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平沢復興大臣記者会見録[令和3年5月28日]

(令和3年5月28日(金)9:20~9:25 於)復興庁621会議室)

 

1.発言要旨

 おはようございます。

 冒頭、私のほうから1点だけお話しさせていただきます。

 シンガポールの輸入規制撤廃について、皆さん方ご案内のとおり、5月25日に日本・シンガポール首脳電話会談におきまして、リー首相より、両国による東日本大震災後の日本産食品に対する輸入規制の完全撤廃が表明されたところでございます。内容の詳細につきましては、本日、農林水産省から発表されると聞いておりますけれども、このたびのシンガポール政府の決定を心から歓迎したいと考えております。

 輸入規制を継続する国・地域は、これで残りは14となるわけでございます。今後ともこれらの国・地域に対しまして、科学的根拠に基づき規制を撤廃するよう、関係省庁と連携しつつ、粘り強く働きかけていきたいと考えております。

 私からは以上です。

 

2.質疑応答

(問)よろしくお願いいたします。

 来週月曜日31日なんですけれども、ALPS処理水の処分に向けたワーキンググループの初会合が、福島市といわき市で開かれることになりました。復興庁からも副大臣が参加する予定ということで伺っておりますが、今回は方針決定後、地元の意見を直接吸い上げる場になろうかと思うんですが、どういったところを留意して意見交換に臨んでいくお考えでしょうか。改めてお考えをお願いします。

(答)5月31日が第1回としてのこのワーキンググループの会合でございます。今お話がありましたように、福島といわきで同じ日ですけれども、まず福島でやって、その後、いわき市に移って会合を開くと。目的は、地域の方々にできるだけお会いして、いろいろと意見をお聞きし、そしてこちら側の対応を説明してご理解をいただくと、こういうことでございまして、最初、福島では商工会議所、いろんな方にお会いする予定でございます。いわきのほうに移動しましたら、今度は漁業関係者などにお会いして、メンバーが替わるわけでございますけれども、これで終わりではなくて、できるだけ近いうちに2回目、3回目という形で会合を開いて、できるだけ多くの方からご意見をお聞きし、そしてこちらもご説明し、そしてご理解をいただくように努めていきたいということで考えております。いずれにしましても、会合のときは、できる限り率直にご意見をお聞きしたいということで、開かせていただくわけでございまして、そういった会合を通じまして、私たちの対応をしっかりと詰めていきたいということで考えております。

(問)よろしくお願いいたします。

 小泉環境大臣のほうが、除染した土壌について、国会の中で利活用してもいいんじゃないかというような、個人的な考えということで……。

(答)何をですか。

(問)除染で出た土ですね。除染土の利活用が今問題になっているかと思うんですけれども、その除染で出た土について、国会の議事堂の中でも利活用したらいいんじゃないかというような考えを、記者会見の中で示していらっしゃるんですけれども、そのような考え方については、どのようにお考えでしょうか。

(答)申し訳ございません。私、小泉大臣がそういった話をしたというのを今初めてお聞きしました。いずれにしましても、国民の皆さんにご理解いただけるような形で私たちは対応していかなければならないので、それがどういう目的でおやりになられるのか、その辺をちょっとしっかり確認した上でお答えしたいと思います。

   (以  上)

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