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谷復興副大臣会見[平成25年6月13日]

 谷復興副大臣記者会見録(平成25年6月13日(木)18:00~18:35 於)記者会見室)

1.発言要旨
 復興副大臣の谷公一でございます。
 いろいろ報道されておりますような復興庁幹部職員がツイッターで不適切な発言をした件について、現時点での対応を御報告申し上げますとともに、深くおわびを申し上げたいと思います。
 誠に申し訳なく思っております。
 本件につきましては、現在事実関係などを確認しているところでございますが、本人もツイートした事実を認めており、その内容については、さらに調査は必要なものの、内容自体が特に復興を担当する幹部職員としてあるまじき不適切なものだと考えているところであります。したがって、本人を呼んで、今日の昼、今回のことについて猛省を促し、今後はこうしたことがないよう、私、谷のほうから厳しく叱責し、指導したところであります。
 また、こういう事態になり、福島の被災者支援の担当を引き続き任せることができないと判断し、本日本人をこの担当から外すこととしました。本件について、被災地を初めとする多くの関係者の方々に対し、深くおわびを申し上げるところであります。
 また、全職員に対し、復興庁の復興局を含む全職員に対し、改めて被災地に寄り添って、仕事に打ち込むよう注意喚起するよう、隣におります岡本統括官に指示したところであります。
 本件については、引き続き事実関係などの確認を行い、その結果などを踏まえて、適切に対処してまいりたいと考えております。
 改めて、多くの皆様方に被災地を初めとする方々に、こういうようなことを起こしてしまい、信頼を損ねたということについて、国民の皆様方に深くおわびを申し上げます。

2.質疑応答
(問)今回、この職員ですけれども、ツイッターには、かなり過激な書き込みというのが目立ちます。例えば、「左翼のクソども」とか、普通の大人が使うような言葉でない言葉で書き込みがありますけれども、本人はどうしてこういった書き込みをしたということを説明しているのでしょうか。
(答)それも含めて、ツイッターで書き込んだ内容そのものは既に認識していますので、どういう意味合いなのか、なぜそういう表現を使ったのか、そういうことも含めて、今、調査を進めているところです。

(問)先ほど副大臣は叱責されて指導されて、本日付で担当を解くというようなお話だったかと思うのですけれども、どういったことを国家公務員法的なものに違反するようなものなのかということと、あと担当を解くというのは、復興庁からどこかに持っていくということなのか、復興庁にいたままにおいて、何らかの任を解くということなのか、その辺をちょっと教えてください。
(答)今日厳しく本人を呼んで、岡本統括官同席のもとに、厳しく叱責しました。
 それは法的な処分とか、そういうことではございません。最終的にどうするか、どう対処するか、国家公務員法上の違反が仮にあるとすれば、あるのかどうかを含めて、今後しっかりと調査をして、精査をして決めたいと思っています。
 それで、仕事のほうでございますけれども、我々も被災地の方々の信頼なくして、復興の仕事は進めません。したがって、復興庁の我々の判断で、今日付で福島の被災者支援の仕事を外したということで、今後についてはまだこれからのことです。

(問)今の時点で、その方は参事官なのですか。
(答)もちろんそうですけれども。
(答/事務局)復興庁の定数であり、参事官という職位におります。

(問)復興庁の職員であり、参事官であるところは変わってなくて、被災地での支援というところだけをとりあえず外して、別に任務は何か与えられたものがあるのでしょうか。
(答)今、彼は福島の被災者支援のほかに、法制担当とか、そういう仕事も持っています。そう大きな役所ではないですから、いろいろなことを分担しているわけです。
 ですから、外したからといって、全く仕事がないとか、そういうことではございません。

(問)いわゆる人事上の辞令ではないということですか。いわゆる大臣が人事権を持っているわけですね。
(答/事務局)私どもの組織は、統括官制と参事官制をとっておりまして、参事官という職位、身分を与えた中の担当する仕事につきましては、その時々の大臣、あるいは副大臣の御判断で、融通無碍に担当を変えておりますので、辞令を出して職位を解いたということではなく、口頭においてその福島担当、特に子ども・被災者支援法の担当を外したということでございます。

(問)当該の職員さんなのですけれども、公開できる範囲で、お名前であるとか年齢であるとか、その辺の情報をいただけないでしょうか。
(答)正確に、岡本統括官のほうから。
(答/事務局)既に新聞報道で出ておるとおりでございます。水野靖久、45歳、私どもの復興庁に来る前は、総務省に勤務しておりました。新聞の報道とおりでございます。

(問)個々の発言内容は、今確認するとおっしゃっておりましたけれども、中でも処分に関連しまして、課題の先送り、懸案が一つ解決したと。正確には、白黒つけずに曖昧にしたとかという発言がログ上には残っているのですけれども、これはいわゆる当時課題になっていました子ども・被災者支援法の基本方針策定と絡めての発言なのか、その辺確認はされてないのでしょうか。
(答)それも含めて、先ほど発言の趣旨、意図、なぜそういう、過激な表現が多いですから、そういうことを確認している最中です。

(問)そういうツイートをしたこと自体は、本人は認めているのでしょうか。
(答)認めています。
 それで、認めているからこそ、とりあえずといいますか、取り急ぎしなければならないということで、今日昼、本人を呼んで、厳しく注意したということです。

(問)いわゆるニンジャライダーという名前で書いているということでよろしいのですか、一応確認ですけれども。
(答)結構です。

(問)市民団体とか、そうした書き込まれた側に対しては、復興庁として何らかのアクセスをするなり、対処というのはされているのでしょうか。
(答)どの範囲で、どういうふうに今後するのか、それらも含めて、検討していきたいと思います。

(問)子ども・被災者支援法の御担当だったということで、今後懸念されるのは、いまだ未策定の基本方針の策定ですとか、支援対象地域の指定ですとか、そういう難しい問題への影響を今後こういうことが起きて、どういう影響があるのかというところではあるのですけれども、その辺はどうお考えで、受け止めていらっしゃいますでしょうか。
(答)こういう事態になった、私ども福島だけではなくて、震災復興の加速に影響がないようにすべきは当然です。そういうふうに体制を整えて、頑張っていきたいと思っています。

(問)先ほど今後の処分問題について、国家公務員法との関係を考えるというふうにおっしゃいましたが、恐らくいわゆる信用失墜行為、国家公務員法99条によるところの官職の信用を傷つける。官職全体の不名誉な行為をしたということにこれが当たるかどうかということが問題になると思うのですが、先ほど副大臣の御発言ですと、信頼を損ねたということについて、お認めになっているということからすると、これはかなりここに該当する可能性があるというように見てよろしいのでしょうか。
(答)具体的に、国家公務員法のどの条項に引っかかるのかと、そういうことも含めて、しっかりと調査をした上で、判断しなければならないと思います。
 先ほど、私が信頼を損ねたというふうにお話ししましたけれども、そのことと国家公務員法99条、御指摘の信用失墜行為に当たるかどうかということは、また別の問題だと思います。職員の処分というのは、御承知のように法的に大変シビアなものがございます。しかし、これは厳正にしなければなりません。しっかりと事実関係を確認して、適切に処分というか、対処していきたいと思っています。

(問)事実関係の調査というのは、具体的には例えば先ほどの先送りに関しては、国会議員の方々への働きかけのようなものも、当日にあったのではないかという話もありますが、そういう要するに国会議員の方々含めて、何か事情を聞いたり、確認をしたりするということなのでしょうか。
(答/事務局)まずは、御提供いただいたツイッターの記録、そしてそれにまた残っているものについてのツイッターの記録だと思っております。それを精査の上で、その事実関係、またどういう意図でやったかということの確認が必要だと思います。その関連で、関係の方に事実確認しなければならないかどうか、それはまたそのツイッターの中身の精査を踏まえて、判断したいと思います。

(問)とはいっても、ツイッターの事実関係自体は、本人の方も、水野さんも認めていらっしゃるのと、それからツイッターのログ自体はインターネット上に残っているわけで、それは1日あれば確認ができるものだと思うのですけれども、それ以上に何か確認するものというのはあるのでしょうか。
(答/事務局)それがどのような背景、どのような文脈で行われ、どのような方をどういう形で傷つけたかと、そういうような確認が必要だと考えております。文章自身は、御指摘のとおり既にいただいておりますので、その文章自身を否定するとか、そういう意味ではございません。

(問)ですので、その背景確認が必要ということは、関係の方々に今すぐ話を聞くとかということは、今はまだされないのですか。
(答/事務局)というのは、あのツイッター、全部十分精査したわけではないですけれども、どの方をどのように指摘しているかというところが、やや曖昧なところもございますので、そこはもう少しお時間をいただきたいと思います。

(問)提供いただいたツイッターというのは、どういう形で提供を受けたものなのかというのと、あと、本人がアカウントを消去したことについて、どのように考えておられるのでしょうか。
(答/事務局)毎日新聞さんから取材を受けた際に資料提供いただいておることを指しておりますが、もう一つ、我々として、インターネットでしょうか、それで残っている部分の追跡というのでしょうか、そういうことをしなければならないと思っております。

(問)消去したことについて、どのように考えておられるのか。
(答/事務局)本人は、まず反省してのことだと思いますが、それでアカウントを廃止し、消去したのだと思っております。

(問)本人は、それについて何と言っているのですか。
(答/事務局)まだその点は聞いておりません。

(問)事実関係で、ちょっと確認させていただきたいのですけれども、復興庁が今回この職員がネット上でこういう暴言を吐いていたということを把握したのはいつかということ、事情聴取をしたのはいつか、その点をお伺いしたいのですけれども。
(答/事務局)把握したのは、毎日新聞さんから昨日指摘を受けた時点でございます。申し訳ございませんが、それまで私どもは把握しておりませんでした。本人の事情聴取は、昨日、直ちに私どもの人事担当職員をしてさせました。そして、副大臣からの厳しい注意は、今日の午後でございます。
(答)午後というか、昼ですね。
(答/事務局)昼ですね。
(答)うん、本会議の前だったから。

(問)今回のこの事案を被災地の人がどう受け取るかというのが大事だと思うのですけれども、こういう不適切な発言をした人間がいたという怒りと、そういったものとして受け止めるのか、それとも「やはりそうだったのか」というふうに受け止める場合もあると思います。それは、「やはりそうだったのか」と受け止めた場合に、やはり復興が被災者の方々のなかなか進まないという思いの中で、そういうものも出てくるかもしれません。その場合には、やはり信頼をもう一度構築し直さなければならないと思います。そういった意味で、やはり地元の自治体なり県なりに、やはりそれなりの説明をしなければならぬと思いますが、副大臣、いかがでしょうか。
(答)御指摘のように、こういう不適切な数々のツイッターによって、大変不快な思いだけではなくて、復興庁は本気になって――復興庁はというよりも、復興庁の幹部職員は、本気になって福島の再生なり、あるいは復興に取り組む姿勢があるのかなと、そういう疑いといいますか、懸念というか、それを生じさせるということを大変私も心配しています。ですから、事実関係をしっかり調査して、しかるべき対処をして、その後で、御指摘の点も含めて考えなければならないと思っています。

(問)やはりツイッター、いわゆるその人が書いたと言われるツイッターのところを見てみましたけれども、やはりそこで軽んじているのは、被災地の復興でもあり、国会議員であり、国会審議であり、復興大臣と。こういう姿勢を見ると、やはりこれは復興庁だけのことなのかということも出てくると思います。いわゆる復興に携わる各省庁の官僚の方々も、もしかしたらこういうふうな思いがあるのではないかというような懸念も出てくると思うのですけれども、それは復興庁だけではなくて、関係省庁とも共有していくのでしょうか。
(答)もちろん、総合的な取りまとめは我々復興庁ですけれども、事業の執行は、御指摘のように国土交通省があり、農林水産省があり、厚生労働省あり、いわば政府全体にあるわけでありますので、そういうことも含めて、復興庁だけがしっかり被災者の立場に立って、寄り添ってすれば済むというものではございませんので、それらも含めて、また考えなければならないと思っています。

(問)処分ではないというふうに副大臣はおっしゃいましたけれども、この担当を外したのは、基本的にこういうことに関して更迭処分というふうに考えてもよろしいのでしょうか、取り急ぎの。
(答/事務局)説明いたします。やはり、一般論というのでしょうか、一般的な形での処分、通常使われる言葉では処分ということに当たるのだと思いますが、国家公務員法上の処分となりますと、これは事実を認定して、どの条文に当たるかと。先ほど副大臣が説明しましたように、法律上の処分とするならば、もう少し厳格な手続と事実認定が必要でございますので、その処分という言葉を二つ使い分けていただくならば、一般論としての処分、職を外し、かつ、副大臣から厳しい指導をしたということをもって、それを処分と考えていただければと思いますが、繰り返しになりますが、法律、国家公務員法上の処分となりますと、これは事実認定手続が必要ですので、なお時間を要するということで御理解いただきたいと思います。

(問)今の発言を踏まえて、副大臣から、お話をいただきたいのですけれども。
(答)いや、基本的には同じことです。私の口頭の厳しい注意というのは、法的な意味で処分なのかと言われますと、そうではございません。処分は、やはり公務員というのは厳しく様々な規制がございますけれども、その裏腹に、身分は相当手厚く法令によって保障されています。ですから、その身分関係に関わる処分というのは、しっかりとした調査に基づいてやらなければなりませんので、それはその調査を終了後行うということになろうかと思います。

(問)取り急ぎのものとして処分という、法令上ではない処分という意味合い、それをお話しいただきたいのですけれども。
(答)それを、処分と言うか異動と言うか、仕事の担当としていかがなものかなということで、今日付で外したということです。

(問)異動なのか、処分なのかというのをはっきりしていただきたいと思うのですが。
(答)法的にいうと、異動は異動です。処分ではありません。冒頭、NHKの方がお尋ねになりましたように、現在も復興庁の参事官であるわけでありますので。
 しかし、今まで福島の被災者支援もしていた、それをこの時点で外すということは、社会的に見れば、世の中の常識から見れば、何らかのペナルティーというか、法的には処分ではないにしても、そういったものに近いかも分かりません。

(問)本人から反省の弁とか、そういった言葉はあったのでしょうか。
(答)ありました。「大変御迷惑をかけて申しわけないことをした」ということで、深々と頭を下げていました。

(問)それは、副大臣からの叱責のときということでよろしいですか。
(答)そうです。

(問)事実確認で、一つ確認なのですが、水野参事官は、情報開示請求に対する決裁をする立場にはあったでしょうか。
(答/事務局)ありました。

(問)そうすると、ツイートの中で、自分個人に対する開示請求が来たことを一度ツイートして、その後、削除しています。かなり重大な個人の、もちろんその個人の名前までは出していませんけれども、情報の漏洩に近いのではないかと思えるのですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。
(答)それも含めて、そういったことも含めて、事実関係を現在行っているということです。

(問)事実関係の確認は、どのぐらいのめどで考えていらっしゃいますか。
(答)できるだけ早期にやりたいと思っています。

(問)今回、国会議員に対するいろいろなツイートもあったのですけれども、特に支援法の関係で、先ほどの先送り等、あったと思うのですが、関係の議員から、何か復興庁に対して意見なり異議なりという、そういったことは何かありましたでしょうか。
(答/事務局)明日、子ども・被災者議連が急遽開かれ、そこに来て説明をするようにということを求められております。
(答)岡本統括官のほうで、今日、朝からおわびといいますか、御迷惑をかけましたということを、与野党問わず、彼がずっと回っていますので。
(答/事務局)私と手分けして。
(答)ええ。ですから、彼のほうの情報が一番正確です。

(問)参議院選挙がもうすぐあると、控えていると思うのですけれども、そういう政治への信頼という観点から、今回のことをどのように受け止められていらっしゃるのか。
(答)副大臣の立場で、職員も含めて、本当に一生懸命やっていると思います。私も昨年12月からですけれども、宮城のほうに月に8日ほど、主に……
(答/事務局)週に4……
(答)いやいや、月に8日か10日、行っていますけれども、現場の職員も含めて、本当に一生懸命やっている。休日もよく出ています。現場にも出かけている。そういう、それだけに、こういったことが出て、大変残念です。こういうことによって、復興を加速するということへの影響がないように、しっかり頑張っていきたいと思います。

(問)ちょっと確認なのですが、結局、正式な処分というのはいつまでに実施される御予定なのかということで、信頼回復を急ぐならば、これも当然できるだけ早期にというお話がありましたけれども、そのめどがありましたらお教えください。
(答)できる限り、早期にというあれ以外はございませんが、おっしゃられるように、だらだらと時間をかけるというのも、被災地の方々の思い、傷ついたことを考えるならば、やはりしっかりと、できる限り早くというのは、基本的にそういう思いです。

(問)先ほどの信頼を損ねかねないという意味で、今日のこういう記者会見を開いている説明の場で、失礼かもしれませんけれども、大臣が直接国民に説明なさらないというのは、どういう御判断なのでしょうか。
(答)こういう職員の不祥事については、普通政務は出ません。御存じでしょうけれども、官房長です。しかし、私は、それでは我々復興庁は、何よりも内閣の最重点事項の一つでもあるので、私が統括官とともに、統括官はいわば官房長ですから、ほかの省でいいますと、しっかりと皆さん方に説明するということが、国民に説明するということと同じでございますので、そのように判断して、させていただきました。

(問)先ほど水野さんが反省の弁があったということで、皆様に御迷惑をおかけしたというようなことがあったというふうにお話しされていましたけれども、聞き方によっては、組織に対するおわびというふうにも聞こえなくはないのですけれども、昨日、私がお話を少しお聞きしようとした感じでは、御本人が本当にどのような意味で反省しているのか、疑問と感じました。
 御本人が、どういった気持ちでいらっしゃるかを示すような方法として、例えば処分が過ぎた後に、どなたかが代理で被災地に伺って御挨拶をするというような形ではなくて、何らかそれが分かる、つまり直接的にいろいろな方を指名してお話をされているのは、何かそれを水野さんがどういうような反省を持っていらっしゃるか、分かるような方法を検討されるかどうか、ちょっとお聞かせいただきたいのですけれども。
(答)それも含めて、処分というか、どういうふうに対処するかというのは、まだ結論が出ているわけではありません。法的な処分というのは重たいものです。本人のこれからにも関わることです。ですから、しっかりとその調査、事実関係なども確認しなければなりません。そして、それが終えた後、言われるように、それも含めて、また検討させていただきます。

(問)改めてになるのですけれども、事情を聞いている中で、一言でも二言でも、何でやってしまったかという理由は当然出ていると思うのですけれども、そこをもう一度伺えますか。
(答/事務局)まだそこまで詳しく……

(問)聞いていないという……
(答/事務局)聞いている途中ですので、中途半端なお答えは、今日は差し控えさせてください。

(問)御紹介できるのは一つもないと。
(答/事務局)はい。

(問)今回のことを受けて、大臣以下、参事官を管理するような立場の方々に、処分だとか、その辺りの検討は今後されるのでしょうか。
(答)それも含めて、最終的に処分、処分と言葉がひとり歩きしていますけれども、処分も含めて、どう今回の事件に対処するかというのは、今検討しているわけです。
 ですから、結論が参事官の上司といえば統括官と政務三役しかいないわけですが、それの監督責任をどう見るべきか、どうとるべきかということも含めて検討させていただくことになります。

(問)今のちょっと関連なのですが、今回のことを受けて復興庁の職員に対して、ツイッターですとかネット上での書き込みなどを控えるようにとか自制するように、またそういった指示なんかを出されるお考えというのはありますか。
(答/事務局)ツイッター自身を禁止するかどうかというのはまた検討いたしますが、まずしなければならないのは、ツイッターしたという行為ではなくて、あの中で書かれた文言、これが非常に問題であったと思っておりますので、まずはその点を厳しく職員に注意を喚起したいと思います。ツイッターをするかどうか、これはまた別問題だと思います。

(問)結局、水野さんはどういうお話を今のところ最大限しているというと、どの辺まで言えますか。
(答/事務局)書き込みをしていることを認めている、そして、新聞に出ているような内容の書き込みをしたこと、これを認めている。それから反省の弁を述べたと。

(問)反省の弁というのは……
(答/事務局)先ほど副大臣が紹介した、申しわけなかったということでございます。

(問)申しわけなかったというのは、何に対してというのは。
(答/事務局)自らの行為に対してだと思っております。

(問)その、いわゆる「左翼のばかが」とかと書いた……
(答/事務局)文言の内容だと。

(問)文言の内容。
(答/事務局)と私は把握しております。

(問)先ほどの、関係者の白黒つけずに先送りするという関係で、そのためには関係者の同意が必要というようなことも書いてあったのですが、当然、調査中というお話であると思うのですが、この関係者というのは庁内のことだと思うのですけれども、この辺はまだ、全く手をつけていらっしゃらない。
(答/事務局)私の第一印象で、あれはちょっと、あそこの意味はとりかねています。どういう意図なのか、ちょっと分からないです、あそこは。

(問)統括官は御存じない。
(答/事務局)はい。ちょっと論理が一貫しないなと思っています、あの部分は。

(以    上)

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