秋も一層深まった、沿岸宮古市の鍬ケ崎・光岸地地区において、復興の節目となるまちびらき記念式が開催されました。
宮古湾に面し、古くから漁業・水産加工業が盛んな港町として栄えた同地区は、東日本大震災の津波により大きな被害に遭いました。震災から約2年半後の2013年8月に着工した土地区画整理事業はこの度、宅地造成がおおむね完了を迎え、本年度中にすべての土地が引き渡される見通しとなりました。
まちびらき記念式のオープニングでは、宮古市立鍬ケ崎小学校児童による賛歌の合唱があり、山本市長からは同地区の重要性や関係者への感謝のことばが述べられました。式典が終了した後、会場テントの外ではさんまのすり身汁などの無料お振る舞いや餅まきがあり、宮古市のゆるキャラ、サーモンくんとみやこちゃんの巨大エアートランポリンや屋台も出店され、多くの市民やまちびらきを祝う人々で賑わいました。
今後はさらに公園などが整備され、1年後の秋には事業の完了を予定していて、新しいまちの姿も見え始めています。
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