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秋葉復興大臣記者会見録[令和4年9月13日]

令和4年9月13日(火)10:45~10:55 於)復興庁記者会見室 

1.発言要旨

 まず1点目ですけれども、14、15、明日、明後日と宮城県及び岩手県を訪問いたします。明日14日に、宮城県仙台市、女川町、南三陸町を訪問いたします。仙台市では、仙台国際センターにおきまして、東北復興水産加工品展示商談会2022を視察いたします。女川町、南三陸町では、町長の皆様に復興大臣就任の御挨拶をするとともに、各町、町におきまして、献花、黙禱をささげ、復興関連施設を視察してまいります。15日は、岩手県大船渡市、陸前高田市、釜石市を訪問いたします。大船渡市、陸前高田市、釜石市では、市町の皆様に復興大臣就任の御挨拶をするとともに、各市にて献花、黙禱をささげ、復興関連施設を視察してまいります。また、釜石市では泉澤水産を訪問し、サクラマスの養殖の取組などについてお話をお伺いいたします。

 2点目ですが、先週金曜日に新地町、浪江町、福島市を訪問いたしました。まず、新地町において、大堀町長に就任の御挨拶をし、意見交換を行いました。私の祖父の生まれ育ちが新地町であるほか、私自身も隣の丸森町で生まれ育つなど、新地町には常々強い親近感を覚えておりますが、今後とも町の皆様から丁寧かつ具体的なお話を伺いながら、寄り添った対応をしてまいります。

 また、浪江町を訪問し、福島国際研究教育機構の立地に関して、福島県から御提案いただいた候補地、候補物件を視察してまいりました。その後、福島市において内堀知事と面談し、機構の立地に関する福島県の意見を直接、丁寧にお伺いいたしました。内堀知事からは、広域的な連携と、その効果の波及、また地域と機構が近い存在であることが重要だということ、機構が地元の夢や希望となることの重要性などについて、御意見を伺ってまいりました。

 この出張の概要について、先ほど総理に御報告したところです。県の意見を尊重し、16日の開催で調整しております復興推進会議において、政府として立地を決定できるよう準備を進めてまいります。

 私からは以上です。

 

2.質疑応答

 

(問)2点目でありました福島国際研究教育機構の件なんですが、浪江町にいらっしゃって、知事から波及効果についてお話しされて、16日の決定のときに波及効果について何らかを打ち出したいというような御発言が大臣からあったと聞いているんですが、波及効果というのは、どのようなことを想定されているのか、今時点ですが、お考えあればお聞かせください。

(答)内堀知事からは、選定に至った理由のほかに、やはり広域的にこの機構と各地域が結びつくことが重要だという御指摘をいただいております。立地地域はもちろんですけれども、とりわけ浜通り地域、県全体の一体的かつ総合的な発展にすることが最も重要だという御意見を伺っておりますし、私自身も今回、避難指示12市町村のうち、9市町から立地要請、誘致活動があったということを考えますと、やはり設置自治体は決定にはなりますけれども、それ以外の地域への波及効果ということが具体的に示されることが重要だと思っております。したがいまして、正式に決定した際におきましては、今、それぞれの浜通りに限らず、色々なシーズというものがございますから、そういったものとの連携をどう進めるのか、この機構の具体的な研究のイメージは5分野に集約しておりますが、その5分野に沿って、それぞれ浪江町に限らない地域との連携、そしてそのことが波及効果ということに結びついてくるのではないかと考えますので、そうした分かりやすいイメージ図も皆さんにお示しすることができればというふうに思っております。

(以  上)


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