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吉野復興大臣記者会見録[平成30年8月7日]

吉野復興大臣閣議後記者会見録(平成30年8月7日(火)10:45~10:51 於)復興庁会見室)

1.発言要旨
 1点目は、9日に福島市、浪江町、南相馬市を訪問する予定です。福島市では、第17回原子力災害からの福島復興再生協議会に出席します。また、これは9日ですから、台風13号の天候次第ではございますが、浪江町では、福島水素プロジェクトの起工式に出席します。南相馬市では、福島ロボットテストフィールドで行われる、ドローンの飛行試験を視察する予定です。あくまでも天候次第ということです。
 2点目、本日、復興庁クラウドファンディング支援事業の受付を開始しました。この事業は、東日本大震災からの復興に取り組む事業者、民間団体、市町村などの皆さんが、新商品開発やイベントの開催など、様々な企画を行うために必要な資金を、クラウドファンディングで集めることを支援するものです。

2.質疑応答
(問)終戦の日が近付いておりますが、靖国神社参拝の御予定があるかどうかお伺いしたいんですが。
(答)私は参拝する予定はございません。
(問)大臣、昨日、双葉町の双葉駅の起工式に出席されましたが、常磐線の全線開通が2020年3月までに行われるということで、双葉駅、あと、大野駅、そして、富岡の夜ノ森駅の周辺地区に関しては、先行して避難指示を解除する方針が示されています。
 残り1年半という期限でますが、そういった地域の避難指示解除に向けて、どのように取り組まれる考えでいらっしゃいますか。
(答)特定復興拠点も今、鋭意承認されて、それぞれの拠点、区域の除染が始まっています。5年という期間で整備をしていく予定です。常磐線が2020年3月までには全線開通する。そして、双葉の駅も新しく作られ、大野の駅も、夜ノ森の駅も整備をされていくわけであります。
 ですから、そこは先行して解除をしないと、常磐線、止まってくれませんので、先行して解除する予定でございます。
(問)その先行解除に向けて、復興庁としてどのように取り組まれる考えでしょうか。除染は始まりましたけど、生活インフラのある程度の復旧も果たさなければいけないと思うんですが。
(答)例えば、双葉町、いわゆる「住む拠点」と、「働く拠点」と、こういう二つの拠点を持っておりますので、そこは解除するわけですからね、環境省と共々、きちんと解除に向けて一生懸命、町で計画している復興計画の推進を、復興庁としてもバックアップしていきたいと、このように思っています。
(問)双葉駅の起工式の後の記者の囲みに対して、個人的意見だとした上で、大臣、オリンピックの聖火リレーでここを是非、コースに入れてほしいということをおっしゃいましたが、個人的な意見で構わないんですが、現時点でほかに例えば県内、あるいは岩手、宮城の被災地について、どういうところを五輪の聖火リレーに入れてほしい、というのがあれば、お願いします。
(答)森会長を始めとして、組織委員会の理事会もこの間、Jヴィレッジで開かれまして、各理事の意見も私は聞いてまいりました。
 復興五輪ということをきちんと頭の中に入れた組織委員会の皆様でございますし、総合プロデューサーの野村萬斎さんも、復興五輪というイメージでお話をしているやに聞いておりますので、復興五輪というものを前面に出したオリンピック・パラリンピックにしていきたいなと、こんな思いです。

(以    上)

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