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西銘復興大臣記者会見録[令和4年1月29日]

令和4年1月29日(土)17:25~17:33 於)福島高度集成材製造センター

1.発言要旨

 今日は、4カ所視察させていただきました。飯舘村長泥地区におきましては、再生利用実証事業の現場を視察しましたし、浪江町において、柴栄水産、震災遺構浪江町立請戸小学校、そして福島高度集成材製造センターを訪問いたしました。

 一番最初の長泥地区での再生利用実証事業におきましては、栽培実験中の野菜の話や花卉類を視察しまして、実際お花も住民の方から頂きましたが、復興に向けて大変意議のある事業ではないかなと。それがうまくいって、横展開できたらいいなという思いで、再生利用実証事業を見させていただきました。

 次の請戸小学校におきましては、やはり津波で被災した校舎、教室などを見て回ったり、あるいは給食の機材など、あの現場を見ると、大変だなと。震災の記録と教訓を将来へ引き継いで、しっかり広く国民の皆さんに共有していかなければいけないなということの重要性をあらためて認識しました。

 また、柴栄水産と集成材の製造センター、水産の工場の立派な設備ができたなという思いでおりますが、まだ漁業が全面的に復活していないというお話もありました。また、先ほど見学した集成材製造センターは、240メーターの長さの設備で、これは日本最大規模になるという話も聞きましたし、我が国全体の林業の再生という意味でも、可能性を秘めたものじゃないかなという思いで見させていただきました。

 これらの事業が福島全体の復興・再生、ひいては東北の復興にもつながって、東北の復興なくして日本の再生なしということにもつながっていくのかなという思いで、4カ所を見させていただきました。

 私からは以上です。

 

2.質疑応答

(問)昨日の復興庁の会見でも、ご質問もあったかと認識しているんですけれども、今回の視察について、このコロナ禍の第6波の中で、今回の視察、本県の視察をされました。今回の視察はどのような目的があったのか、被災地訪問についての大臣の見解をお伺いします。

(答)まん延防止等重点措置が適用されて気になったのは確かでありますが、現場同士でやりとりしておりますので、現場サイドが難色を示したら中止になるであろうと私も思っておりましたが、現場に出向いて現場を見るということは、コロナ対策をしっかり徹底してやれば、緊急事態宣言になって県外をまたいてはいかんということになるとアウトですけれども、まん延防止のこのオミクロンの状況も見ながら、しっかり現場が受けていいということで、感染症対策を徹底してやれば、できるだけ現場に出向いて、寄り添って、声を聞いて、対応していきたいという思いで今回実行した次第であります。

 実際、現場を見て、この長泥地区の現場も、ある意味では、これがうまく横展開すると、もう中間貯蔵施設の許容量についても影響が出てくるであろうと。そういう意味では、やっぱり現場を見なければ、そういう感じ方もできませんので、感染症対策は徹底するという大前提の下で、できたら現場に、許されるなら出ていっていたいなという思いでおりますので、ご理解をいただきたいと思います。

(問)飯舘の長泥地区を見て、再生土壌の見学、視察されたと思うんですけれども、その再生土壌の安全性についての大臣のご認識というのは、視察の前後で何か変わりましたか。

(答)現場を見るまでは、そういう除去土壌を科学的な調査をした上で、積んだ上に普通のものを50センチぐらい積むということで。できた花とか野菜などの線量も調べていると、基準の100よりはずっと低いという話も聞いておりまして、安全で、科学的なもので、何か基準を超えたものがあったりすれば、それは横展開どころの話ではなくなりますので、あくまでも科学的なしっかりとした専門家の情報データに基づいて、環境省の実証実験でありますけれども、花が出荷できるとか、もうちょっとデータを積み重ねていって、安全性が確保されたら横展開にもなるのかなという思いで、現場を見て感じたところであります。

 もちろん安全性に何か懸念があったら、横展開どころの話じゃなくて、実証実験以上の展開はできなくなるという思いはありますが、現場を見た感じでは、何とかうまくいってほしいなという思いは感じました。

(問)今、環境省のほうが、再生土壌を全国、福島県外のところで公共事業とか盛り土とかに利用できないかというような、対話フォーラムみたいなのを各地で、いろいろ新型コロナで頻繁には開催していませんけれども、やっています。そういった全国への理解度というのが本当に広まるかどうか、ちょっといじわるな質問ですけれども、大臣の地元の沖縄で受け入れられるかどうかみたいな、そういう具体的なところまで考えると、本当にこれが実現可能かどうか、ちょっと疑わしいんですけれども、いかがでしょうか。

(答)そのご懸念は、一般の国民としては当然あると思います。例えば私の大臣室に鉢があって、数字が0.06とか、あるいは総理官邸の入り口の数字が0.06とか、世界の例えばソウルや世界の都市での数値と比較したり、私自身が専門家的な知識はないんですけれども、レクを受けている限りでの常識の範囲での安全性というのは、数字を見る限りはあるのかなと。

 ですから、環境省さんがやっているのは別にして、現場を見る限り、まずそのデータがしっかり出て、隣近所の横に広がっていってというぐらいのイメージは。これ実証実験の結果がちゃんと、あくまでも科学的なデータで安全性というのは大前提の前提ですけれども、花づくりなどは、例えば夏場に大きな花がわりと夏できないときなんか、トルコキキョウとか、先ほどの長泥地区の花生産農家が沖縄の花生産農家と連携してできるようなこともあったらいいなというイメージでは現場を見ておりました。一気にすぐに全国展開というよりも、周辺に実証実験の結果が出ていけばいいなという思いで現場を見させていただきました。

    
(以  上)


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