「空の日」(※1)の9月20日(月)、爽やかな秋晴れの下、福島ロボットテストフィールドにおいて、ふくしま次世代航空戦略推進協議会(Fukushima Next Generation Aviation Strategy Promotion Council、以下、「FAS」という。)の設立総会及びシンポジウムが開催されました。
設立総会及びシンポジウムには、赤羽国土交通大臣、江島経済産業副大臣、横山復興副大臣、内堀福島県知事、門馬南相馬市長のほか、福島県立テクノアカデミー浜の学生らが参加しました。
FASは、南相馬市や福島ロボットテストフィールドを拠点に研究開発に取り組む民間企業4社(※2)により設立されたもので、学生らの人材育成や実証環境の充実などを民間主導で進め、福島県を次世代航空分野の先進地に成長させることを目的としています。
シンポジウムでは、「福島から次世代航空を本気で考える」をテーマに、次世代航空産業の課題や展望について議論がなされました。次世代を担う学生も参加し、情熱ある現役世代とスクラムを組み、福島の復興再生を実現させる決意が共有されました。
また、FASのアドバイザーを務めるエアレースパイロットの室屋義秀さんによる基調講演も開催されました。室屋さんは、夢をかなえるためには心の「ワクワク」が大切と強調し、会場の学生らに、「とりあえずやってみっぺ」と呼びかけました。
復興庁は、空飛ぶ車やドローンなど、福島の空を活用した次世代航空産業の開発・実用化に向け、引き続き支援していきます。
※1 1940年(昭和15年)に制定された「航空日」が始まり。民間航空再開40周年にあたった1992年(平成4年)に「空の日」に改称。
※2 株式会社スペースエンターテインメントラボラトリー
イームズロボティクス株式会社
株式会社Sky Drive
株式会社テラ・ラボ
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