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西銘大臣記者会見録[令和4年2月25日]

令和4年2月25日(金)8:34~8:41 於)衆議院本会議場中庭側廊下

1.発言要旨

 私から2点ございます。

 1点目は、東日本大震災の弔意表明についてです。本日の閣議におきまして、来る3月11日に東日本大震災より犠牲になられた方々に哀悼の意を表するため、国の行政機関における対応について定めるとともに、広く国民の皆様にご協力をお願いすることを内容とする「東日本大震災の弔意表明について」が了解されました。復興庁においては弔旗の掲揚などを行う予定ですが、国民の皆様にも、震災の発生時刻である午後2時46分に黙禱をささげていただけるようにお願いいたします。

 2点目、来週28日月曜日、日本経済団体連合会の十倉会長、古賀議長との意見交換を、大手町の経団連会館にて行う予定です。今回は、被災地における企業連携活動支援「結の場」への参加や、福島県産品の利用・販売への支援及び復興庁への人材派遣などに謝意を表するとともに、改めて会員企業による被災地への立地や、福島国際研究教育機構の取組などについて意見交換を行いたいと考えております。

 私からは以上です。

 

2.質疑応答

(問)ロシアのウクライナ侵攻に関してお伺いしたいと思います。ウクライナは、原発事故後、福島県とは、原発事故対応ですとか、食の安全の視察を受け入れるなど、交流のあった国ではあるんですが、今回の侵攻を受けまして、大臣の受け止めと、そういった復興関連、風評の払拭ですとか、そういったもので何か、今後影響ある部分というのがあるのか、お聞かせいただければと思います。

(答)今回のロシアのウクライナ侵攻については、ただいま総理も記者会見されていると思いますが、力による現状の変更という意味で、これからの国際社会に大変大きな影響を与えるのではないかと思っております。制裁措置をG7やEUと連携しながら、国際社会で対応していくものと思っておりますが、この状況を厳しく注視していかなければいけないなと思っております。

 復興庁としては、私のほうで風評の払拭ということにつきましては日頃から力を入れておりますので、その辺はしっかりと対応していかなければいけないと思っております。もう一つは、北方対策のほうの外務省の後押しをしていかないといけない立場になっておりますが、これも厳しい状況になってきているのかなというふうには受け止めております。いずれにしましても、所管の部分はしっかり対応していかないといけないなと思っております。

(問)冒頭発言の1点目にありました3月11日の弔意の表明についてお尋ねいたします。

 政府として、政府主催の追悼式については、昨年度限りという方針でございましたけれども、今回の表明を受けまして、正式に本年度は政府主催の追悼式はやらないという認識でよろしいのか、お伺いします。

(答)政府として行う追悼式につきましては、発災から10年となる令和3年まで実施するという方針について、一昨年以来、当時の官房長官等々からお示しをしていたものと承知をしております。そういう基本的な考えの下で、3月11日、丸11年を迎えようとしているという状況であります。現地で行われる行事等については、今後大詰めの段階に来ており、対応も検討しているところであります。

(問)今の関連なんですけれども、現地の行事の調整が大詰めということですが、大臣や、かねておっしゃられている総理の被災地訪問に向けての調整を進めるという認識でよろしいでしょうか。あと、それについてはいつ頃までに公表できる見通しなんでしょうか。

(答)総理の日程につきましては、官邸のほうで所管しておりますので、復興庁としましては、被災自治体のご意向や諸般の事情、国会の状況等を踏まえて、現地で開催される追悼式への対応について、検討していかなければならないと思っております。

 いつまでにというご質問ですけれども、今の時点でいつまでにという答えができないことをご理解いただきたいと思います。

 私の手元には、岩手県と大槌町の合同の追悼式の招待状が届いていること、また福島県主催の追悼式の招待状が届いているということは承知しております。それを含めて、鋭意検討中であるということでございます。


(以  上)

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