メニュー
閉じる

西銘大臣記者会見録[令和4年7月22日]

令和4年7月22日(火)12:04~12:22 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 冒頭、私から4点あります。

 まず1点目。本日、福島国際研究教育機構の理事長となるべき者について、閣議において人事が了解された上で、主務大臣である岸田総理により、山崎光悦氏が指名されました。山崎氏は金沢大学学長として8年間の在任中、分野横断研究や国際化を推進されてきた大学運営の実績を有しており、知見とマネジメント能力の両面で理事長にふさわしい方と認識しています。資料を配布していますので、そちらを御参照ください。

 また本日の閣議後、山崎氏が岸田総理を訪問され、私も同席をいたしました。総理からは、福島に世界中から一流の研究者を集め、最先端の研究、成果の産業化、将来の科学技術を担う人材育成の推進、そして世界的に評価される研究成果の実現に向けて、御経験を生かして関係機関と連携して取り組むよう指示がありました。

 この機構の設立、そして世界水準の研究教育機関の実現に向けては、今後も様々な取組を着実に進めていく必要があるところ、山崎氏に理事長となるべき者として参画いただけることとなり、大変心強く思います。加えて、理事長となるべき者への指名に伴い、今後復興庁と一体となって機構の設立に向けた議論に参画いただくため、本日付で山崎氏を復興庁参与に任命させていただきました。

 今後、私自身も復興の司令塔として山崎氏と緊密に連携させていただきながら、政府一丸となって世界に冠たる機構の設立に向けて全力を尽くしてまいります。

 次に2点目でありますが、今週末福島県を訪問いたします。明日23日に、福島県富岡町を訪問し、とみおかくらし情報館を視察いたします。明後日24日は、福島県楢葉町、南相馬市を訪問します。楢葉町では、「Joshikai in Fukushima 2022」に出席するとともに、経済協力開発機構・原子力機関(OECD・NEA)のマグウッド事務局長と福島国際研究教育機構に関する意見交換を行います。南相馬市では、伝統的行事である相馬野馬追を視察いたします。

 3点目、来週25日月曜日に、内堀福島県知事がミスピーチキャンペーンクルーを伴って表敬のため来庁されます。その際には、福島県で栽培される桃の代表的な品種である「あかつき」を御紹介いただき、私も冨樫副大臣及び新妻副大臣と共に、実際に試食等を行うことを予定しております。復興庁としましては、被災地域の農林水産物の流通・消費の拡大が地域の復興を後押しするものと考えております。

 次に4点目、北方の関係でありますが、「洋上慰霊」について申し上げます。令和4年度の北方四島交流等事業が当面実施できないことを踏まえた別途の事業として、明日23日土曜日から8月10日水曜日まで、合計で10回、千島連盟及び北海道により船舶「えとぴりか」を用いた「洋上慰霊」が実施されます。政府としましても、「洋上慰霊」の実施に当たり必要な支援を行っているところであります。詳細は、内閣府北方対策本部にお尋ねいただきたいと思います。

 私からは以上です。

 

2.質疑応答

(問)機構の初代理事長に山崎さんが指名されましたけれども、改めまして、大臣として山崎さんのどのような点に期待をしたいのか、考えをお聞かせください。

(答)新機構の理事長となるべき者については、本年3月の基本構想において、高度な研究開発等の知見とマネジメント能力を有する理事長の下で研究開発等の業務を進める体制を構築することとしております。

 山崎氏につきましては、まず機械工学、特に材料力学、設計工学を専門として30年以上にわたり研究活動に従事され、研究現場の実情や最新の研究動向などに精通されているものと考えております。また、金沢大学の学長として8年間の在任期間を通じて、分野融合研究や徹底した国際化などの大学改革を主導され、「世界トップレベル研究拠点プログラム」や「スーパーグローバル大学創成支援事業」に採択されるなど、高度なマネジメント能力も有しておられると評価しているところであります。これらを踏まえ、基本構想における高度な研究開発等の知見とマネジメント能力を有するという観点から、理事長となるべき者としてふさわしい方と判断したものであります。

 大変期待の大きい福島国際研究教育機構の理事長として、大いに能力を発揮してもらいたいと期待をしています。

 

(問)関連して機構の理事長の話なんですけども、今ほどありました山崎さんのこれまでの実績の中に分野融合の部分があるということなんですけれども、今回福島のこの機構で5つの研究分野を掲げていると思うんですけども、山崎さんに、複数の分野での分野融合というのは、具体的に、イメージとしてでもいいんですけれども、どのような融合を期待されているか、大臣のお考えを教えてください。

(答)御指摘のように、機構の5つの分野、山崎氏が分野別の融合ということ、あるいは8年間の学長在籍期間中に大学改革を含めて国際的なレベルの取組もやっていただいたということで、福島国際研究教育機構が掲げている5つのテーマでも分野をより横断的に、マネジメント能力を発揮してくれるものと大いに期待をしているところであります。

 もちろん、復興庁はじめ関係省庁連携して政府一丸となって、しっかり山崎氏をお支えしながら邁進していかないといけないなという思いであります。地元の期待も非常に大きいものがありますし、政府全ての閣僚が復興大臣だという総理の強い思いもありますし、しっかり支えて山崎氏が頑張ってくれるのなら、私たちはそれをしっかり支えていこうという思いでおります。

 

(問)続いて、山崎さんの件なんですけれども、まずどうやって世界的な研究者だったりを集めてくるかということが課題になるかと思うんですけれども、沖縄のOISTの場合は、ノーベル賞受賞者を理事長や理事に置いたりして国際的に発信してきたということがあると思うんですけど、その辺り、山崎さんがどうというわけではないんですけど、これからの戦略として、理事長はどういうふうに取り組まれるのか、また復興庁はどういうふうにここに関わりを持つのかというのをお聞かせください。

(答)山崎先生とお話をしておりましたら、まずこの今度の国会での議事録は全て読ませていただいたと。経緯も、その上で、先ほどもお話に出ておりましたOISTの件も、OISTもできたら訪問してみたいので大臣よろしくという話もありましたし、総理との対話の中でも世界から研究者を集めるという話も出ておりましたので、その辺は政府一丸となってバックアップ体制を取りますので、山崎先生がしっかり仕事のできる体制をお支えしながら、また地元の非常に期待の強い機構でありますので、御指摘の点もしっかり対応してもらえるものと、私たちも全面的にバックアップしながら取り組んでいきたいと思っております。

 

(問)ちょっと所管外になってしまうかもしれませんが、先日、宮古島のほうで、海上保安庁の巡視船が実際に誤射する事案がありました。後日、宮古島を視察した際に、市長とも面会されておりますけども、その件に関するやり取りがあったのかどうか、事案に対する受け止めと併せて伺えればと思います。お願いします。

(答)先日の宮古島市の公務視察の中では、特にその点に関しての話は出ませんでした。ただ、下地島空港のほうに向かっていくとき、この辺であったのかなという感じで眺めはいたしましたが、大変なことが起こったなという認識は、報道等を通じて承知をしておりますし、また海保のほうで発表した資料等は全て目を通しておりますが、引き続き海上保安庁において調査等が行われているものと認識をしております。私としましては、特に所管でもありませんので、コメントすることは差し控えたいと思います。二度とあってはいけないことだとは思っております。

 

(問)ちょっと話題替わりまして、本日、安倍元総理の国葬が閣議決定されましたけれども、国葬については賛否の声が上がっていますが、大臣の所感をお聞かせできればと思います。

(答)安倍元総理の国葬儀につきましては、岸田総理が述べられたとおり、安倍元総理が憲政史上最長となる8年8か月にわたり内閣総理大臣の重責を担われたこと、また様々な分野で大きな実績を残されたことに加えて、国際的な評価も高く、民主主義の根幹たる選挙が行われている中、突然の蛮行により逝去され、国内外から哀悼、追悼の意が寄せられていることを勘案し、今日の閣議で、9月27日国葬儀の形で葬儀を行うことを決定をしております。

 私は、政府に入る前のことでもありますけども、安倍元総理が首脳会談を相当こなされていることを高く評価をしておりましたし、沖縄出身の者として、県民が一番望む平和というものについて、トップの首脳会談の回数というのは、私が聞いたところによりますと、1,000回ぐらいやったという話を本人の口から聞いておりましたので、その辺のことも踏まえると、政治家、トップとしてトップの首脳会談をやることは、平和を実現する、政治家ができる行動だと私自身は政府に入る前から評価をしておりましたので、今般、閣議決定で、様々な考えがあることも考慮はしながらも、今日の閣議で日付が決定したことをしっかりと受け止めて、やろうと思っています。

 

(問)機構の件でもう2点、お伺いしたいんですけれども、福島県選出の国会議員から、福島にゆかりのある方を理事長にという声も上がっていたんですけれども、人選において、まず山崎さんは福島と何らかのゆかりはあるのかということを1点お聞かせください。

(答)ただいまの山崎先生が福島とゆかりがあるのかという質問について、今の時点で、私はちょっと承知しておりませんが、理事長の基本的な考え方は、先ほども申し上げましたが、研究分野に精通している点、あるいはマネジメントの能力等々を認めまして、金沢大学の8年間の取組等を見ておりましても、理事長になるべきふさわしい方ではないかなと認識をしております。

 御質問の点は福島との関わりという意味では、今の時点で承知しておりませんので、後で事務方に確認してみたいと思います。

 

(問)人選の過程で、候補者というのは何名ぐらいから絞られたんでしょうか。

(答)人事案件であるために、検討経緯の詳細についての私のコメントは差し控えたいと思います。どうか御理解ください。

(以  上)


ページの先頭へ