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西銘大臣記者会見録[令和3年11月5日]

令和3年11月5日(金)10:44~10:49 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

  冒頭発言なし

 

2.質疑応答

(問)復興の関係でお伺いしたいんですけれども。昨日4日、ちょうど岸田内閣発足から1カ月が経ちまして、大臣就任からも1カ月ということで、これまでの間、選挙などもありコロナ禍の被災地を精力的に回っていらっしゃるかと思うんですけれども、改めて就任1カ月のご所感をお願いできますでしょうか。

(答)沖縄及び北方対策、復興大臣に就任して1カ月が過ぎました。特に復興大臣としてこの間、私自身、被災3県の知事と意見交換を行うこととともに、原子力災害被災の12市町村等も訪問させていただきました。

 10年以上が経過して、東日本大震災からの復興は着実に進展しつつあるとはいえ、現場を訪ねてみますと、福島の帰還困難区域では、帰りたいのにかつての住まいに戻れない、そういう厳しい現状を私自身、目の当たりにしました。

 それぞれの市町村でそれぞれの複雑な課題があるということ、復興はまだ現在進行形だということを認識した次第であります。今後とも時間の許す限り被災3県に入って市町村の現場を訪ねて、各地域の復興が進んでいくように全力でしっかり対応してまいりたいという気持ちを新たにしているところであります。

(問)今の質問に関連なんですけど、この1カ月、大臣は一通り被災3県の被災地の訪問で現地に入られまして、意見を地元の方々と交換してきたかと思うのですが、そういった中、優先的に取り組まなければいけない政策については今、現状でどのように認識されているのか具体的にお聞かせください。

(答)昨日は岩手県の沿岸、宮古市から山田町、あるいは大槌町、釜石市と、現場のほうを訪ねてまいりましたが、やはり現場に出向いて話を聞いていますと、ハード面の整備は進展しつつあるものの、産業、生業をどうするかとか、車座集会の場でも出ましたけれども、市町村ごとにこころのケアの問題等を含めて、まだまだ課題があるなと。ソフト面もまだまだこれからだなという思いを強く持っております。そういう意味では、市町村のそれぞれの課題にきめ細かく対応しながら頑張っていかなければいけないという思いを強くしております。

 現実には、もう概算要求から来年度の予算の閣議決定に向かって流れていきますし、あるいは補正予算もコロナ対策と経済対策の両面で出てくると思いますので、必要な予算の確保については全力で取り組まなければいけないという思いを強くしたところであります。

 特にソフト面で、原発被災12市町村には、まだそれなりの課題がありますけれども、こころのケアや、生業についてはこれからが現在進行形であるという認識を強く持った次第です。


(以  上)

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