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西銘大臣記者会見録[令和4年5月31日]

令和4年5月31日(火)17:28~17:44 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 まず、復興関連で3点あります。

 1点目、さる28日の土曜日に秋田県を訪問し、福島県から避難されている方々とお会いしてきました。参加された避難者の皆様からは、秋田県や秋田拠点(あきたパートナーシップ)の支援への感謝、岩手県・宮城県と福島県の復興の差を感じる、避難当時は幼かったが、避難したことで、大学生のボランティアと外で遊べたこと等はよかった、将来はボランティア参加も検討している、などの想いや支援への要望を交えて、率直なお話を伺ったところです。
 このようなお話を伺う中で、避難された当時の御苦労や、現在においても様々な悩みを抱えていらっしゃるということが分かり、私としても避難されている方々への思いを新たにいたしました。
 また、同じく、秋田市で東日本大震災からの復興を願って開催された、「東北絆まつり2022秋田」の開祭式に出席し、ブルーインパルスの展示飛行やパレードを視察しました。
東北6県が一つとなり、互いに助け合って復興を歩んだ熱い絆を直接確認することができ、大変感銘を受けました。
 秋田竿燈まつりなど、東北各県を代表する祭りが集結したパレードでは、エネルギーあふれる踊りを間近に拝見でき、心を動かされました。今年は、3年ぶりに東北各地で本格的に夏祭りが開催される予定ですので、ぜひ皆様も訪れていただきたいと思います。
 引き続き、現場主義の下、避難されている方々や復興に御尽力されている方々に寄り添いながら、全力で取り組んでまいります。

 2点目、第39回復興推進委員会を6月6日月曜日に開催します。当日は、福島国際研究教育機構について、先日、国会で成立いたしました法律の内容等を御説明し、委員の方々の御意見をいただく予定です。復興推進委員会の詳細につきましては、事務局に御確認をください。

 3点目、明日、行政事業レビューの一環として、復興庁では外部有識者を入れて、公開の場で、自らの事業の点検を行う公開プロセスを実施いたします。
 行政事業レビューは、外部有識者を活用しながら、全ての省庁の事業の内容や効果の点検を行い、その結果を予算の概算要求や執行等に反映させる取組です。この一環として行う公開プロセスは、翌年度の概算要求に向けて、各省庁で外部有識者を活用して事業の点検をするものです。

 本年、復興庁においては、明日(6月1日)、6名の外部有識者により、3つの事業について点検をしていただきます。1つは、福島再生加速化交付金、2つ目、原子力災害による被災事業者の自立等支援事業、3つ目、特定復興再生拠点整備事業の3事業について点検をしていただきます。

 公開プロセスは6月1日14時30分より、冨樫副大臣が出席して、合同庁舎4号館の共用1214会議室で開催いたします。この模様は、ユーチューブで生中継されるほか、冒頭のカメラ撮りを予定しております。
 これまで外部有識者の方には、対象事業の現地視察に行っていただいており、公開プロセスで、外部有識者からいただく御意見を踏まえ、事業の改善につなげていきたいと考えております。

 復興庁関連は以上です。

 次に、沖縄担当大臣として御報告します。昨年12月の総理の所信表明演説を踏まえ、「強い沖縄経済」の実現に向けた取組の一環として、有識者ヒアリング等を実施してまいりましたが、本日、お手元にお配りしているとおり、「「強い沖縄経済」の実現に向けた西銘大臣ビジョン」を取りまとめました。
 本ビジョンの策定に当たっては、沖縄経済の課題を克服し、1つ、域外競争力が強く、2つ、外部変化に強く、3つ、民間主導による「強い沖縄経済」の実現を図るため、重点分野を「観光・リゾート」、「農水産業・加工品」、「IT関連産業」、「科学技術・産学連携」を重点4分野として選定をし、有識者ヒアリングやアイデア募集を行いながら検討を進めてまいりました。
 また、出張先での視察や車座対話、首長や各界の経営層との意見交換なども行い、これらの成果を活用しながら取りまとめを行ったものであります。
 本ビジョンにより、関係者の御協力も得ながら、沖縄振興特別措置法などに基づく沖縄の総合的な振興を、さらに後押し・加速化して、「強い沖縄経済」の実現を図っていくとともに、内閣府の取組・支援の具体化に向けて、夏の概算要求等も含め、さらに検討を進めてまいります。

 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)今回、「「強い沖縄経済」の実現に向けた西銘大臣ビジョン」の御発表ということなんですけれども、観光リゾートほか4つの分野で、それぞれ具体的戦略ということで示されていますけれども、これは何か、もう少し具体的な事業というか、どういう事業をおやりになるとか、そういったものというのは、こちらのこの資料の中には記載ございますでしょうか。

(答)この「強い沖縄経済」、総理の発言からスタートしたところでありますけども、このビジョンは、基本的に、基本方針に基づいて県が沖縄振興計画を策定する、それらの後押し・加速化していく、その大枠の中での「強い沖縄経済」の事業でありまして、私は、就任早々から農水産業、1,000億では駄目だということを強く言っておりましたが、「強い沖縄経済」というのを、どう具現化していくかという中で、4つの分野の中の1つに農水産業・加工品も入れておりますが、これから沖縄振興計画を加速化・後押ししていく中でのビジョンというふうに捉えていただきたいと思っておりますし、「強い沖縄経済」の実現に向け、これから骨太の方針、あるいは8月の概算要求と流れていきますので、骨太の方針に何らかの記載を盛り込みたいと考えておりますし、今後、所要の調整を行ってまいりたいと思っております。

(問)重ねてお尋ねしたいんですけれども、こちらのビジョン、それぞれの事業についてなんですけれども、これは基本的に沖縄振興予算の範囲内でおやりになるのか、それとも振興予算とはまた別枠で、何か予算化されて事業を結びつけていくお考えなのか、その辺もうちょっと併せてお願いします。

(答)基本的に、沖縄振興を所管する大臣の立場でありますし、沖縄振興の予算の枠組みでというふうには考えております。

(問)今の西銘大臣ビジョンに関連してなんですけども、これ、概要を見ますと、目標年度というのが設定されていないと思うんですけれども、西銘大臣の中で、いつまでにこの目標を達成したいとか、そういった念頭に置いた時期などありますでしょうか。

(答)必ずしも、具体的な期限を想定しているものでもありませんし、沖振法の計画は10年ありますけども、私の大臣の任期がいつまであるかというのもありますけども、在任中、この基本的な考え方に沿って、県がつくる沖縄振興計画の後押し・加速化をしっかり、できるものからやっていきたいと思っております。
 全て県経済にとって重要な分野でもありますし、かねてから農水産業の加工はもっとできるんじゃないかという意欲を強く、就任前から持っていたものですから、その辺は、例えば地元に出向いていって、市町村長さんと話をするときにも、市町村の農業生産額の中でもっと増やせるものはないかというような意見交換などもしてまいりましたので、できるものからどんどんやっていこうというような気持ちでおります。

(問)関連してなんですけど、このビジョンなんですけども、これは西銘大臣が在任されている期間のビジョンなのか、その後も内閣府の方針として引き継がれていくような性質のものなのか、この辺りを教えてください。

(答)これは、内閣府のスタッフも一緒になってヒアリングをしたり、進めていますので、私自身は、あまり西銘大臣ビジョンとかいう名前をつけることには、少々こだわりは、むしろつけるなというぐらいの気持ちでいたんですけれども、現実、大臣の職に就いて、沖縄振興を前面に立って推進していく立場にありますから、結果的に西銘大臣ビジョンというのをつけたのでありますが、それに別にこだわってるわけではありませんし、「強い沖縄経済」をつくっていこうというときには、内閣府のスタッフも一緒に取り組んでつくったものですから、その後のことまで、今、私の立場で触れることはできませんが、しっかり沖縄振興計画の加速化・後押しをできるものからやっていって、「強い沖縄経済」の実現に向けて、コロナ禍で、この脆弱性も見えておりますので、その辺も踏まえてしっかり取り組んでいきたいなと思っております。

(問)この「【参考】アイデア募集」というところで、後ろのほうの資料13ページ目からございますが、個別にいろいろ「沖縄版「海中美術館」の整備」であるとか、「バーチャル王朝時代ミュージアムの整備」であるとか、具体的な事業、こちらに列挙されていると思うんですけども、これは基本的に実行されるものの一つであると考えてよろしいんですか。これは、全部実行する予定の、予算を出す予定の事業なんでしょうか。

(答)アイデア募集を、ネットを通じてやっておりまして、44件から二十何件ぐらい、ここに25件ぐらい取り上げておりますが、そのアイデアも生かしながら、この取りまとめに反映をさせているという、そういう御理解でいいと思います。

(問)じゃ、もう、これをすぐ実行するというわけではないという理解でよろしいですかね。

(答)アイデア募集の採用した二十何件は、この取りまとめたビジョンの中に反映されているという考えで御理解いただけたらと思います。

(以  上)

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