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今村復興大臣記者会見録[平成28年10月14日]

今村復興大臣閣議後記者会見録(平成28年10月14日(金)10:00~10:07 於)復興庁記者会見室)

1.発言要旨
 おはようございます。
 早速ですが、16日、今度の日曜日ですね、熊本県熊本市、それから益城町を訪問いたします。熊本地震にかかる被災状況を視察し、復旧復興に向けた取組について、蒲島知事やNPO関係者等と意見交換を行う予定であります。
 以上です。
2.質疑応答
(問)熊本地震は今日で被災から、発生から半年が経過しましたが、現状についてどのように御認識でいらっしゃるのかと、今回その訪問の主な目的、お考えをちょっとお伺いしたいのですが。
(答)現状、かなりいろいろな意味で復旧が進んできているんじゃないかと思います。例えば仮設住宅等についても、もう9割以上完成しています。11月中には更に進むというふうに思っておりますし、避難しておられた方も、当初は最大18万4,000人近くいたのですが、今現在もう7市町村9か所に205人というふうに伺っております。そういう意味では、かなりそういったことで進んできているんじゃないかなというふうには思っています。
 ただ、いろいろな、それぞれ個々人には事情がございますので、そういった方についてもいろんな御相談等々、丁寧にやっていく必要もあるわけであって、そういう意味で私たち、この復興庁で今までやってきたことについて、何か参考になれば、いろいろ助言をしていきたいなというふうに思っているところであります。
(問)復興大臣の職務と別件でちょっと恐縮なんですけれども、靖国神社の秋の例大祭が近づいていますが、特にこの例大祭に合わせて参拝される御予定、お考えはありますでしょうか。
(答)今のところはまだ決めておりません。
(問)それは、行かれる可能性はあるということでしょうか。
(答)まあ、ちょっと分かりませんね。
(問)台風10号に関連してなんですけれども、以前に会見の中で、防潮堤などについて復興予算で対応するというようなお話があったかと思うのですが、具体的に予算や箇所がもし分かれば、決まっていればお教えいただきたいというのと。あと、今回の台風で、震災で被災して、もう一回台風で被災したというような事例が多くあるかと思いますけれども、具体的に何か支援策としてお考えになっているものがあれば、改めてお聞かせ下さい。
(答)先般も言いましたけれども、復興の途中で、工事の途中でまた損傷したようなところについては、復興予算でやってまいります。そして、その箇所については今、大体整理できているかと思いますが、もし必要でしたらまた詳しく調べて御報告したいと思います。
 それから、あとはソフト面で、いろいろな形でまた御支援をする、あるいは御相談を受けるというようなこともあるかと思いますので、その辺については今までやってきたいろいろな仕組みを活用しながら、できるだけ皆さん方のところに寄り添いながら対応していきたいというふうに思っています。
(問)宮城県で今、長沼ボート場をオリンピックのボート会場にということで、この間、知事がプレゼンしたばかりなのですが、宮城県として、そのボート会場設営に関してのお金は持つというようなことを知事は発言しているのですが、復興庁としまして、このボート場、オリンピック誘致に関して、宮城県への何らかの支援というのは、現状で何かお考えのことというのはあるのでしょうか。
(答)まだ、これは今後どうなるかというところがはっきりしませんので、私たちとしても今、具体的にどうこうというところまでは言えないというのが実際のところであります。
 しかし、もし、そういうことで方向が決まっていった段階で、復興庁として何らかの形で応援できるものがあれば考えますが、何せ、本来は皆さんから頂いたお金を復興のためにということが一番の原則でありますから、その辺がそういった、今言われたような追加なり何なりで協力できるかということは、今後具体的なことが決まってから少しずつ精査していきたいというふうに思います。
(問)大臣も復興五輪ということで、いろんなところへお声がけをしていたかと思うんですけれども、御自身としての心情としては、その宮城県でのボート、オリンピック競技場開催というのは、どうお感じなのでしょうか。
(答)これはもう以前も言いましたように、まあ、できればやってほしいなということは、もう、やはりありますね。
(問)すみません、ちょっと質問が前後して申しわけないんですけれども、先ほどの例大祭に合わせた靖国参拝の関係で、ちょっと改めてなんですけれども、例年その閣僚の参拝には中韓両国が反発していますが、それについては、ちなみにどのようにお考えでしょうか。
(答)これは以前、私が参拝したときにも答えたと思いますが、それぞれの国の考え方ありますから、それでいろいろ言われることは、それはそれでしようがないんじゃないかなというふうに思っています。

(以    上)

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