1.発言要旨
おはようございます。よろしくお願いいたします。まず今日は2件申し上げます。先ほど原子力災害対策本部が開催されまして出席いたしました。私からは、避難指示が解除される葛尾村、川内村、南相馬市の住民の方が、一人でも多くふるさとでの生活を再開できるよう最大限の支援を行うこと、風評・風化対策について東日本大震災5周年復興フォーラムなどで、引き続き国内外への情報発信に取り組むとともに、28日に公表いたしましたロードマップを踏まえて、福島12市町村の将来像の実現に向け各省庁に協力をお願いする旨申し上げてまいりました。
二つ目でございます。G7伊勢志摩サミットにおける震災復興広報について申し上げます。配付資料があろうかと思います。先週のG7伊勢志摩サミットにおきまして、多くの代表団、プレスの方々が集まる機会を生かし、震災復興の現状についての広報及び風評被害払拭に向けた取組を行いました。
被災3県の特産品が首脳向けに贈呈されました。また、会合のコーヒーブレーク及びカクテルの機会にも、被災3県の飲料品が提供されました。外国プレス向けには、国際メディアセンター等において福島県による福島県産日本酒プレゼンテーションの実施、被災3県のお菓子や飲料等加工製品の提供により、被災地の食の安全をアピールいたしました。また、国際メディアセンターの政府広報スペースにおいて、G7をはじめ各国からの支援へのお礼とともに、復興の状況や食の安全の取組、東北の観光地としての魅力について情報発信を行うための展示を行いました。来月の東北復興月間を初め国内外に向けた情報発信に、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。私からは以上でございます。
2.質疑応答
(問)原子力災害対策本部のことをおっしゃったんですけれども、明日から東北復興月間に入るということですけれども、フォーラムですとかいろいろと企画しているところはあると思うんですが、復興庁としてどういうふうに取り組んでいかれますか。
(答)先般公表させていただいていると思いますけれども、被災3県でもそれぞれいろいろな形でフォーラム等をやっていただきますし、また、復興庁として東京におきまして、御案内だと思いますが、「東日本大震災5周年復興フォーラム~新たなステージ復興・再生へ~」というフォーラム、そしてまた、「交流ミーティングin東京」ということで6月11日から開催をさせていただくところでございますが、先般の復興推進委員会でも3県の知事から力強く、是非この東北復興月間において正しい情報等をアピールしていきたいと、あるいはまた、観光振興についても取り組んでいきたいという話もございました。特に5周年を迎えた復興月間でございますので、大変大事な月かと思います。先ほど申し上げたいろいろな行事をはじめとして多くのことを、国内外に発信して、風化・風評払拭に向けて取り組んでいきたいと思っておりまして、私自身もこの1か月、そういう思いで過ごしたいというふうに思います。
(問)関連しまして、大臣御自身もフォーラムですとかそういうイベントには参加されますか。
(答)極力出させていただく予定でおります。
(以 上)
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