11月27日、県道井手長塚線・長塚請戸浪江線(復興シンボル軸)工事の起工式が、双葉町内で行われました。
起工式には、国や福島県、双葉町の関係者が出席し、畠副知事の式辞、伊澤双葉町長の挨拶、来賓祝辞の後に関係者による起工セレモニーが行われました。
「復興シンボル軸」は、帰還困難区域における避難指示解除を見据えて広域インフラの充実・広域連携の推進を図るための道路整備事業です。この道路は、「双葉町特定復興再生拠点区域復興再生計画」において、常磐自動車道の双葉IC(仮称)から駅周辺市街地を通り、海岸部の県道広野小高線までを結ぶ復興拠点への東西のアクセス道路と位置付けられており、周辺で事業が進む居住市街地の整備、中野地区復興産業拠点及び福島県復興祈念公園などと一体となって避難指示区域内の復興の支援を目的としています。
復興シンボル軸(7,100m)のうち、今回、起工したバイパス部(2,900m)の完成は、平成34年度を予定しており、完成した暁には、双葉町の新たな生活の場の確保や、既成市街地の再生の推進、中野地区復興産業拠点の新たな産業・雇用の場の創出など、魅力ある町の再興が加速されると期待されます。
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