1.発言要旨
私からは1件です。
27日(火)に、第7回南海トラフの巨大地震モデル検討会を実施します。
第7回会合では、南海トラフの巨大地震モデルとして想定する震源域・津波波源域の設定の考え方などについて、中間とりまとめを行う予定です。
会合終了後、座長である東京大学名誉教授 阿部先生から御説明をいただく予定です。
第7回会合では中間とりまとめということで、あくまでモデルを決めるということであり、その後、次のステップとして地震の強度、津波高等の検討に入っていきます。
南海トラフの日程については、前回お話したとおりで、地震の強度、津波高等が決まりますと、次は被害想定等の検討に入っていくということになります。
私からは、以上です。
ちなみに、27日(火)は、年末ですが、中央防災会議、南海トラフの巨大地震モデル検討会、被災者の孤立防止と心のケアに関する有識者会議の3つの会合があります。
2.質疑応答
(問)復興庁についてですが、支所の置き場所の検討状況について教えていただけますか。
(答)今、関係省庁、関係県と調整中です。
(問)南海トラフの件ですが、まもなく震源域、津波の波源域の設定の考え方等が示され、今後の被害想定や対処計画のおおもとになるかと思いますが、そういう意味で今回のモデルはどのような位置付けになるのでしょうか。
(答)三連動地震で予想される地震の強度、震源域、津波高が検討の結果として出てきます。それが出てくるのが来年の春頃です。その後、どれくらいの被害が出るか、どういう被害が出るのかといったことの検討が始まります。さらにその先には、スケジュールは示していませんが、何ができるか、何をしなければならないかという検討になります。これは本気で行うとたいへんなコストがかかると思いますし、一方でそれだけのコストをかけられるかという問題もあります。これは難しい課題だと思っています。とりあえずは、このような順番でやっていくということです。
(以 上)
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