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平沢復興大臣記者会見録[令和3年8月3日]

(令和3年8月3日(火)10:49~10:57 於)復興庁621会議室)

 

1.発言要旨

 お疲れさまです。冒頭、私から一つだけ申し上げさせていただきます。

 第23回の原子力災害からの福島復興再生協議会を8月5日木曜日に開催させていただくことにしております。当日は、福島県の内堀知事をはじめとする地元の関係者と今後の福島の復興施策について意見交換を行わせていただく予定でございます。

 なお、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえまして、福島県とも相談しましてテレビ会議により開催することとしております。

 冒頭、私からは以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)今ほど発表がありました木曜日の法定協議会、原子力災害からの福島復興再生協議会についてお尋ねしますが、オンラインでの開催というのは初めてのことだと思うんですけど、政府側からは、毎回のとおり平沢大臣をはじめ経産大臣と環境大臣を含めて参加される予定なのでしょうか。あともう1点、福島県側からも、ほぼいつもどおりのメンバーが参加される見通しなのでしょうか。お願いいたします。

(答)出席者についてはいつものとおりのメンバーでございますけど、今回から新たに農林水産大臣が、いろいろと農林関係の業務が多いということで新たに加わっているということが今までと違うところでございます。あとは全く、ほかのメンバーもそれぞれ、どこからかは別としまして、みんなテレビ会議に参加するということになっております。

 これは2回目なんだそうです、オンラインでやるのは。

(問)あと、福島県としては、昨日の会議で重点的に要望する事項をまとめまして、やはりALPS処理水の対策について、政府のほうに改めて万全な対策を求めるということと、帰還困難区域の復興再生拠点区域内の対応について求めることが重点となっております。かねてから強い要望を受けている事項でございますが、こちらについてどのように対応されるお考えかお聞かせください。

(答)今お話しのような問題がいろいろとご質問も出ると思いますので、こちら側は私のほかに今申し上げた農林水産大臣、経済産業大臣、環境大臣、それから官房副長官ということでおりますので、きちんと答えるだろうと思います。

(問)オリンピックですけれども、前半の日程を折り返しまして、今週でオリンピック閉幕ということですが、「復興五輪」の発信について、海外客をはじめ無観客という形の中にはなりますけれども、これまで、いろいろな発信の形が十分に行き届いているか、難しい点、当初思い描いていた部分と違う点など、どのように受け止められているかと、残り数日ですけれども今後、どのように発信されていきたいか、改めてお願いします。

(答)今回のオリンピックは「復興五輪」ですけれども、「復興五輪」の色がちょっと薄いんじゃないかというご意見もございましたけれども、何回も申し上げましたとおり、「復興五輪」というのが今回のオリンピックの基本的な理念であることは変わりないわけで、その理念に基づいてこのオリンピックが行われて、それで、このオリンピックが世界中にいろんな形で伝わっているわけでございまして、その過程の中でこれが「復興五輪」だよと、そして福島、宮城、こういったところがちゃんと開催地にもなり、そして今、復興から立ち上がっているということはメッセージとして伝わっているんじゃないかなと思います。

 一番大事なことは、今回のオリンピックを東北の方々、特に被災地の方々がどういうふうに受け止めたのかということでございますけど、私の聞いている限りでは多くの方は大変に勇気づけられた、元気づけられたということで、大変に喜んでおられるということで聞いております。もちろんいろんなご意見があることは承知しておりますので、ともかくこれからもこのオリンピックを、もうすぐオリンピックのほうは終わるわけですけれども、終わったとしてもそれで終わりではなくて、このオリンピックのレガシーといいますか、良かった点、非常に参考になる点をしっかりと受け止めて、それを今後の福島を中心とした東北のこれからの再興にしっかりと生かしていかなければいけないということで考えております。

(問)同じくオリンピック関係でお伺いしたいと思います。先週、大臣は視察の際に記者団から質問があった際に、選手村での被災地の食材の情報発信ですとかPRというのがちょっと弱い、課題だというような質問を受けた際に、大臣のほうで何ができるか検討したいというようなお答えがありましたけど、その後の検討の状況ですとか、組織委員会のほうに申し入れをしたりですとか、そういったことがあったかというのをお伺いできればと思います。

(答)今の食材、例えば産地をしっかりと明示するとか、これを食堂を利用している方々、おいでくださった方々にしっかりとお伝えして、それで世界にお帰りになられたときに、それぞれのところでいわばこのことをしっかりと発信していただくということが極めて重要なわけでございまして、そういう中で今、食堂において食材の産地表示が必ずしも十分でないということからどうしたらいいかと、要するに、もうちょっとしっかりと表示すべきではないかと、どういう方法があるかということも含めまして、今、関係機関と調整しているところでございまして、またこれはいずれご報告させていただくことがあるだろうと思いますけど、今日のところは勘弁していただきたいと思います。

   (以  上)

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