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西銘復興大臣記者会見録[令和4年6月5日]

令和4年6月5日(日)14:10~14:13 於)岩泉ホールディングス(株)

1.発言要旨

 本日は岩手県洋野町、久慈市、田野畑村、岩泉町を訪問しました。

 洋野町では北三陸ファクトリーを訪問し、復興状況の説明をお伺いするとともに、町の特産であるウニの養殖の取組についてお話を伺いました。

 久慈市ではJC公園で震災伝承施設のモニュメント、ケルンを視察し、復興状況の説明をお伺いしました。

 田野畑村では机浜番屋群を視察し、復興状況の説明やエコツーリズムなどの取組についてお話を伺いました。

 岩泉町では小本津波防災センターを訪問し、防災拠点の機能やコミュニティ施設を拝見し、復興状況の説明を伺いました。また、こちらの岩泉ホールディングスを訪問し、ヨーグルト等の乳製品の製造や経営販売状況のお話を伺いました。

 今回の訪問におきましては、地震津波被害から総じて復興をハード面、ほぼ遂げられていることを実感いたしました。そして、ウニの養殖、また漁村文化を体験する観光、岩泉ヨーグルトの製造販売といった、それぞれの地域の特色を生かして産業や地域の活性化を図られていることを実感いたしました。

 復興庁としましては、引き続き創造的な復興支援に取り組んでまいります。

 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)今日、ハード面の復興を感じられたということですけれども、視察してみて、そのほかのところでいかがでしたでしょうか。

(答)そのほかの点で。市町村ごとに岩手県では、被害を受けた住まいや漁港施設等のインフラの整備復旧はほぼ終了し、今後の復興の課題は心のケアや震災の伝承といったソフト面の課題が残されていると承知をしております。また、水産業や観光等の地域のなりわいの再生が大変重要であると認識をしております。これまで揚がっていたサケの量が少なくなっているとか、魚種の変更とか、そういうお話も聞いております。

 本日訪問したところは、水産業や観光、乳製品の製造といった地域の産業を中心として活性化が図られており、頼もしく感じられたところであります。

 復興庁としましては、地方創生の支援も含めて関係省庁と連携し、地域の活性化と残された復興の課題、なりわい等についても引き続き取り組んでまいりたいと考えております。

(問)ソフト面の心のケアとか震災の伝承が課題ということで、復興庁としても、そこら辺について取り組んでいくということで。

(答)しっかり取り組んでまいりたいと思います。

    
(以  上)

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