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平沢復興大臣記者会見録[令和02年11月20日]

(令和2年11月20日(金)9:49~9:55 於)復興庁6階記者会見室)

 

1.発言要旨

  冒頭発言なし

 

2.質疑応答

(問)おはようございます。よろしくお願いいたします。

  先日、東京都の小池知事と会談されて、復興五輪に向けて、その機運醸成などについて、改めて協力体制を確認したかと思います。現場では知事から動画の公開など、都の取り組みも紹介されましたけれども、ああいったものを踏まえて、復興庁としてもどのようにオリンピックを復興五輪として盛り上げていく考えでいらっしゃいますか。

(答)復興庁だけでできることじゃなくて、いろんな関係省庁と連携して、この復興の機運を盛り上げて、復興五輪の機運を盛り上げていきたいということで考えておりまして、その中で、とりわけ東京都との連携というのは極めて大事になってきますので、小池知事とは定期的にお会いしていますけれども、いずれにしましても、その都度、小池知事には、ぜひよろしくお願いしますということを申し上げているわけでございまして、来年の春には子供たちのラグビーの試合が予定されているようですけれども、こういったことについても、東京都の応援ももらいたいと思います。

  いずれにしましても、被災地でこれも大きく機運が盛り上がってもらわなければならないですけれども、そのためには各関係機関が全面的に応援していくことが必要でございまして、その一つとして、復興庁はその前面に立って、関係省庁にいわば橋渡しとして、パイプ役としても働きかけをして、そして何としてでも復興五輪を成功に導いていきたいということで考えております。

(問)もう一点お伺いいたします。

  東京電力福島第一原発の処理水について、副大臣級のチーム会合が開かれて間もなく1か月になろうかと思いますが、改めて現在の風評被害対策を含めた検討状況についてお聞かせください。

(答)この問題は、まだこの後のスケジュール等は私のほうは直接聞いておりません。ただ、いずれにしましても、どんな結果、結論になろうと、大変な風評被害が出るだろうということで予想しています。風評被害対策はもう今関係部局でしっかりといろんな対応が考えられていますけれども、例えばそれぞれの国に対する、いわばいろんな働きかけ、外国に対する働きかけも考えられますし、国内でも国民の皆さんに対する、いろんな形の働きかけ、これはネットを使うのか、テレビを使うのか、新聞を使うのか、ラジオを使うのか、その他どういった媒体を使うのかも含めまして、今検討してもらっているところで、私のところにはまだ報告が上がってきていませんけれども、いずれにしましても、もう徹底した風評対策をやらないと、この問題を乗り切ることは難しいんじゃないかなと、私は感じております。

(問)冒頭ありました五輪の関係と、今の国外、海外に対する働きかけにも関連する質問なんですけれども。今回東京五輪がコロナ対策を受けて、かなり縮小しての開催が今検討されていると思うんですが、そういった形で諸外国に対して復興を発信するという、風評対策という意味も含めて、復興を発信するという機会が、かなり限定されるおそれもあるかと思うんですが、復興庁としてはその点、どのように受けとめて、どのように対策していく、対応していくお考えか、お伺いしたいんですが。

(答)全く、私たちが今頭を痛めているところでございまして、私たちは復興五輪を全世界に大きく訴えていきたいと、そして復興五輪で、いかに被災地が立ち直っているか、それでぜひ被災地にもおいでいただきたいと、被災地の衣食住、特に食を味わってもらいたいと、ぜひ被災地においでいただきたいということも含めて訴えていく予定ですけれども、コロナの問題がもちろんありますので、コロナの問題等を十分に加味しながら、そしてコロナのことを考えながら、私たちは訴えをやっていきたいということで、このやり方については、これからコロナがどういうふうに推移するかわかりませんので、コロナの動きを見ながら、私たちは慎重に考えて、そしてともかくコロナの問題はありますけれども、コロナとは別に復興五輪については、ぜひとも成功に導きたいと、そのための全面的なバックアップを私たちはしていきたいということで考えております。

 

(以  上)


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