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田中復興大臣記者会見録[令和02年04月28日]

(令和2年4月28日(火)10:31~10:40 於)復興庁6階621会議室)


1.発言要旨
 おはようございます。
  先月農林水産省から公表された、福島県農産物等の流通実態調査の結果に基づき、本日、復興庁、農林水産省、経済産業省の局長級の連名で事業者等への指導・助言通知を発出いたします。
  本通知は、福島県産の農林水産物等の販売不振の払拭に向けて、流通事業者や福島県内の生産者に対して一層の協力をお願いするものであります。
  詳細については、事務方にお尋ねいただければと思っております。
  本日は以上でございます。

2.質疑応答
(問)今ほどの、流通実態調査に基づく指導の要請の発出についてお伺いいたします。
  たしか、3者の局長級の連名でそういった通知を発出されるのは今年で3回目だと思うのですが、過去2回と今回との変更点や、いわゆる流通実態調査を始めて多分、3年目か4年目になるかと思うのですけれど、依然として福島県産品の販売価格が回復しない状況について、大臣としてどのように分析して対策を打っていくお考えでいらっしゃいますか。
(答)一番私どもが懸念というか気にしておるところは、小売業者の皆さんは、比較的福島県産品については意欲を持って対応していただけることがわかっているのですが、流通過程において、問屋等の卸の皆さんが少し思い込みが強くて、十分な、きちんとした正しい対応になっていないと、私どもは懸念を持っておるわけでございまして、きちんとした評判どおりの対応をしていただけるようにお願いしたいと思っております。
  私自身も、実際に大手のスーパーだとか小売りの現場にお伺いしたのですけれど、消費者の皆さんは、それほど風評についての意識や悪いイメージを持っていらっしゃらないような印象もあるのです。また、現場もそういう話なのですけれど、流通過程は決してそうじゃない。少し、これを流通させると売れ残るのではないかとか、値段が芳しくないのではないかとか、そういう懸念が卸の段階、流通の過程で起こるのです。
  こういうことを、私どもはちょっと気にしておるところがございます。
  以上でございます。
(問)今のに関連なのですが、現場ではなくて流通過程に問題があると分析ができてきているのであれば、そこの流通過程にどのような情報発信、もしくは働きかけを行っていく考えでいらっしゃいますか。
(答)関係省庁や自治体の関係はもちろんでございますけれど、私自身も各方面に今までお願いをしてきましたけれど、根気よく流通業者の関係、あるいは団体の皆さんに実態の説明を申し上げて、きちんと風評払拭に向けての御理解をいただけるようにすることだと思っております。
  やはり、努力するしかないだろうと、繰り返し行っていくことだと思っておるところでございます。
  特に今、新型コロナウイルス感染症の問題で、これだけ大きな事態になっておるわけでございまして、それとあわせて、福島県産の物がいろいろと課題としてさらに問題が大きくなるといけないという懸念があるわけでございまして、努力してまいりたいと思っております。 (問)今週からコロナ関連の補正予算の審議が始まりましたけれども、一方で、復興庁設置法案についての審議がこれからどのように行われる見込なのかというのを大臣としてお願いします。
(答)私ども、今国会に法案をお願いしておるわけでございまして、できれば、今国会の早い段階で討論をということにもなっておりましたし、委員会審議というものも早目、早目にというお願いをしておったわけでございますが、こういう事態でございますので国会のいろいろな流れがあると思いますし、とにかく今国会はきちんと審議して成立させないといけないものですから、国会のほうに重ねてお願いしてまいりたいと思っております。
(問)実際にいろいろな補正予算の組み替えであったりとか、実際に審議が始まるのが遅れてはいると思うのですけれども、審議開始が遅れることによっての今後の復興事業に対する影響などは実際にあるのでしょうか。
(答)今のところ、何もそういう問題はないと思っておりますけれど、常に動いていることでございますし、今年度も、もう新しい事業がスタートしているわけでございますから、いろいろときちんと確認したり、いろいろと状況の把握に努めていかなければいけないと思っております。今のところ、別に問題はないと思っております。
(問)もう1点なのですが、被災地では具体的に商店街であったり、皆さんコロナの自粛の影響でかなり店を閉めている方だったりも見受けられます。
  実際にこれから店を閉めたり、倒産となったときに、本当にこれがコロナの影響なのか、それとも震災の影響なのか、非常に住み分けがわかりづらいと思うのですが、大臣はその辺りはどういうふうに対応されていくお考えでいらっしゃるでしょうか。
(答)私どもも、被災地の生業(なりわい)といいますか、各事業についてはしっかりと支援してまいりましたし、対応してきたわけでございますけれど、今回のこのようなコロナの影響というのは全く予期していなかったわけでございまして、相当きめの細かい状況の把握、対応を必要とすることだと思っております。
  地域によっても違いが少しあるのかもしれませんが、いずれにしても、地元の状況については、もちろんきめ細かく対応、チェックしてまいりたいと思っておるところでございます。
(問)新型コロナの関連でなのですが、復興事業への影響についてです。
  インフラ整備についてなのですけれども、2020年度中の概ね終了というか、完成に向けて今、工事が進められていると思いますが、先日もちょっとお伺いしたのですけれども、復興道路も20年度の全線開通を見込んでいると思いますが、こちらの工事への影響、道路という点ではいかがでしょうか。
(答)今のところ、私どものほうも大手のゼネコン等、いろいろと少し影響があったとは聞いておりますけれども、全体的には最終的には問題はないと認識しておりますけれど、いずれにしても、コロナのことについては今後、どういうふうに動いていくのか予断を許さない状況にございますので、やはり十分チェックして、状況を把握してまいりたいと思っております。
  今のところ、懸念の点はないのではないかと思っております。
  ありがとうございました。
 

(以  上)

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