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吉野復興大臣記者会見録[平成30年1月26日]

吉野復興大臣閣議後記者会見録(平成30年1月26日(金)9:40~9:45 於)官邸エントランス)

1.発言要旨
 おはようございます。明後日、福島県の双葉町を訪問いたします。
 復興産業拠点である中野地区の起工式に出席いたします。また、この中野地区は「働く拠点」として整備をされます。また、双葉駅を中心とした特定復興再生拠点、ここは「住む拠点」という形で整備をされる予定でございますので、この二つで双葉町の復興が着実に進んでいく、このように考えます。
2.質疑応答
(問)今「住む拠点」、「働く拠点」という話ございましたけれども、一方で各種アンケートでは、避難指示が解除されてもまだ戻る意向を示していない住民の方が結構多い、そういう状況が続いているわけですけれども、受け止めとそれに対してどういった御言葉をお持ちか。
(答)「住む拠点」、「働く拠点」では、双葉町の方々が戻ってくる、そして、新しく移住をしてくる方々というイメージで考えておりますので、そういう意味の帰還困難区域といえども人が住める状態をつくっていく、これが私たちの仕事である、このように考えています。
(問)元いた方でも戻ってくるのが難しいとおっしゃっている方がいる一方で、その移住を目指すに向けて、どういった取組なり訴えをされていく御予定ですか。
(答)「働く拠点」を整備しますので、そういう移住をしてきた方々が働けるような、そういう企業、産業、これを目指しています。
 それが福島イノベーション・コースト構想でありまして、新しい産業、例えば、ロボット産業とか、水素社会をつくるとか、そういう形で従来住んでいた方々以外の、特殊なやっぱり能力を持った方々が必要でございますので、そういう方々の受皿という形で新しい産業を興していきたい、これが福島イノベーション・コースト構想でございます。
(問)法テラスによる被災者支援が延長の見込みとなりましたが、大臣の所感をお願いいたします。
(答)二重ローン、法テラス、これはいずれも被災地の復興にとっては欠かすことができないものでございます。ただ、議員立法でございますので、国会の方できちんと議論をされるものというふうに思っております。
 復興庁としては、これらのバックアップをしていく、そして、これらがきちんと成立すれば、きちんとそれを遂行していく。これが復興庁の役割でございますので、本当に大事な、二つとも大事なものでございますので、きちんとバックアップをしていきたい、このように考えています。
(問)東京電力の方から、50億円の県に対する家賃賠償の感じで寄附という報道が一部出てますけど、そこに対する把握と、あと、改めて家賃賠償とか、生活支援に対する大臣のお考えというのをお伺いできればと思います。
(答)報道では承知しておりますけど、今きちんと決まったところでございませんので、今そこに向けて議論をしている最中でございます。そういうことで御理解願います。

(以    上)

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