11月15日、国道114号の山木屋工区(川俣町の小綱木~山木屋)改良工事の起工式が、川俣町内で行われました。
起工式には、国や福島県、川俣町の関係者等約60人が出席しました。大河原聡県土木部長の式辞、佐藤金正町長の挨拶の後、関係者によるくわ入れが行われました。
県が「ふくしま復興再生道路」に位置づけている国道114号は、川俣町と浪江町を結び福島市へとつながる幹線道路ですが、東日本大震災以来、帰還困難区域とされた浪江町津島地区を通るため通行禁止とされていました。9月20日から自由通行が認められるようになり、今後の交通量の増加が見込まれますが、川俣町小綱木地内から山木屋地内の約14km区間においては、道路幅が狭く、急カーブや急勾配が連続しています。このため県では、道幅を拡げ歩道を設置する工事や、特に急カーブの多い区間にはトンネルや橋を整備する工事等を実施することとしています。
山木屋工区は、平成34年までの最終完成を目指して集中的に順次整備が進められる予定であり、完成後は、交流や物流、医療・福祉分野などで更なる復興加速が期待されます。
![]() 挨拶をする佐藤金正川俣町長 |
![]() くわ入れ |
![]() 国道114号山木屋工区図 |
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