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西銘大臣記者会見録[令和4年8月5日]

令和4年8月5日(金)11:09~11:13 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 福島復興再生特別措置法第90条に基づき、福島における新産業創出等研究開発等施策の推進に関する基本的な計画の策定を行うこととされており、本日、復興庁のホームページにおいて、本計画の案を公表いたします。

 本計画につきましては、今月末の策定を目指しており、今後、総合科学技術・イノベーション会議及び福島県知事への意見聴取等の法定手続を進めてまいります。

 本計画案の内容につきまして、御不明な点等がございましたら、事務方までお尋ねください。

 私からは冒頭以上です。

 

2.質疑応答

(問)今の大臣のほうから、基本計画案の公表はホームページでされるということですけれども、基本構想の段階から、基本構想の公表の後、福島県などからは、まだ具体的な目玉となるような研究などは見えていないというのがありました。要望などでもあったと思うんですけれども、その基本計画の中で、そういった目玉となるような計画というのは、研究というのは打ち出していくのでしょうか。

(答)御指摘の基本構想の中で、目玉がないというような御指摘は、別途、何回か別の要望の件等でもありましたけれども、直接、私のほうにはそういうのは届いておりません。

 従来、発言してきましたが、基本構想があって、夏のこの基本計画が大きな節目になるであろうと、私、思っておりまして、福島における新たな産業の創出及び産業の国際競争力の強化に資する研究開発等の施策の推進に関する基本的な計画であります。来年4月設立予定の福島国際研究教育機構が、これらの施策等において、中核的な役割を担うように定めるものであります。

 また、機構が中核となって行う取組を新しい日本を創るリーディングプロジェクトと位置づけ、国の総力を挙げて推進していくことになります。

 具体的には、御案内のように、5分野の研究開発機能や機構発ベンチャーへの出資等の取組からなる産業化機能、また連携大学院制度による連携等の人材育成機能、協議会を組織し、福島県内の既存施設等の取組に横串を刺す司令塔機能を持つようにすること等を定めることとしております。

 いよいよ基本計画は、8月、今月末に向かって着々と進んでいくということになります。

(以  上)


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