1月15日、県道吉間田滝根線広瀬工区の起工式が、田村市滝根町で行われました。
国や福島県、地元等多くの関係者が出席し、鈴木副知事と津田東北地方整備局長の挨拶、吉野復興大臣の祝辞等の後、くわ入れが行われました。
吉間田滝根線は、県が「ふくしま復興再生道路」に位置づけており、浜通りと中通りを結ぶ、福島の復興には欠かすことができない道路です。いわき市川前町の県道小野富岡線との交差部から、あぶくま高原道路小野ICに接続する延長9.2kmのバイパスを新たに整備する事業で、国が起点から県道船引大越小野線までの6.6kmを、県が県道船引大越小野線からあぶくま高原道路までの2.6kmを整備します。
現在の道路は道幅が狭く、急勾配や急カーブが連続するなど課題がありますが、本路線が整備されることによって、安全な交通の確保だけでなく、住民の帰還促進、観光や物流の活性化が期待されます。特に川内村中心部から公立小野町地方綜合病院までの搬送時間は8分短縮される予定で、被災地の医療環境の向上も見込まれます。
完成は平成30年代前半の予定です。双葉地方の復興加速への期待が、ますます膨らみます。
また、起工式には、田村市 あぶくま太鼓・紅組の方々が力強い太鼓演奏を披露し花を添えました。
![]() 祝辞を述べる吉野復興大臣 |
![]() くわ入れ |
![]() 田村市 あぶくま太鼓・紅組の演奏 |
![]() 吉間田滝根線(広瀬工区)工区図 |
(以上)
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