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秋葉復興大臣記者会見録[令和4年8月26日]

令和4年8月26日(月)11:00~11:11 於)復興庁記者会見室 

1.発言要旨

 どうも皆さん、おはようございます。

 1点目は、明日、8月27日ですけれども、福島県双葉町を訪問いたしまして、「双葉町新庁舎開庁式」に出席する予定でございます。

 開庁式終了後は、福島市に向かいまして、「第25回原子力災害からの福島復興再生協議会」に出席をいたします。協議会におきましては、国から福島の復興・再生に向けた最近の取組状況を報告するとともに、内堀知事をはじめとする地元の関係者の皆様と、今後の福島の復興に向けた意見交換を行わせていただく予定です。

 また、週明けの8月29日月曜日には、飯舘村、川内村、田村市、葛尾村を訪問し、各首長への就任の御挨拶をさせていただく予定です。

 2点目は、本年6月の福島復興再生特別措置法の改正等を踏まえ、福島復興再生基本方針の改定について、本日閣議決定をいただきました。

 また、当該方針に即して、福島国際研究教育機構が福島における研究開発等を中核的に推進するよう定める新産業創出等研究開発基本計画を本日中に策定の上、復興庁のホームページにおいて公表いたします。

 基本方針及び基本計画の内容につきましては、御不明な点がございましたら、事務方までお尋ねをいただきたいと存じます。

 3点目は、今回、新たに設置する予定の有識者会議についてです。御案内のとおり、復興庁では、これまでも復興大臣の下、関係省庁局長クラスから成る「原子力災害による風評被害を含む影響への対策タスクフォース」を設けて、風評対策に関する進捗管理や課題整理を行ってきたところですが、国民の皆さんの理解をさらに醸成し、風評の影響を払拭する観点から、タスクフォース関係省庁及び広報専門家などの民間有識者を構成員とする検討会議を近く設けるべく、事務方に指示したところです。

 また、東日本大震災の発生から11年を経過した現在、その風化を防ぎ、震災の記憶を後世に継承していくことは大変重要な課題でありますことから、風化対策についても併せて御議論いただきたいと考えております。

 復興庁におきましては、引き続き現地現場主義を徹底するとともに、2つの「風」との戦い、すなわち風評と風化への対策が極めて重要な課題だと認識しております。

 会議では、情報発信の在り方について、単に課題整理にとどめることなく、専門家の意見をお聞きしながら、どのような取組を行えば情報発信が強化されるのかなど、具体的手法の提案につながるような知恵が得られることを期待しております。

 会議のメンバーや今後の進め方など詳細につきましては、また決まり次第、改めて御報告をさせていただきたいと思います。

 以上です。

 

2.質疑応答

 

(問)2つ目におっしゃっていただきました福島研究機構の新産業創出基本計画のほうなんですけど、これ、福島県知事と専門家の方に御意見を伺って策定するという話でしたが、何かどういった要望があったとか、もし大臣がお知りになっていたら伺いたいと思います。

(答)新産業創出等研究開発基本計画につきましては、御案内のとおり特措法に基づいて福島県知事への意見聴取を実施したところでございますけれども、この計画本文への修正意見というのは特にございませんでした。一方で、福島県知事からは、基本構想や基本計画の早期の具体化や、あるいは県内の大学、研究機関、企業との連携体制の構築等による取組の展開など、5項目の御意見をいただいたところでございまして、こうした御意見を踏まえながら本計画に基づく取組をしっかりと進めてまいりたいと考えております。

 

(問)ちょっと関係ないことかもしれませんが、大臣の旧統一教会との関係性についてなんですが、一部週刊誌で報道されたこともあったので、真偽のほどを、まずコメントいただければと思いますけれど、いかがでしょうか。

(答)週刊誌、いろいろ書かれておりますんで、どれのことをおっしゃっているのかお願いします。

 

(問)まず東北大のサークルから取材を受けた件、東北大の新聞で、そのサークルが旧統一教会の関連の団体だったことという点と、あと昨年に多賀城のイベント、旧統一教会の関連する団体が主催するイベントに挨拶をしたというようなことが載っていたので、まずその2点について伺いたいと思います。

(答)これは取材元にも文書で回答したんですけれども、そうした回答の趣旨が十分生かされずに、何かあらかじめ書かれていた原稿をそのまま書かれたのかなという、まずは認識を持っております。この東北大学生新聞のインタビューを受けたかどうか、私自身の記憶は定かではないんですけれども、御案内のとおり、大学院は東北大学の卒業生でございますので、やはり東北大の学生が来て、OBとして取材を申し込まれれば、むしろ喜んで受けるのが通常だと思いますし、御指摘によると、たしか2007年のことだということでございますので、今から、もう15年以上前なわけで。私も事実関係は、いろいろ確認したんですけど、東北大学にも問い合わせたんですけど、東北大学新聞というのが、何か学友会の正式な新聞らしいんですね。東北大学生新聞というのは、正式な新聞ではなくて、2009年に正式な新聞ではないということを大学では警告を発したらしいんですが、私が取材を受けましたのは2007年ですから、一般論で申し上げて、東北大学生新聞の取材だと聞かれて、統一教会との関連性を想起するのは、むしろ困難ではないかと思いますし、何か週刊誌報道によれば、山形大学でも似たようなことがあるというような報道がありましたが、そういったことを逆に言うと関連性が証明されているのかどうかということを、私、知りたいですし、少なくとも私が取材を受けたのは2007年であり、ただ、この受けたことについては、ちょっと私もよく思い出せませんのでね。中央大学の新聞の取材も受けたような気もしますけれども、どういう内容だったか、やはり記憶も、ちょっと定かではありません。

 いずれにいたしましても、東北大学新聞と東北大学生新聞の違いが区別できる人というのは、なかなか難しいんじゃないかということが一つと、東北大学が正式に警告を発したのは、あくまでも2009年ですから、私が仮に取材を受けたということが事実だとしても、東北大学が正式に警告を発する2年前のことですので、なかなか東北大学生新聞と聞いて統一教会との関連ということを連想するのは難しいんじゃないかと正直思います。

 また、2点目の多賀城で行われた教団関連のイベントで挨拶したという記事でございますが、私自身、事務所で、ちょっと調べてみてくれということで調べたら、こうした会合に私自身が出席したような記録はないということでございます。

 いずれにいたしましても、私自身、統一教会とは何ら関係はないという認識に変わりはありません。

(以  上)


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