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西銘大臣記者会見録[令和4年2月18日]

令和4年2月18日(金)9:28~9:38 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 冒頭発言なし

 

2.質疑応答

(問)数日前に一部報道で、3月11日、12日の周辺で岸田首相が被災3県訪問をして、追悼式に出席をするというような報道がありましたけれども、その際の検討状況など、大臣ご自身はどのような予定を今のところ検討されているか、お話できることがありましたらお願いいたします。

(答)3月11日に福島県主催の東日本大震災追悼祈念行事が福島市で開催されることは承知をしております。11年目となる3月11日については、被災自治体のご意向も踏まえて、東日本大震災により犠牲になられた方々に哀悼の意を表するための、政府としての対応を検討しているところであります。

 報道も承知しておりますが、総理の日程については私からコメントすることはありませんし、今ある程度まで検討されているのではないかと思います。私の日程についても、今鋭意詰めているところであります。

  

(問)2問ございます。

 まず1点目なんですけれども、復帰50年式典の政府と県の共催同時開催のことが、政府・与党内で調整が進んでいると思うんですけれども、どんな状況か、教えていただきたいということ。

 あと、式典を巡っては、50年の節目をお祝いのムードで迎えようというような雰囲気が今かなりあると思うんですけれども、一方で、ちょっとこの後質問をさせていただこうと思っていますけれども、不発弾が昨日、ダムで見つかったというところがあります。まだこういった戦後からの課題、基地問題も含めて沖縄の問題が続く中で、そういった問題を真剣に考えてやる機会にちゃんとすべきだというような意見もあります。その点、大臣はどのように考えていますかという点をお願いします。

(答)一昨日の16日、沖縄県の謝花副知事や各種団体などが、5月15日の沖縄復帰50周年の記念式典に関して、県民の総意として、1つ、式典を政府と沖縄県の共催で開催すること。2つ、式典を沖縄県と東京の2会場で実施すること等について、官房長官に要請をされ、これに対して官房長官から、要請を重く受け止め、岸田総理とも相談し、政府と沖縄県が一体となって国民全体で行う式典となるよう、政府として対応していきたい旨、回答したと承知をしております。

 内閣府としましては、式典に関し、これまでも事務的に沖縄県とも連携しながら、様々な検討を行っているところであります。今般の要請も踏まえて、さらに検討を進めていきたいと思っております。

 2点目の式典に伴ってお祝いムードに関するご質問だったと思いますが、さきの大戦で苛烈な地上戦が行われ、筆舌に尽くしがたい苦しみを経験した。また、私自身、高校生までは米ドルで生活をしていたという体験もありますが、復帰まで27年間かかったことを踏まえますと、県民が多大な苦難を経験したことも肌身に染みて感じております。

 また、復帰以降、様々な取組が進められてきたものの、現在も米軍基地の多くが集中している、県民にとって大きな負担となっているということも承知をしております。沖縄復帰は、県民そして国民全体の悲願であり、まさに国家的な事業として実現したものであります。式典が県民のみならず、国民全体として沖縄復帰の歴史的な意議をあらためて想起するとともに、沖縄の歩みや、その歴史を振り返り、思いを致す契機となるよう、そして沖縄の魅力や可能性を内外に発信する機会となるように検討を進めていきたいと思っております。

  

(問)2つ目の質問なんですけれども、昨日沖縄県うるま市の倉敷ダムのほうで、700発以上の不発弾とドラム缶、米軍のものとみられますけれども、見つかっております。ダム自体もともと米軍施設の中にあったということで、40年ほど前に返還されているんですけれども、おそらく米軍のものだろうということで、県または防衛省を含めて、今、調査も進んでおります。あらためて、この大臣の受け止めと、内閣府として何か対応されるところがあるのかというところをお伺いしたいと思います。

(答)ご指摘の質問は、報道により承知をしております。米軍の嘉手納弾薬庫内であったとはいえ、こういうことがまだ現実に報道される。またこれが飲料用にも使われているとなると、関係機関、おそらく防衛省を中心に調査も含めて適切に対応されるものと承知をしております。内閣府としてというよりも、関係機関がしっかり調査をしていくものと考えております。私も沖縄担当の大臣としては、しっかりと注意深く見守らないといけないなという思いで、この報道を見ております。


(以  上)

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