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平沢復興大臣記者会見録[令和3年7月2日]

(令和3年7月2日(金)10:49~11:00 於)復興庁記者会見室)
 

1.発言要旨

 おはようございます。

 冒頭、1つだけ申し上げさせていただきます。

 7月4日、明後日ですけれども、福島県のほうに訪問させていただくことにしております。相馬市に行きまして、相馬市で行われています日本青年会議所の福島ブロック大会に出席させていただきまして、出席者の皆さん方と対談とパネルディスカッションを行わせていただく予定でございます。東日本大震災から10年という節目ですので、これまでの復興の歩みと福島のこれからについて、しっかり議論していきたいということで考えております。

 冒頭、私からは以上でございます。

 

2.質疑応答

(問)おはようございます。よろしくお願いいたします。

 われわれの手元には発表が来ているんですけれども、今月7月9日に移住促進の実行会議がありまして、大臣もご出席をされるということですが、ふくしま12市町村移住支援センター、開所式自体は大臣が行かれる9日ですが、センターそのものは、一応昨日1日から業務を開始しておりまして、センター長もお着きになられた本格的な移住促進の取り組みが昨日から始まったかと思います。復興庁の加速化交付金の配分も始まっているということで、今回その移住促進の取り組みがこの7月から本格的に始まるに当たりまして、復興庁として改めてどのようなご決意で、福島12市町村移住・定住の促進に取り組まれるお考えか、お聞かせください。

(答)今いろいろ福島の市町各地が抱えている問題、これは全国的な問題ですけれども、人口減ということでございまして、とりわけ福島の12市町村、大変に人口減で苦しんでおられるわけでございます。

 したがいまして、いろんな形で支援し、バックアップしてやることによって、何とか人口を定着させていくことも大事ですし、増やしていくことが大事ですので、そういった目的に向かって、しっかり地元、そして県が取り組んでいけるよう、我々は側面からバックアップしたいと、こういうことでございまして、私もそのセンターの開所式には行かせていただく予定でございます。

 人口減に、ひどいところはまだ全然ゼロのところもあるわけでございまして、福島の問題の解決の一つは何といっても、人口をしっかり元に戻すというか、できれば増やす、そのための試みで。そういった意味では、いろんなことを考えていかなければならないだろうと思いますけれども、いずれにしましても、そのために例えば、今度は奨励金といいますか、移住してくださる方に、そういった予算も一部支援金ですか、移住支援金とか、あるいは起業する方に起業支援金、こういったものも出るようになりましたけれども、これはあくまでもいろんな取り組みの中の一つでございまして、あくまでもワン・オブ・ゼムで、その他にもいろんな試みをこれから考えて、そして何とか人口が増えるように、しっかり私たちは応援していきたいということで考えております。

(問)よろしくお願いします。

 ALPS処理水の関連でお伺いしたいんですけれども、先日経産省のほうのワーキンググループの会合が、フルネットながら福島での開催がありまして、その場で江島経産副大臣のほうからは、近く、中間の取りまとめをしたいというお話があったんですが、風評被害の対策の中間の取りまとめの作業に入りたいというご説明があったんですけれども、復興庁のタスクフォースのほうの取りまとめ、復興庁の風評被害対策のタスクフォースでも、今後の取り組みの中間取りまとめというのがあると思うんですけれども、そちらのほうの進捗という点はいかがかというのを教えていただけますか。

(答)ワーキンググループの29日に開催された話し合いには、復興庁からも横山副大臣が参加しまして、会場ではいろんな意見が出たということで聞いております。大変厳しいご意見もいただいたようでございまして、そういったご意見、一つ一つを私たちは重く受け止めて、しっかり対応していきたいということで考えております。

 そうしたご意見を踏まえて、もう何回かやりましたので、そういった中で、もちろんこれで終わりじゃありませんけれども、中間的にこの辺を取りまとめるということは当然なわけで、それはまた考えられるだろうと思います。ですけれども、それで終わりじゃなくて、それを踏まえてまたいろいろ各方面の皆さん方から、いろいろとご意見を伺って、それでしっかり対応を考えていきたいということで考えております。

(問)29日にありました東京電力の株式総会のほうで、小林喜光氏が正式に会長に就任することが決まりました。このことを受けて、大臣が期待するようなことがございましたら、お聞かせください。

(答)株主総会で決められたことなんですけれども、これは民間企業の人事の問題ですので、私のほうからコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。

 ただ、東京電力につきましては、いろいろな方とお会いしますと、特に信頼回復の努力が足らないんじゃないかというご意見をいろいろと聞いていますので、東京電力の皆さんには、是非頑張っていただきたいなと、信頼回復に是非全力で取り組んでもらいたいなと。東京電力を取り巻く環境というのは、私は大変に厳しいものがあると思います。この3.11の後も一生懸命努力はしてこられたんでしょうけれども、その努力というのは、少なくとも福島県の方、それで一般の社会の方々からは、必ずしも評価はされていないと思いますので、しっかり取り組んでもらいたいなというふうに思います。

(問)先ほど話が出ました処理水の放出に関しても、東電のほうには夏にも賠償の方針を発表されるというような話も出ています。そのことも踏まえて、改めて小林氏に期待することがもしございましたらお願いします。

(答)賠償の問題も含めて、東京電力には十分に責任をしっかり考えて取り組んでもらいたいなと思いますけれども、人事はそれはもう、全くこれは別問題ですけれども、東京電力としてしっかり取り組んでもらいたいと、その気持ちには全く変わりはありません。

(問)明日から山手線車内に、交通広告というのを掲示して、ポスターであるとか動画による掲出といいますけれども、これの狙いをちょっと教えていただければと思います

(答)もともと被災地の今の姿、それから魅力を、オリンピックを機に海外から大勢の方が来られますので、そういった方々にしっかり知ってもらおうと。それでそういった広告を通じて理解を深めてもらおうということでしたんですけれども、オリンピックで来られる方が極めて減少しているということです。

 しかし、そうはいっても、まだそれでも大勢の方が来られるわけですけれども、なかなか行動範囲が狭められていますので、十分ではありません。山手線で果たしてそういったことがしっかり伝わるのかということになると、少し疑問の点がなきにしもあらずですけれども。

しかし、こういったことを通じまして、最初から私たちは今度、これは復興オリンピックということで位置付けまして、そしてまずは被災地に長い間ずっといろいろと支援してくださった、それに対する感謝、御礼を申し上げる機会であると。それで、被災地の実態を、特に映像を通じて世界の方々に知ってもらうと。そしてもう一つは、世界の方々に東北に来てもらい、そして見てもらい、そして食べてもらって、そして東北の良さというのを分かってもらうと、被災地の良さを分かってもらうと。これが目的だったわけですけれども、それがいろんな形で制約されているということは残念ですけれども。

しかし、そういった中で、可能な範囲でやりたいということで、交通広告という形で、特に人出の多い山手線にあれして。このコロナの問題が終わったときに、外国の方に限らず、日本の方も東北にこんないいところがあるなということで行っていただければ、これはもう我々からすれば、所期の目的は十分達成できるんじゃないかなと思っています。

   (以  上)

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