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西銘大臣記者会見録[令和4年1月21日]

令和4年1月21日(金)09:25~09:30 於)衆議院本会議場中庭側廊下

1.発言要旨

  冒頭発言なし

 

2.質疑応答

(問)双葉町の準備宿泊について、大臣の受け止めを改めてお願いいたします。

(答)いよいよ始まったのかなと。昨日ですか、テレビ等を見ていても、水が出てきたとか。やるべきことをしっかりやらないといけないと思っております。

 避難指示解除は、双葉町は、町長さんも議会で6月頃と言っておりましたし、それ以外にもしっかり取り組んでいって、準備宿泊で帰還困難者が戻ってこられるように、特に双葉町はまだゼロの状態ですから、しっかり力を入れていかないといけないなと思っております。

(問)今の関連なんですけれども、双葉町のほうで準備宿泊を初日に登録したのが4世帯5人で、今まで、おとといの段階で申し込んでいるのが11世帯15人ということで、非常に参加者が少ないのが現状です。先に始まりました葛尾村や大熊町でも、依然として参加者が伸び悩んでいるというふうに伺っておるんですが、この春以降の避難指示解除に向けて、まだ帰還に向けた環境がなかなかそろっていないというのが背景にあろうかと思うんですけれども、政府としてそういった自治体の取組の遅れについてどのように支えていかれる考えでいらっしゃいますか。

(答)現場を実際に見ている者としては、ちょっと時間がかかるのかなという印象を強く受けております。それでも双葉町、あるいは既に始まっている大熊町、葛尾村については今年の春以降、そして富岡町、浪江町、飯舘村については来年の春頃の避難指示の解除を目指しております。準備宿泊の希望者が少ないとはいえ、まず第一歩が始まったのかなと。生業(なりわい)とかもなければ実際に帰還はできませんので、生業(なりわい)、あるいは生活のインフラの部分等もしっかり力を入れて、整備をしていかなければいけないなという思いで、今年度予算を通してしっかり取り組んでいきたいなと思っております。

(問)沖振法改正案の中身についてちょっとお伺いしたいんですけれども、これまでに人材育成に関する教育の施策の充実とか、脱炭素とか、デジタル社会、国の施策に合わせたこの法案の努力規定というか、そういったものとして新たに新設の条文も盛り込まれるというふうに伺っていますけれども、改めて、どういう条文が新しく盛り込まれるのか、もしできればよろしくお願いします。

(答)昨日ですか、自民党の沖縄振興調査会の幹部会が開かれたと聞いております。これから自民党全体、公明党だったり、与党間の了解を取り付ける作業が始まっております。基本的には、私もかつて沖縄振興調査会の幹事長として、きめ細かくヒアリングをしながら、与党の提言も出ておりますので、与党の提言の中身も踏まえながら鋭意調整中でございます。しっかり取り組んでいかないといけないと思っておりますが、具体的な中身については、もう少しお待ちをいただきたいと思います。よろしくお願いします。

(問)関連してもう一問すみません。この教育の充実に関して、8月、河野大臣と一緒に沖縄振興の基本方針、基本方向とおっしゃっていましたけれども、その中では米軍基地とかOIST(沖縄科学技術大学院大学)をリソースとした英語教育を進めるべきだという文言もありましたけれども、そういった英語教育をどう徹底するのかというところを大臣のお考えがあれば教えてください。

(答)それも含めて、河野大臣の頃から、私が沖縄振興調査会の幹事長の頃から、河野大臣のそういう強い要望があったことを聞いております。人材育成という意味で、どういうふうに取り組むべきか、英語も含めて、隣に大きな国もありますから、中国語も含めてという形になるか分かりませんが、鋭意作業中でありますので、もうしばらくコメントはできませんけれども、よろしくご理解をお願いしたいところです。


(以  上)

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