復興庁復興庁
  • 文字サイズ
メニュー
閉じる

竹下復興大臣記者会見録[平成27年1月13日]

竹下復興大臣記者会見録(平成27年1月13日(火)11:15~11:20 於) 復興庁)

1.発言要旨
本日、私から報告することは1件だけでございまして、1月15日木曜日、福島県新地町と相馬市を訪問いたしまして、災害公営住宅の復興を進めている現場を視察する予定でございます。このエリアは、地震津波の被害エリアでございますが、まだ私、行っておりませんので、訪問して視察をするとともに、さまざまな方々から意見を聞きたいと、このように考えております。私からは以上でございます。

2.質疑応答
(問)復興とは直接関係のない話になるんですが、佐賀県知事選挙について伺いたいと思うんですが、自民・公明両党が推薦した樋渡さんが、農協政治団体の佐賀県農政協議会などが支援する山口さんに破れました。保守分裂の選挙、と言われているんですが、政府与党が全面的に支援した樋渡さんが負けた敗因について、どのように見ているかということと、安倍内閣が進める農協改革などに、どのような影響が出るかということを、安倍内閣の一員の閣僚としてどのように受け止めていらっしゃるか、所見をお聞かせいただければと。
(答)佐賀は、私も1回応援に行かせていただきました。樋渡候補が敗れたことは残念であると、こう思っております。ただ、選挙戦の実際の詳しい内容、あるいは勝因・敗因ということについて、私自身それほど詳しい情報を持っておるわけではありませんので、こうこう、こうだったと断定することはできません。ただ、負けたという事実は、これはしっかりと受け止めて、たぶん党本部、あるいは佐賀県連で分析をしておると思いますが、そのことに基づいて、これからのことを考えていかなければならない。
その中で、農協団体が山口さんの方を応援した、ということも事実のようでございまして、そのことと直接、政府が進めようとしております農協改革というものとは、直接の関係はございませんが、一地方のこととはいえ、これも逃げずに受け止めて、その上でどうしていくか。安倍内閣としては、農協改革をやり遂げたいという思いを、総理をはじめ、強く持っておりますので、農業が成長産業、つまり、儲かって、悠々と後継者が出て来るという産業にしていくためにどうすればいいかという議論は、これからさらに煮詰めていかなければならないと、こう思っております。
(問)先日の財務大臣折衝で、いわゆる帰還環境整備交付金について麻生さんとの間で了承したわけですけども、また、9日の閣議決定で決まった補正予算での復興関係の交付金が2つ、創設の見通しになりましたけども、その大きな動きを受けて、大臣のこれからの復興に向けた考えをお伺いできればと思います。
(答)はい。大臣折衝でも、麻生大臣とお話をしましたのは、福島の加速化をやらなければいけないと、これは両者の共通の認識でございまして、財務大臣も「やらなければならない」という認識をお示しいただきました。そういう中で、さまざまな法改正、それから交付金決定等々を通じて、福島の復興の加速化がよりスムーズに進むような、1つの環境はつくることができたと、こう思っております。これをテコに加速化していかなければならないと、こう考えております。

(以    上)

ページの先頭へ