7月11日(日)、富岡町王塚地区(町役場北西側)に、町の成り立ちと複合災害がもたらした地域の変化を後世に伝える施設として「とみおかアーカイブ・ミュージアム(※)」がオープンし、開館式典が行われました。式典には内堀福島県知事らが出席し、復興庁からは横山復興副大臣が出席しました。
館内は、体験や情報発信を中心としたタウンギャラリー、地域の特徴や震災遺産と原発事故の経験・教訓を伝える常設・企画の二つの展示室、そして約5万点にのぼる収蔵資料のメンテナンス・整理保管を行う収蔵庫、と大きく三つのエリアに分かれています。
それぞれの土地で、ふるさとに心を寄せ続けてきた町民の生活・地域資料を保存し、突然奪われた「当たり前の日常」を展示することにより、町の歴史や人々の暮らしと併せて、自然災害や原発事故の経験を未来に継承する施設となっています。
町では年間約1万人の来館を目指して、かつて地元で営まれていた製塩体験や古文書解読などのワークショップも充実させる方針で、今後の展開が楽しみな施設となっています。
【とみおかアーカイブ・ミュージアム】
住所:福島県双葉郡富岡町大字本岡字王塚760番地の1
電話:0240-25-8644
開館時間等:9時から17時(入館は16時30分まで)、入館無料。
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、年末年始。
(※)「とみおかアーカイブ・ミュージアム」についてはこちら
https://www.facebook.com/TheHistoricalArchiveMuseumOfTomioka/
https://www.instagram.com/tomioka_archive_museum/
テープカット
式典の様子
施設・外観
1階・タウンギャラリー
常設展示室・被災パトカー
昭和の商店街模型
復興庁(法人番号:4000012010017)
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