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秋葉復興大臣記者会見録[令和4年12月2日]

令和4年12月2日(金)15:07~15:42 於)復興庁記者会見室 

1.発言要旨

 復興庁後援のイベントのお知らせでございます。12月6日火曜日及び7日水曜日に、全国の信用金庫が主催する「2022“よい仕事おこし”フェア~コロナに負けるな!大商談会~」が東京ビッグサイトで開催されます。私は6日の火曜日の開会式に出席し、来賓挨拶と視察をさせていただく予定です。

 このフェアは、被災地をはじめ、全国47都道府県の信用金庫の取引先や自治体、団体が集結し、「よい仕事」を起こすビジネスマッチングの実現を目的としたものと承知しております。長年、本フェアでは被災地の復興を主要なテーマとして取り上げていただいております。

 復興庁といたしましては、今後とも、このような復興のための自主的な取組への支援を通じて、被災地の産業・なりわいの再生に全力で取り組んでまいります。

 次に、これで最後となりますけれども、予算委員会の場で幾人もの立憲民主党の委員の方々から、私に関する様々な御指摘をいただいたことは、真摯に受け止めなければならないと思っております。御指摘をいただいた点については、私としては委員会からの資料要求にも、領収書や政策ビラなどを提出し、理事会で協議されていることにつきましても、ほぼ全ての点について説明をし、可能な限り応じさせていただきながら、丁寧にお答えをしてきたつもりでございます。

 一方で、立憲民主党の一部の委員からは、「疑惑が晴れていない」、あるいは「説明責任がまだ果たされていない」などの御発言をいただくなど、説明が不十分だという声もございますので、今回、改めてこの記者会見でも記者の皆様に御説明させていただきたいと思います。

 まず、親族が所有する建物への私の政治団体からの家賃支払いについてでありますが、事務所として借りていることは事実でございますので、所有者に対し適正な家賃をお支払いしているものです。プレハブに対する家賃の確定申告については、本人によると決して不正の意図はなく、本人の夫が毎年確定申告をしている関係で、自分の家賃収入も税理士が一緒に申告しているものと勘違いしていたようでありますが、いずれにしても税理士に相談し、既に適切に申告を終えたと聞いております。

 次に、義兄の政治経済研究所への600万円の寄附についてでありますが、私が代表を務める団体ではございませんけれども、度々問われましたので、これも誠実にお答えをしてきたつもりでございます。その使徒につきましては、政治経済研究所の収支報告書に記載されておりますとおり、解散までの間に政治活動費以外の経常経費を含めた実活動費として、288万円の支出が行われたと承知しております。

 また総務省にも確認したところ、解散した「その他の政治団体」の残金に係る処理については、政治資金規正法上、特段の規定はないとのことでしたが、残金については既に政党支部に返還をいただいております。なお、そもそもこの寄附金については、政党交付金、すなわち税金が原資になっているものではありません。

 次に、昨年の衆院選に関して、秘書2名へ報酬を支払ったことについてですが、公職選挙法にのっとり、報酬を支払うことができる車上運動員として、きちんと選挙管理委員会に届出を行った上で、法令で認められた報酬を支払ったものでありまして、法令に定める範囲内での活動を行っていたものと報告を受けております。

 両秘書の活動実績については、N秘書は8日間、I秘書は6日間の、車上運動員としての報酬を受けた日には車上運動員以外の選挙運動はしておらず、また車上運動員として報酬を受けていない、それぞれ4日間、6日間は選挙運動が許されることから、外回りなどの選挙運動をすることもあったと報告を受けております。

 特に、車上運動員として本当に登録があったのかについても、衆議院の予算委員会において、これも立憲民主党の理事に対して、私の秘書が「報酬支給者の届出書」を宮城県選管と一緒に確認して得た情報をお伝えすることで、確実に確認をいただき、疑問は払拭されたものと理解しています。

 次に、昨年の衆院選中に、私の次男が応援にきてくれたことについてですが、本人としては、家族の自分が応援していることをアピールすることで、少しでも私の力になりたいと考えてタスキをかけたようですが、指摘を受けて、すぐに外したと聞いております。また当時、選管や警察から特に指摘はなかったとも聞いております。今後は、クリーン選挙を実践してきた原点に立ち返り、こうした疑念を招くことがないよう、十分注意してまいります。

 次に、昨年の衆院選中の日程表に、旧統一教会関連団体の会合が記載されていたことについてですが、支援者の方から、先方がもともと開催を予定していた会合に、時間が取れれば顔を出してほしいとの御案内があったようで、もちろん当時は問題のある団体に関わる会合という認識はなく、取りあえず日程は入れていたとのことでしたが、結果として私自身は出席した覚えはありません。

 選挙期間中における私の日程については、いわゆる箱物の会合は夜しか入れないようにし、日中の時間帯は遊説活動や街頭演説を行うようにしておりました。また事務所が作成する日程表は一つの目安であり、支援者の方から急なお話がしばしば飛び込むこともあることから、その時々によって常に変わることが多かったと理解をいたしております。いずれにいたしましても、これまでもお答えしておりますように、認識している限り、旧統一教会が主催している会合に出席したことはございません。

 最後に、令和3年の収支報告書に、旧統一教会に関係する団体へ「会費」2万4,000円が計上されていることについてですが、これは相手方が発行した領収書に「世界思想代」とありますように、「世界思想」という雑誌の購入のための支出であったため、本来は「雑誌購読料」とすべきところ、誤って「会費」として計上していたことから誤解を与えてしまいました。今後は、こうした記載ミスがないよう注意してまいります。

 雑誌の購読については、従前からの支援者が事務所にお越しになり、雑誌の定期購読をお願いされたことから、事務所において購入することとしたものですが、当時はもちろん、この支援者が旧統一教会に関係した人物との認識はなく、本件定期購読の契約先が旧統一教会関連団体という認識も全くなかったと聞いております。

 また、雑誌の購読以外に、旧統一教会や関係団体に関係するものはないと認識しており、全ての項目に該当なしとした党の調査結果においても、今回の誤記については修正する必要がないことを、党本部から確認をしております。いずれにいたしましても、今後、旧統一教会と一切の関係を持つことはございません。

 以上のとおり、私としては、手元に残っていた資料で提出すべきもの、あるいはできるものは全て提出しつつ、事実関係を確認しながら説明を尽くしてまいりました。

 思い返しますと、私の衆議院の初当選は野党議員の選挙違反事件、まさに買収事件が契機でございました。その辞職に伴う補欠選挙でしたから、法令の遵守やクリーン選挙ということについては、人一倍気をつけながら留意して活動してきたつもりでございます。このような中で、こうした御指摘をいただいたこと自体については、真摯に受け止めなければならないと考えています。他方で、今回の報道が出た際にも、クリーン選挙を実践してきたという信念に揺らぎはなく、事実関係が誤った報道もございましたので、丁寧に事実関係を説明することにより、こうした疑念を払拭できるものと考えてまいりました。

 したがいまして、この記者会見においても、全ての御質問に対して、真摯に丁寧に説明させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 私からは以上です。

 

2.質疑応答

 

(問)先ほどのお話のところの中で、車上運動員のお話のところなんですけれども、この日は車上運動員、この日は選挙運動やる、秘書もやってという、きちんと分けられるんでいいんですよという大臣の御説明だったと理解しているんですが、私の聞く限りだと、あんまりそういうことされている先生方って、あまり多くはないようにも思えるんですが、今後も法律的に問題ないんで、大臣としては次の選挙とかその後の選挙でも、同じようなやり方をされ得るというふうに考えておられるか。

(答)これについては、選挙が終わりましてから2週間以内に、選挙運動の費用収支報告書を県選管に提出することが義務づけられております。したがいまして、そのときに、これは車上運動員に限らないんですけれども、事務員も含めて選挙戦の最中に何日間仕事をしたのかということをカウントいたします。その提出の義務があることから、何日間、誰がどういうことをやったかということは分かるんですね。

 ところが、実際にそれが何日だったのかということについては、報告の対象にもなっておりませんので記録がなくて、トータルで何日間やったということについては明らかのしようもあることから、報告ができたんですけれども、その中で何日かということについては、資料が残っていないということで分からないというお答えをしましたが、いずれにしても、車上運動員はたくさんの数、登録をさせていただいておりますので、それでみんな交代でやっているというのが実情であります。特に私どもの秘書の場合には、お昼の時間帯などは、全ての車上運動員いわゆるウグイス嬢が休まれるという関係がありますので、実施していたということを伺っておりますので、それは間違いのないという理解でいるところでございます。

 

(問)それでは、公設秘書の方が、正確には失職されると思うんですけども、次、解散があって公設秘書の方が公設秘書としての業務、一時期失われますよね。その方が、大臣の選挙でまた車上運動員をされることも、今後もあり得るということですかね。

(答)それは今後の判断なんですけれども、私の事務所の判断といいますか、皆さんのスタッフのお声の中に、いわゆる選挙期間中になると、これは国会でもお答えしましたけれども、今選挙カーがどこにいるんだとか、なぜうちの地域に早く回ってこないんだ、いつぐらい来るんだという問合せが、随分、車上運動員に対して連絡が来るんですね。ですから、やはりしっかりした人をなるべく乗せるほうがいいんじゃないかということの問題意識から、秘書もしっかり名前を登録していたというふうに聞いています。今後やるかどうかについては、それぞれの事務所の判断だと思いますので。

 

(問)あともう一点、「世界思想」のお話なんですけれど、これは「世界思想」を購入したかおありかどうかといった記事もあると思うんですが、今の大臣のお話ですと、「世界思想」を出してる箱物、国際勝共連合が出しているんだと思うんですけど、勝共連合が統一教会の関連団体だと御存じなかったという御説明なんですか。

(答)ええ、もちろん全く存じ上げません。私はビューポイントというのは何となく見た記憶はあるんですが、この世界思想というのは、ほとんど開いたこともないような種類の雑誌です。

 

(問)世代的に大臣ぐらいの御年代の方からすると、勝共連合が統一教会と関連の深い団体だったという認識、割りと皆さんお持ちなのかなと思ったんですけど、そういう認識では大臣はなかったということですか。

(答)いや、少なくともその何ですか、世界思想ですか、もう雑誌の名前も出てこないぐらい、その雑誌の名前を聞いて、統一教会とか勝共連合という発想は全くございません。雑誌の名前しか分かりませんので、私の中では。

 

(問)1点、統一教会関連のことで、冒頭にありました先ほどの雑誌購入の話ですとか、あと日程表に書いてあったという、会合出席が日程表に記載されていたということなんですけれども、大臣就任当時、記者会見などで、これまで統一教会との関係についてはないというふうにおっしゃってきましたが、そのときはこういった日程表ですとか、またこういう雑誌、当時は会費と収支報告書で提出されていたと思うんですが、こういった収支報告書だったり、そういった内容を事務所として大臣就任前後で、しっかり点検というのはなさっていたんでしょうか。

(答)秘書には点検をお願いしておりましたんで、その報告でなかったということだったんで、ないんだろうということで、私自身は直接本当に確認しておりませんでした。

 

(問)結果として、事務所の方たちの点検が甘かったということが、今回の発覚した経緯の要因でもあるのかなと思うんですが、そのことについてはいかがですか。

(答)いや、秘書は誠意を持って丁寧に多分仕事をしてくれたんだと思います。やはり人間である以上、見落としたり、うっかり見逃すということはあったのかなというふうに思っております。

 

(問)先ほど、今後は一切関係は、旧統一教会関連との関係は一切関わらないというふうに、御趣旨の御発言ありましたけれども、改めて事務所としてしっかり、もうこういったことがないと分かってたことの再調査ですとか、そういったお考えありますか。

(答)再調査というよりも、やはり今回見落としがあったことは好ましいことではないわけですから、しっかりと丁寧にこれからもやっていこうと、みんなで確認したのは当然のことであります。

 

(問)2点お伺いしたいんですが、まず1点。今日このタイミングで、それぞれの指摘された点について、改めて御説明された、何かこのタイミングというものに意図があったりするんでしょうか。ちょうど予算委員会も終わったんですが。

(答)いや、意図があったわけではないんです。私自身、本当に衆議院でも参議院でも、丁寧に御説明をさせていただいたつもりなんですが、一部まだ納得できないというお声があることを承知しておりますので、国会の場ではありませんが、こうした記者の皆さんとの会見の場でも、本当に丁寧に御説明したほうがいいのではないかというような判断から、ちょうど先ほど予算も上がったというタイミングもあって、改めて皆さんからの御質問にお答えをさせていただいているところでございます。

 

(問)あともう一点なんですけど、これまでクリーンに政治を徹底されてこられたということなんですが、これからもそれが、これからは一番問われるのかなと思うんですが、改めてそこの点については、決意をお願いします。

(答)私の中では、本当にマイク1本で街頭演説中心に、「さわやか流、県政に挑戦」というのが初めて選挙に出たときのスローガンだったと思い起こしますが、これまでの既存の政治を変えていきたい。しかもクリーンな選挙でというのは、1つの政治信条としてやってまいりました。そういう意味で、本当にこうした事態を招くことにはなりましたけれども、これからもクリーン選挙を貫いていくという原点、信念に揺るぎなく行動してまいりたいと考えております。

 

(問)大臣の今までの答弁、全て聞かせていただいていたんですけれども、今日のお話いただいた件は、全部国会でお話いただいた件の繰り返しといいますか、今一度お話いただいた内容だと思います。お話聞いてますと、昨今、皆さん文書を作ったりするのはデータで、こうやってパソコンで作ることが多いと思いますので、資料として残っていないという御発言もたくさんありましたが、データで残っているということはないのでしょうかという確認をさせていただきたいと思います。

(答)恐縮ですが、具体的に何のデータでしょうか。

 

(問)車上運動員について、例えば誰々をどこに何日配置するとかというのは、多分、統括でどなたかが作られてる予定に基づいて配置を決めたりすると思うんですね。そういうものというのは、何か資料作るときに、パソコンで作るのが最近なら普通なのかなというふうにも思って、一般的な話として思っていたんですけれども、そういうものはデータとして残っていないのかという点です。

(答)車上運動員や選挙カーの日程についてでありますが、先般、報道でも示されましたように、いわゆる選挙カーの日程表というんでしょうか、ああいうものは公開されたような形で、私の事務所が作成したものじゃないかと私も認めたとおり、作ったと思っております。ただ事務所としては、そういったことも含めて、一般的には選挙終了後処分するような体制でやっておりましたので、実際上なかったということだと思いますし、またお尋ねの車上運動員の動きについては、私の認識では、やはりその都度その都度の判断で、来れる人誰だっけみたいなですね。つまり期間中、全部登録したわけですね、車上運動員については。あるいは事務員もそうなる。選挙の告示日が10日だったら10日、そこから12日間、全員同じ日で、これ事前登録ですから。ですから、なぜトータルで登録するかといえば、どの日に誰が担当するのかというのは本当に分からないんですね。

 つまり、最初の初日ぐらいは決めていくかもしれませんけども、それで疲れて2日目、ばてて休まれる車上運動員が出るなんてことはもう日常茶飯事ですので、きっちり決めておいた仮に資料が残ってあっても、そのとおりにそれがいってたのかどうかというのは、私のほうでも恐らく分からないと思うんです。

 したがいまして、期間中、誰がどうなるか分からないという前提で、だから法の仕組みもそういう届出だけになってるんじゃないかと思うんですね。ですから、少なくても残ってないということの事実関係をお伝えした次第でございます。

 

(問)あと、立憲から質問がありました、雑誌代などが定期購読すると少し割引きになるなどの、数字が合わないという質問がありましたけれども、それについては具体的にどのように理事会のほうに御報告なさっているのかを教えてください。

(答)これ理事会の要求項目に入ってるかどうか分かりませんが、私は本当に驚きました。トータルでの雑誌購読という認識しかございませんでした。たしか衆議院の予算委員会だったと思いますが、1冊幾らですかって聞かれて、先ほど申し上げましたが、世界思想という雑誌はほとんど手にしたことありません。ビューポイントという雑誌は手にしたことはあるというのは覚えてます。しかし、それが単価が幾らかということまでは、常に意識したことがございませんので、事務所としては支持者の方から付き合ってくれって言われて、1年分お支払いしたという認識だと思いますし、私自身もそういう認識でございます。あくまでも、雑誌代として1年分払ったということでございます。

 

(問)今の車上運動員のその資料の話ですけれども、選挙運動中にそういう資料というのを、次の選挙をするときに貴重な資料といいますか、それを、前回の選挙を参考にして人を配置したり、選挙カーの日程とか組んだりすると思うんですけど、処分するというのはどういった理由で処分されたんでしょうか。

(答)ほかの事務所の実情は分かりませんけれども、選挙戦が終わりますと事務所の片づけという作業になりますので、そういった中でいつもしっかりと処分をしていたというふうに伺っております。

 

(問)処分しなければいけない理由というのは、特段あるんでしょうかという疑問なんですけれども。

(答)一般的に処分してたということしか聞いておりません。その理由までは承知しておりません。

 

(問)あと、車上運動員を登録したのは、大臣御自身の判断ではないという話を国会で答弁されていましたが、これ具体的に言うと、選対の方が登録するということを判断し、そして今回初めてなんでしょうか、こういった秘書を車上運動員にするというのは、今回の選挙が初めてだったんでしょうか。

(答)いや、私も自分で決めたわけではないというか、事務所全体の判断だったんだと思うんです。先ほどもお答えしましたとおり、結構選挙カーについては、クレームというとちょっと言葉は正確じゃないかもしれませんが、問合せが多いことは間違いないんです。何日頃うちの地域に来るのかとか、あるいは音がうるさかったとか、いろんなことありますので、そうすると、その車上運動員にいわゆるウグイス嬢ということになると、その辺の対応はできないわけですね。ですからそういった対応があったときに、なるべくしっかりした人間が対応できるようにという配慮だったということを伺っております。

 そして初めてかどうかについては、確認ちょっとしておりませんけれども、そういった私も県議会議員として3回選挙を実施し、衆議院議員として7回選挙やっておりますので、合計10回選挙やる中で、いつ頃からこういったことが慣例的になったのかまでは、調べてみなければ分かりませんけれども、少なくても昨年の選挙において秘書の2名をそうした車上運動員として登録したというのは、そういったような声に応えてのことでございまして、ですから、写真週刊誌だったでしょうか、FRIDAYでこうした報道が出たときに、どこかのマスコミの方から聞かれて、即座にもう間違いなく事実誤認に基づく報道が多いということ申し上げたのは、そういう理由からでございます。

 

(問)もう一点、旧統一教会の関連会合に選挙中の日程に記載があった件なんですけれども、大臣は行った覚えがないといいますか、恐らく出席してないということだと思うんですけど、これ、その会合をスケジュールに入れた支援者の方に、大臣が出席したかどうかの確認はなさっているんでしょうか。

(答)いずれにしても、まず申し上げなければならないのは、選挙カーの日程表にはいろんなことが書いてあるんだと思うんですけれども、しょっちゅう変わります。

 丁寧に説明しますと、例えば12日間の選挙期間のうち、今回はこういうルートで行こうと、仮に決めたとします。しかし、実際には一番最初に作った日程表があったとしても、常に日程表自体は変わります、まずですね。これは、どこの事務所でも普通じゃないかなと思いますが、少なくとも私の事務所では、選挙カーの日程表というのは、もう常に変化するということと。それと、できるだけ多くの情報がそこに書き込まれることが望ましいということで、いろいろこういうとこも人集まってるから顔出してくれというのは日常茶飯事だと認識しておりますので、そういった中で、もし時間が合うようだったらということで言われて、言われたものは取りあえず入れておくという、そういう方向性だったのではないかと認識しております。

 

(問)支援者の方に確認はなさってないということでいいですか。

(答)支援者といいますと。

 

(問)旧統一教会に関係されていた支援者の方、その会合をスケジュールに入れた方に、自分が出席したかどうかの確認は、この間なさっていないんでしょうか。

(答)いえ。まず誰が確認したかは聞いておりませんが、誰に言われたのかをまず確認して、関係者にまず聞いてみてくれということは指示しました。その上で、していなかったという報告を受けております。

 

(問)じゃ、確認したということでよろしいですか。

(答)そうですね、はい。

 

(問)車上運動員のところで、いろんな問合せが来るので、それに対応するためということでしたが、車上運動員はいわゆる一般的な呼びかけについて従事するというイメージなんですが、そういう問合せに応じていろいろ配慮するというのは、それは問題ないんでしょうか。

(答)ええ、全く問題ないと聞いております。

 

(問)あともう一つ、選挙期間終了後に報酬を支払うために、いつ乗ったかということを確認しないと報酬は支払えないかと思うんですが、それをその時点では当然その資料があって、それを確認した後に、そのデータもないという、そういうことですか。

(答)そういうことでございます。

 

 いずれにしても、これからも丁寧に説明責任を果たしてまいりたいと思います。

(以  上)


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