1.発言要旨
おはようございます。
まず1点目。本日、大阪府を訪問し、福島県等から避難しておられる方々とお会いする予定であります。
8日の岡山県の訪問に引き続き、避難されている方々から直接、現在の暮らし向きや避難元への帰還の意向などについて御意見を伺いたいと考えております。
2点目であります。明日15日には、岩手県陸前高田市と大船渡市を訪問いたします。
今回の訪問では、民泊体験、復興ツーリズムなどの交流人口拡大の事業を行っている事業者、あるいは、地域の素材を用い、さまざまな商品開発を行っている製造業者などとの意見交換や視察を行う予定であります。
以上でございます。
2.質疑応答
(問)発表事項の1点目の大阪の方々との意見交換についてお伺いいたします。
この間の岡山もそうですが、どうしてもやはり、福島から遠い関西、西になると、報道等が少ないせいもあるかと思うのですが、福島の情報が入りにくいということや、福島県の現状について伝わる機会が少ないといったところで、多分、前回と同じく福島とのつながりをもっと深めたいというような意見が出ると予想されます。
この間の岡山も踏まえてですけれども、今回、大阪の方々と意見交換をするにあたって、どのようなところを重点的に聞き取りしたいとお考えでいらっしゃいますか。
(答)発災から9年近くが経過して、被災されている方たちも、それぞれのご事情があると思いますけれど、遠隔地にいらっしゃればいらっしゃるほど、福島県と縁が切れていくような思いもお持ちの方がいらっしゃいます。
また、やはりそれとともに、知り合いの方、あるいは行政機関とも連絡が取りづらい、また、いろいろなサポートの皆さんもどちらにいらっしゃるかよくわからないというようなお話も出ておりまして、福島県ともよく相談をしながら、できる限りのケアができるように、対応ができるように努力していきたい思いでございます。
どうもありがとうございました。
(以 上)
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