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渡辺復興大臣記者会見録[令和元年06月21日]

渡辺復興大臣閣議後記者会見録(令和元年6月21日(金)10:20~10:25 於)復興庁会見室)

1.発言要旨
 本年度の「結の場」の開催についてご報告いたします。
 「結の場」は大手企業の経営資源を活用し、被災地企業の新商品開発や販路開拓などの、経営課題の解決を図るマッチング事業です。本年度の「結の場」は、岩手県盛岡市、宮城県石巻市、福島県いわき市で開催することが決定いたしました。
 岩手県盛岡市開催の「結の場」では、岩手県の沿岸地域の被災地企業を広域に対象として、11月20日に開催いたします。
 宮城県石巻市開催の「結の場」では、石巻市所在企業に加え、周辺地域の被災地企業を広域に対象として、10月23日に開催いたします。
 福島県いわき市開催の「結の場」では、いわき市所在の被災地企業に加え、原子力被災市町村から避難している被災地企業を対象として、11月11日に開催する予定です。
 復興庁としては、このような事業を通じて、被災地のなりわいの再生に取り組んでいきます。
 

2.質疑応答
(問)「結の場」なのですが、これまでも何年度か続けて行われてきまして、復興庁が進めている事業者再建において一つの柱の政策だと思いますが、復興・創生期間が残り2年を切る中で、「結の場」に関しても、そろそろ最終的な成果が求められる時期かと思います。残り2年となっている中で、どのようなところに重点的に力を入れて今年度は取り組まれる考えでいらっしゃいますか。
(答)基本的に「結の場」というのは、マッチング事業を目指しています。まず必要なことは、新商品の開発、そして販路開拓です。こういった様々な経営課題に、自社の経営資源のみでは、なかなか解決することができない被災地企業も多いので、「結の場」という、豊富な経営資源を有する大手企業とのマッチングの場を提供し、被災地企業の経営課題を積極的に解決していくことを目的としております。
(問)新潟と山形で震度6強を一部観測する地震がございまして、人的被害も出ておりますが、今回の災害に当たって、復興庁として対応したことがございましたら、お教えいただきたいと思います。
(答)現在、山形県沖を震源とする地震については、最大震度6強ということで、これまで33名の方が負傷され、住居損壊などの被害もあったと聞いております。被害に遭われた全ての方々にお見舞いをまず申し上げます。
 発生直後から関係省庁においては、人命第一という方針で、災害応急対策が行われているところでありまして、復興庁としましても、注意深く見守って参ります。復興庁としては、特別の対応というものはございませんが、情報はしっかりと掌握をしてきております。

(以  上)

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