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秋葉復興大臣記者会見録[令和4年8月15日]

令和4年8月15日(月)16:10~16:17 於)復興庁記者会見室 

1.発言要旨

(秋葉大臣)どうも皆さん、お盆休みに御苦労さまでございます。

 復興庁の新体制について、資料を配付させていただいていると思いますが、1点目はこのたび任命されました小島副大臣、竹谷副大臣及び中野政務官が今日、同席させていただいております。 副大臣、政務官におかれましては、被災地に寄り添い、そして現地現場主義を徹底し、被災地の声を復興行政に反映させていただきたいと強く願っております。それでは、皆さんから一言ずつ御挨拶をいただきたいと思います。まず、小島副大臣、お願いします。

(小島副大臣)このたび、復興副大臣を拝命しました小島敏文でございます。私は、総合調整と、また津波・地震に対して、そして海外発信、さらには宮城県担当ということで、秋葉大臣を支えて全力でやっていこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

(秋葉大臣)では、竹谷副大臣、お願いいたします。

(竹谷副大臣)御苦労さまでございます。このたび、復興副大臣を拝命いたしました参議院議員の竹谷とし子でございます。私は、原子力災害からの復興及び再生、そして福島復興局に関する事項を担当させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

(秋葉大臣)では、中野政務官。

(中野政務官)このたび、復興大臣政務官を拝命をいたしました衆議院議員の中野英幸でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 秋葉大臣より総括業務、また地震・津波の災害からの復興、そして岩手復興局に関する事項を担当するように御指示をいただいたところでございます。復興の総仕上げの時期を迎えておりますが、心のケアなど地域によってそれぞれの課題がありますので、ぜひその中で一生懸命と頑張ってまいりたいと思います。秋葉大臣をしっかりお支えをし、副大臣とともに現場主義を徹底して、これからも頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

(秋葉大臣)今、御紹介をさせていただきました新しい体制で、東日本大震災からの復興に全力で取り組んでまいりたいと思います。

 2点目ですけれども、先週12日金曜日に、復興大臣就任後初めての出張先として福島市を訪れ、内堀福島県知事へ大臣就任の御挨拶をいたしました。私からは、復興大臣として、山積する重要な課題に、福島県とも綿密に連携しつつ、国が前面に立って取り組むとともに、現場主義を徹底し、現地に足を運んで被災者の皆さんに寄り添いながら、復興・再生に全力を向けて取り組んでいくとの決意をお伝えをいたしました。

 内堀知事からは、特に3つのお話を賜りました。1つは、福島の復興は長い闘いであるということ。ようやく帰還困難地域への除染や帰還も始まりつつある中で、ようやくスタートラインに立ったばっかりだと、そういう認識を持っていただきたいというお話もいただきました。また、12市町村、自治体ごとに非常に被災状況も異なるということ。そして、同時に12市町村の中でも非常に大きな違いがあるという、このこともしっかり認識をしていただきたい、多様性というものを肌身で感じてほしいというお話もいただきました。そして、最後に3点目として、内閣の決意として示されている、福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の再生なし、同時に、閣僚全員が復興大臣であるとの認識を持つこと、こうした内閣としての決意を大事にして、復興に臨んでほしいというお話でございました。いずれも、そのとおりだと思っておりますので、そうした内堀知事の言葉をしっかりかみ締めながら、取り組んでまいりたいと思います。

 3点目に、明日16日火曜日、岩手県を訪問し、達増知事に就任の御挨拶を行う予定です。明後日の17日には、宮城県を訪問し、村井知事に就任の挨拶を行う予定であります。

 

2.質疑応答

 

(問)復興関連ではなくて大変恐れ入りますが、本日、靖国神社への参拝について、3点教えてください。1つ目が、どのような思いで参拝したかということと、あと記帳の肩書はどういう肩書だったかを教えてください。

(答)本日午前、靖国神社に参拝をしてまいりました。これは、大臣に就任したからということではなくて、私は毎年、必ずこの時期、靖国に参拝をしております。私の祖父も牡丹江で戦死をいたしております。やはり、祖国のために貴い命を犠牲にされた御霊に尊崇の念を表するとともに、哀悼の誠を捧げるというのは、自然な行為ではないかと思っております。そして、重要なことは、二度と再びこうした悲惨な戦争を起こしてはならない。言わば、不戦の誓いを新たにさせていただいたところです。ですから、毎年そうですけれども、記帳は秋葉賢也と記させていただきました。

 

(問)ありがとうございます。2点目なんですが、西村経産大臣が13日に参拝した件でも、中国が反発しています。15日に参拝したことで、さらに反発が予想されますが、今年は日中国交正常化50年になりますが、日中関係への影響についてどのように考えていらっしゃいますでしょうか。また、どのように対処すべきだとお考えでしょうか。

(答)特にコメントは差し控えたいと思いますけれども、一政治家としての判断でございますので、御理解いただければと思います。

 

(問)ありがとうございます。ちょっと重ねてになりますが、韓国への影響ですけれども、韓国大統領は今日の光復節の演説で、元徴用工ですとか、元慰安婦問題の研究設備、いろいろ関係改善要望を示す形が見られました。これまで韓国は、閣僚の靖国参拝に反発してきています。その中で、日韓関係の影響をどのように考えるか教えてください。

(答)私も大臣就任前は、自由民主党の領土に関する特別委員長も務めておりましたので、直近までですね、今もまだその肩書はあるんですけど、いろいろ政治家の立場としては申し上げたいことはたくさんありますけれども、今は復興大臣という立場でございますので、これ以上のコメントは控えさせていただきたいと思います。

 

(問)大臣、改めまして就任、おめでとうございます。先日、福島出張されて、内堀知事ともいろいろ意見交換されたと思うんですけれども、大臣、これまでも避難区域は行かれていると思うんですけれども、現状、福島の課題というのをどう捉えているかというのを、ちょっと就任会見のときもあったと思うんですが、改めてお願いします。

(答)私も内堀知事同様、本当に長い闘いだという認識を持たざるを得ないというふうに思っておりますのと、それからこれは本当に福島県のみならず、宮城県、岩手県もそうなんですが、やはり同じ市町村でもエリアによって、やはり大きな特徴なり差がやっぱり見られます。 内堀知事の言葉を借りれば、やはり分断と葛藤が見られるという表現をされておりました。まさに、私も実態をよく表している言葉だなと思って、共鳴をいたすところでございます。やはり、12市町村ごとにも本当に大きな違いがあるし、市町村の中でも、どこかで線はまずは引いていかなきゃいけないもんですから、除染区域と除染区域外とをやはり分けてしまわざるを得なかった。ここのところが、大きなハレーションにもつながっているんだと思いますし、そういったやはり違いというものをしっかり認識しながら、何をするにせよ、やはり丁寧に進めていくということは大事なんじゃないかなというふうに思っております。

 

(問)もう一点なんですけれども、大臣、福島訪問後にフェイスブックなどで内堀知事と携帯電話番号を交換したということ、書いてらっしゃったと思うんですけれども、これまで大臣は復興副大臣されてるときとか、知事、まだ副知事だったと思うんですけれども、内堀知事とのこれまでの交流であったりとか、何か印象的なものがありましたらお願いします。

(答)内堀知事とは、様々な会合でこれまでも御一緒する機会は多かったと思いますし、いろいろ意見交換したのは何度もございます。その中でも、やはり一番記憶にあるのは、やはり震災後、福島県との会合の際に、お互い大変だということで話したということが一番印象に残っておりますが、ほかにもペルーの在京の大使公邸に三、四年前ですかね、コロナの前、大使館に招待をいただいて、少人数の食事会だったんですが、そこに内堀知事もいらっしゃって、なぜ内堀知事がいらっしゃるか伺ったら、福島県の大玉村の出身者がマチュ・ピチュの初代村長を務めた経緯があり、交流があるということでお出でになってて、そこで初めて隣の席だったもんですから、親しくお話ししたと。

 ただ、村井知事は地元ですから、もう県議会議員のときからいろいろやり取りしてますけれども、やはりお隣の知事とそういう言わばホットラインという意味での携帯電話まで知らなかったもんですから、何かあったら直接電話いただきたいなという思いで、私のほうから電話番号を伺った次第です。

 

(問)大臣、先日の就任の会見で、御自身の旧統一協会との関係を御説明いただいたと思うんですが、このたびの副大臣、政務官については把握されておられますでしょうか。

(答)報道によりますと、中野政務官が旧統一協会関連の集会に複数回出席をして、挨拶をしていたということで承知しているだけでございまして、中野政務官の政治活動に関するものでありますから、御本人から国民の皆さんにしっかり説明責任を果たしていただければよろしいことではないかと思っています。

 

(問)お一人、把握されているということで、ほかの方については特に御確認されたりとか、そういったことは特にされていないということで。

(答)ええ。私も、報道で知るだけでございますので、ほかはちょっと存じ上げません。

(以  上)


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