております。

 

(問)もう一つよろしいでしょうか。大変失礼なんですけれども、大臣、辞任というような報道も一部ありまして。そのようなお考えが現在のところ、あるのかどうかというところだけ教えていただけますでしょうか。

(答)いや、全く分かりません。その報道自体が、よく分からないので。

(以  上)


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