5月18~19日、いわき市で「第8回太平洋・島サミット(PALM8)」が開催されました。日本と18の太平洋島嶼国・地域の首脳らが参加し、市内は歓迎ムードに包まれました。
いわき市での開催は第7回に続く2度目で、復興支援に対する感謝とともに、前回からの3年間で進んだ復興の姿を伝えました。
両日、各国首脳らには、福島県産品をふんだんに使用した料理や、全国新酒鑑評会で金賞受賞数6年連続日本一に輝いた県産酒が振る舞われ、安全安心な福島の食の魅力をアピールしました。
東日本大震災の津波で被災したいわき海星高校では、震災犠牲者の慰霊行事が行われました。いわき市長による復興状況の説明の後、鎮魂の祈りを込め郷土芸能「じゃんがら念仏踊り」が生徒有志らによって披露されました。続いて、日本とサモア独立国の首脳夫妻が参加者を代表して献花を行い、全参加者が黙とうを捧げました。
また、首脳らはトマトのテーマパーク「ワンダーファーム」を訪問したほか、安倍総理夫妻主催の晩さん会後、フラガールとサモアの高校生らによる特別公演を鑑賞しました。
最終日の19日に首脳宣言が採択され、太平洋・島サミットは閉幕しました。福島県にとっては、復興への着実な歩み、県産品の安全性や魅力を世界に向けて発信する絶好の機会となりました。
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