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西銘大臣記者会見録[令和3年10月12日]

令和3年10月12日(火)9:23~9:35 於)復興庁記者会見室

1.発言要旨

 冒頭発言なし

 

2.質疑応答

(問)大臣、東北の被災3県の知事と沖縄県の知事と、これまで既に面会されましたけれども、残るは北方領土(隣接地域)かと思うんですけれども、今週の木曜日には衆議院が解散して、来週の火曜日には衆議院選挙公示ということで政治日程もありますが、今、どのあたりでご視察などに行かれるお考えなのでしょうか。

(答)政治日程はありますけれども、事情の許す限り行けるように今、日程調整を指示しているところであります。まだ具体的にはないですけれど。

(問)先週、2度玉城デニー知事とお会いになったかと思うんですけれども、会ったご感想というか、ご所感と、どのようなお話があったのかというところをちょっと頂ければ。現地でも取材を受けられているかと思うんですけれども、改めてお伺いできればと思います。

(答)就任の挨拶を兼ねての表敬訪問という形で玉城知事とお会いしました。

 知事からは様々な要望を受けました。知事から説明を頂きましたけれども、要望については受け止めますという形で対応しました。知事との面談は以上です。

(問)大臣、就任以来、震災の被災地、被災県3県の知事と面会されて、市町村の首長さん方の生の声を伺いたいということを何度かおっしゃっているかと思うんですけれども、特にどういう部分のお話を伺いたいのか、何か課題として気掛かりな部分があるのか、そのあたり、今のお考えをお伺いできますでしょうか。

(答)知事さんとの初めての面談の場でも、とにかく被災地の市町村はそれぞれ複雑多様な課題があると。私が特に印象に残っているのは、「心のひだが触れ合うような形で被災者の声を聞いていただきたい」という旨の発言が響いておりまして、できる限り日程調整をして被災地の市町村それぞれの課題を、まさに心のひだが触れ合うような気持ちで話し合いの場が早い時期に持てたらいいと思って日程調整中であります。以上です。

(問)大臣の原発に対する基本的なお考えについてちょっとお聞きしたいんですけれども、福島第一原発の事故が起きて、多くの方にとって原発に対する認識というのは変わったかと思うんですけれども、大臣の地元の沖縄には原発というのはございませんが、原発事故を契機として大臣の原発に対するお考えというのが変わったのか、変わったのであれば、どういった点があったのかというのと、現在の原子力政策について、例えば脱原発を目指すのかとか、新増設を認めるのかとか、そういった点についての基本的なお考えをお聞かせいただきたいのですが。

(答)我が国のエネルギー基本計画について今、パブコメを掛けられているものと承知しております。

 私も福島第一、1Fは現場を見た経験がありますけれども、被災地の方の思いを考えると、それはもう大変な、いわば沖縄が地上戦で灰燼に帰したようなイメージと私の中ではだぶるんですけれど、1Fの被災の現場の方々の思いはできる限り共有したいと思っております。

 原子力政策については経産省のほうで今、鋭意やっていると思いますので、その辺のコメントは差し控えたいと思いますが、被災地の思いは、これからも市町村や現場に足を運んで、心のひだが触れ合うような形で被災者支援ができたらという思いでおります。以上です。

(問)来週始まります衆院選に関しての政策論争に関してお伺いしたいと思います。各政党の公約が発表されているところですけれど、私が見ている限り、復興ですとか、やはり重要課題である処理水の処分の関係といった重要課題に触れられているところというのは今のところ少ない気がするんです。それで、復興事業を所管する省庁の西銘大臣としての現状での受け止めですとか、選挙戦を通してどういった議論が深まってほしいか、お考えをお聞かせいただければと思います。

(答)私が岸田総理から辞令を頂く最初の総理執務室で、「東北の復興なくして日本の再生なし」、あるいは、「全ての閣僚が復興大臣だ」という発言、さらには、初閣議の下での内閣の基本の方針の中にも、東日本大震災からの復興と被災者支援や産業生業等々具体的に明記されております。

 岸田内閣、チーム内閣として、政府として復興に取り組む意欲は極めて強いものを閣僚の一員としても感じておりますし、チーム岸田内閣としても感じております。

 政党の選挙公約は政党にお任せしたいと思っています。

(問)2つ質問があります。1つ目、先日沖縄のほうに訪問されて玉城知事とかとご会談されたというのは報道されているとおりですけれども、沖縄に福島から避難している人、あるいは宮城、岩手とか、東日本大震災で避難している方もたくさんいらっしゃいます。九州とか四国、中国地方よりも、人口比率にしたら極めて沖縄の避難者というのが多いんですけれども、この方々と今回の訪問に関して意見交換されなかったというのは、何か事情があるのでしょうか。

(答)特に他意はございません。今回は就任の挨拶を兼ねて初訪問ということで県庁、県議会、さらには市町村の代表、そして経済団体の代表という方と意見交換をする機会がありました。

 お話の点は、福島の内堀知事さんと初面談したときにも、沖縄のほうには被災地からの避難者を、当時仲井眞県知事の頃だったのではないかと思いますけれども、受け入れる話を、私はたまたまそのときは落選中の身であったのでありますが、それでも県の幹部との交流はありましたので、その辺の話もしたり、あるいは、福島のお米は沖縄でよく食べられていますよ等々のお話を知事さんとしたりしました。

 ご質問の点については、特に他意はなくて、時間の制約がある中でのこういう話し合いができなかったということであります。私の周辺には福島、東北地方から避難してきた方々との交流をしている話も耳には届いております。

(問)今回の訪問で、何か頭によぎったところというはあるのですか。もちろん知事への表敬とか地元の経済団体と意見交換をするというのが大きな目的だったのでしょうけれども、福島の方々とか、あるいは東日本大震災の避難者のことについては頭によぎらなかった。

(答)基本的には、沖縄と震災の東北地方との相性はいいなというのは基本ベースとしてありまして、今回は特に時間が取れなかったということもあってということです。

(問)もう1つ別の質問なんですけれど、これは全閣僚にお伺いしているんですけれども、近く靖國神社で秋の例大祭が始まります。大臣もかつて、「みんなで靖國神社を参拝する国会議員の会」で例大祭のほうに参拝されたことがあると思いますが、今回の例大祭に参拝する予定があるか、あるいは行かないにしても真榊とかを奉納する予定はありますか。

(答)私の叔父も祀られておりますし、今回の例大祭で行く予定があるかという質問に対しては、行く予定はありません。ただ、思いとして、尊崇の念を抱いているという気持ちはあります。

 ありがとうございました。

    
(以  上)

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