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西銘復興大臣記者会見録[令和4年2月28日]

令和4年2月28日(月)15:45~15:53 於)経団連会館2階国際会議室

1.発言要旨

 今日は限られた時間ではありましたが、経団連の方々に復興への感謝と、改めて協力の依頼をしたところであります。

 私のほうからは、被災地における企業連携活動支援、いわゆる「結の場」への参加、あるいは風評払拭に向けた福島県産品の利用・販売、あるいは復興庁への人材派遣などについて、感謝の気持ちを表しました。

 また、会員の企業による被災地への立地や「福島国際研究教育機構」の取り組みなどについてもご報告し、意見交換といいますか、極めて地元の期待の大きい機構であるということ等をお話し申し上げました。

 この会合によりまして、被災地の産業振興、あるいは風評の払拭がさらに進んでいくものと期待しております。

 

2.質疑応答

(問)冒頭大臣がおっしゃっていたように、そういった福島への支援などを要請されて、実際に会長からはどういったお話や説明というのがありましたでしょうか。

(答)お話の中で、経団連としても、予定ではありますけれども、3月中旬ごろに視察を予定していると。例えばロボットテストフィールド等や、あるいは東京電力福島第一原子力発電所もできたら視察してみたいというお話もありました。

 風評払拭についても、さらにはこの11年がたつと、例えば生まれたお子さんでも、もう中学、高校生になってくるし、その後に生まれた子供たちも、現地で風化といいますか、伝承が忘れられていくというような懸念のことのお話もありました。

 企業が立地をするということは、なりわいの場にもつながっていくことであります。また、復興庁への人材派遣についても、こちらからは感謝を申し上げましたし、引き続きのご協力のお願いもいたしたところであります。

(問)冒頭の発言の2点目で、ALPS処理水に関連して風評対策を政府としても徹底しておりますが、経団連に関しても、福島県産の特に魚、魚介類の利用促進などを表されましたが、こちらについては十倉会長から何かご発言はあったのでしょうか。

(答)会員の企業の社員食堂等で利用していただいていること等の話もありましたし、東京電力福島第一原子力発電所も視察してみたいというお話等もありました。

 私のほうから、とにかくこちらも風評払拭に全力で取り組んでいくということをお話し申し上げました。非常に限られた時間ではありますけれども、この場が持てたこと、貴重な時間を頂いたと思っております。

(問)3点目でおっしゃっていた国際研究教育機構の関連なんですけれども、産業界や経済界の協力というのは不可欠だと思うのですが、その点について会長から何か言及はございましたか。

(答)一通り話が終わった後で、私のほうから、特に福島国際研究教育機構については、ご地元の期待がとにかく強いものを感じておりますと。経団連の皆さま方のご協力を、5つの分野がありますけれども、是非お願いしたいということを改めてお願いしたところであります。

 「世界に冠たる」という言葉を、総理の思い入れも強いことも含めて、強く言いました。

    
(以  上)


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