1.発言要旨
私からは一点でございます。
昨日でございますが、福島市を訪問いたしまして、福島復興再生総局幹部会合に出席をいたしました。その後、いわき市を訪問いたしまして、いわき市役所で清水いわき市長と意見交換を行いました。
福島復興再生総局幹部会合では、29年3月までの帰還困難区域を除く、避難指示区域の解除に向けた、除染の実施や生活関連サービスの確保、イノベーションコースト構想の推進、中間貯蔵施設の整備や指定廃棄物の最終処分場の確保等について報告がございました。いわき市では、企業立地補助金や避難者の長期受け入れに係る支援等について御要望を頂きました。関係省庁と連携・協力して、できる限り対応したいとお答えさせていただきました。
また、明日5日でございますが、安倍総理が岩手県遠野市、陸前高田市、一関市を訪問される際、私も同行する予定でおります。
私からは以上でございます。
2.質疑応答
(問)石巻市の大川小学校、また門脇小が津波で被害を受けたことですけれども、この校舎を震災遺構として保存するか解体するか、市民の意見が大きく分かれていますけれども、最終的にはきちんと市長が判断するということになると思うんですけれども、この状況について大臣はどのように思われますか。
(答)今おっしゃったとおり、ご地元の意向というものを尊重するということではないかというふうに思います。
(問)一般的に言って、震災遺構の必要性について、大臣はどのように考えていますか。
(答)やはり私は、そうした形で地元の方が相談をして残すというふうにお決めになられたものは残していく。それはやはり風化させない、教訓として残す大事な一つの事業ではないかというふうに思っております。
(問)昨日ですけれども、県と富岡町、楢葉町がエコテックの指定廃棄物の受入れを表明しましたが、大臣の受止めを。
(答)本当にいろいろと困難がある中で、県そしてまた2町がそういう結論をしていただいたことに、心から感謝をしたいというふうに思っております。
(問)復興庁として今後それをきちんと復興に対してどのように取り組むかということについて。
(答)これによって福島の復興・再生が進むであろうというふうに期待はいたしております。
(問)先日、達増岩手県知事が要望にいらっしゃったと思います。土地取得の問題ですとか、そのほか20項目余り他のものも御要望されていたと思うんですけれども、受け止められての御所感をいただけますでしょうか。
(答)4年8カ月本当に御苦労いただいているという感想を持たせていただきました。今おっしゃったような多くの要望をいただきましたけれども、私の方からしっかりと関係省庁とも連携しながら、できる限り対応させていただくというお返事をさせていただいたということでございます。
(以 上)
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